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「卵の食べすぎは身体に悪い」という話、よく耳にしますよね。

理由として一番言われているのは、「コレステロールが上がる」と言う事。

また、子育てをしているお母さんは、「アレルギーの原因になる」なんて事を耳にする機会も、増えたのではないでしょうか。

ところが近年では、「卵の食べ過ぎは身体に悪い」はウソ!という話を耳にすることもあり、一体何が正しいのか・・・

特に子育てをしていると、子供のご飯をどうしたら良いのかわからなくなりますよね。

そこで卵の食べ過ぎが身体に良いのか悪いのか、調べてみました。

 


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「卵の食べ過ぎは身体に悪い」説の出どころは?

大昔、どっかの殿様が卵を独り占めするために言った?

いえいえ、そんな勝手な殿様がいたわけではありません。

 

昔、卵の影響を調べた人がいたのです。

それは、1913年、今から100年以上前のロシアでの事です。

その時は、ウサギに卵を食べさせる実験を行いました。

 

すると、卵を食べたウサギに動脈硬化や血中コレステロールの増加が確認されたのです。

結果、「卵の食べ過ぎは身体に悪い」という説が広がったのです。

 

でも、よーく考えてください。

ウサギと人では決定的な違いがあります。

それは、ウサギは「草食動物」という事。

本来、草しか食べないウサギに卵を食べさせたわけです。

これじゃあ、コレステロールが上がるのは当然ですよね。

 

結局、実験をしたロシアの機関が間違いを認める発表をしました。

しかし、その発表は広がらず、「卵の食べ過ぎは身体に悪い」と言われ続けたのです。

 

うーん、しかしなぜウサギを選んだんでしょうね?

ウサギにとっても大迷惑ですよね。

卵を食べ過ぎると身体に影響がある?

では、我々人間が卵を食べるとどんな影響があるのでしょう?

コレステロールの影響は?

卵はコレステロールの多い食材として有名ですよね。

鶏卵には1個で約210mgのコレステロールが含まれていて、確かに少ないとは言えません。

 

しかし、コレステロールは実は肝臓で作られます。

食事からの摂取量に合わせて、肝臓で作られる量が増減します。

 

そのため、健康な人であれば、卵の食べ過ぎがコレステロール値に影響することはほとんどないそうです。

ただし、コレステロール摂取量に制限がある人や、親が高コレステロール血症の人は、食べすぎに注意してくださいね。

卵アレルギーになる?

「特定の食べ物を多量に食べ続けるとアレルギーになりやすい」と言われていますよね。

それは卵に限らず言えることで、卵の食べ過ぎが続けばアレルギーになる可能性はもちろんゼロではありません。

 

でも、アレルギーは体質によるものが多く、アレルギーじゃない人が多少食べ過ぎただけですぐに発症するわけではありません。

健康な人であれば、卵の食べ過ぎがコレステロールやアレルギーに影響することはほとんどないのです。

ただし、卵のカロリーには要注意!

ここまで、卵の食べ過ぎについてはそんなに心配ないよ!といった流れできました。

ただし、卵って低カロリーな食品とは言えないので、カロリーが気になる人は食べすぎには注意したいですね。

卵は、一つで100キロカロリーあります。

ご飯一杯が250キロカロリーほどなので、なかなかのカロリーですよね。

卵かけご飯にすると、350キロカロリー。

 

カロリーのことを考えると、一日2〜3個までといったところでしょう。

なので、ダイエット中のママさんにはちょっと気をつけてほしいです。

 

また、血中コレステロールが高い人や、腎臓に疾患のある人は、食べ過ぎに注意が必要です。

その他、持病のある人は、必ず主治医の指示に従って摂取してくださいね。

こんな人は卵の食べ過ぎに注意!

  • コレステロール摂取量に制限がある人
  • 親が高コレステロール血症の人
  • 腎臓に疾患のある人
  • 持病のある人
  • 5歳児以下の子供

5歳以下の子供の食品アレルギーのうち、半数以上が卵アレルギーです。

ついで小麦、牛乳と続きます。

鶏卵、小麦、牛乳を食物アレルギーにおける「3大原因物質」と呼びます。

成長するにつれ卵が原因のアレルギーは徐々に割合が減っていきます。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。

子供に生卵 いつから与えて大丈夫?安心な年齢の目安は?

離乳食の全卵。卵の白身に栄養ってあるの? アレルギーは大丈夫?

 


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卵に含まれる栄養素

卵は、アレルギーやコレステロールによる影響の話が目立ち、栄養についてはあまり耳にしません。

が、ひよこに成長させるための栄養が含まれている、「完全栄養食品」なんです。

実は、食物繊維とビタミンC以外の全ての栄養素を含んでいるんですよ。

 

また、脳の活性化や老化防止、生活習慣病予防などにも効果的な成分も含まれています。

では、卵の栄養を順番に見ていきましょう。

ビタミンD

カルシウムとリンの吸収促進や、丈夫な骨を作ります。

卵1個で一日に必要な量の40%が含まれています。

ビタミンB12

ヘモグロビンの生成を助け、貧血の予防に効果的です。

ビタミンB2

健康な皮膚や粘膜の維持・生活習慣病の予防に効果的です。

ビタミンA

強力な抗酸化作用があり、身体の健康維持と眼精疲労に効果が期待できます。

ビタミンE

強力な抗酸化作用があり、身体の健康維持と眼精疲労に効果が期待できます。

葉酸

葉酸は水溶性ビタミンのひとつで、赤血球が作られるのを助けます。

また、胎児の正常な発育のために必要不可欠な栄養素です。

鉄分

健康な血液を作るために必要な栄養素です。

貧血予防・疲労回復・骨や歯を丈夫にするなどの効果が期待できます。

たんぱく質

たんぱく質は三大栄養素のひとつで、筋肉や臓器、体内の調整に必要な栄養素です。

卵のたんぱく質には体内で作られない必須アミノ酸が含まれています。

亜鉛

味覚を正常に保ちます。

また、健康な皮膚や粘膜の維持を助ける働きがあります。

リン

歯や骨を作るのを助けます。

また、エネルギーを作る際に必要な栄養素です。

【まとめ】

  • ​卵の食べ過ぎがコレステロール値やアレルギーに影響する根拠はない
  • カロリー面から、​1日2~3個までがおすすめ
  • 卵は豊富な栄養素を含む「完全栄養食品」
  • ​脳の活性化や老化防止、生活習慣病予防などにも効果的な成分が含まれている

【あとがき】

やはりどんな食材も食べすぎには注意が必要で、色々な食材をバランスよく摂ることが大切なのですよね。

実は私、コレステロールが低いと言われたことがあり、その時先生に「コレステロールが低い人は、高い人より早死にする」と言われ卵やマヨネーズなど、積極的に摂っていた時期がありました。

でも家庭を持つと、家族の健康のためには食べ過ぎてはいけないと思い込んでいたため、あまり食べないようにしていたんですよね。

でも、豊富な栄養素を考えると1日に1個は食べたい食材ですね。

これからは家族の健康と自分の健康のために、もう少し積極的に食卓に並べたいと思います。

 

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この記事を書いた人

MAM@zouMAM@zou

二児の子育て中ママです。 天気の良い日は出来るだけ子供と同じ目線で遊びたいと思い、普段は近所の公園で子供と走り回っています。
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