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卵が安い時にいっぱい買ったけど、賞味期限が過ぎてしまった。
なんて経験、誰にでもあると思います。
もったいないけどなんか怖いから捨てていた、というあなた。
ちょっと損をしていますよ。
卵の賞味期限について調べてみましたので
よければ読んでくださいね。
目次
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賞味期限を過ぎた卵は食べられない?
実は、卵の賞味期限は安心して”生食”できる期限を表示しています。
ですので、期限を過ぎた卵はしっかり加熱調理すれば
賞味期限をすぎても食べることはできます。
もちろん、賞味期限を過ぎているので、
なるべく早めに食べきることをおすすめします。
では、どのくらいまでなら期限を過ぎても大丈夫なのでしょうか?
ある事に気をつけて卵を長持ちさせよう!
冷蔵庫に保存してある卵は、期限から10日後位は大丈夫です。
そして、ある事に気をつけて保存をしていれば、
1ヵ月位たっていても加熱すれば食べられるそうです。
卵を保存するときに気をつけたい、ある事とは・・・
冷蔵庫で10℃以下で保存する
これで長期保存が可能になります。
常温保存(15℃)でも3週間くらい保存できますが、
サルモネラ菌などの繁殖を考えると冷蔵庫保存の方が安心できる。
やはり、冷蔵庫で保存する方が衛生面でも長期保存にも良いようです。
卵の尖っている方を下にして保存
これは丸まっている方に、呼吸している穴があるからだそうです。
特に気にしなくても、卵をパックのまま冷蔵庫に入れてしまえば大丈夫です。
パックの中の卵は、最初から尖っている方が下になるように入っています。
こうして長期保存ができるように工夫しても
いざ食べるときには実際にあなたの目で確認してください。
食べられるかの判断ポイントは、
- 黄身が崩れていないか
- 白身の色が変わっていないか
- 変な臭いがしないか
- 殻がヒビが入っていないか
を見ると良いようです。
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生卵とゆで卵、どっちが日持ちする?
ちなみに、期限が過ぎたらゆで卵にして
保存するっという方も多いのではないでしょうか?
実は、ゆで卵よりも生卵の方が日持ちするので逆効果なんです。
理由は、生卵に入っているリゾチームという酵素が
加熱されることによって壊れてしまうからです。
リゾチームは、抗菌作用があって外からの菌を防ぐのです。
この酵素が壊れることによって、菌が繁殖しやすくなり、
かえって日持ちしづらくなるそうです。
生卵を食べられるのは日本だけ
日本では当たり前のように生卵を食べる文化がありますが、
海外では生卵を食べる文化はありません。
特に子供には絶対に食べさせないそうです。
なぜかというと、海外の卵には、サルモネラ菌という
食中毒を引き起こす細菌が付いている可能性が高いからだそうです。
日本の卵が安全に生食できるのは、
新鮮な卵を食品衛生法の指導のもと殺菌してから出荷しているからです。
日本の衛生管理に感謝ですよね。
しかし、殺菌されているから絶対安全というわけではありません。
やはり、期限が過ぎてしまった場合や、殻が割れてしまった卵は、
安全を優先して十分加熱して食べるほうがいいですね。