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キムチ鍋って美味しいですね〜、たまにですが無性に食べたくなる時があります。
また、色々な野菜やお肉、海鮮、お豆腐など入れられるので栄養たっぷりで、体に嬉しい事ばかりですね。
しかし、授乳中のママさんは、キムチなどの匂いの強い食品は、少々注意しながら食べないといけません。
よく保健センターや助産院では「授乳中はあまり匂いの強い食品や辛いものは避けましょう。」と言われます。
が、実際はどうなのでしょうか?
今回は、授乳中に思いっきりキムチを食べてしまった私の体験談(汗)を交えて、お話していきたいと思います。
目次
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キムチ鍋!!授乳中に食べたらどうなる?
〜経験者は語る〜
さて、授乳中にキムチなどの辛いものを食べたらどうなるのでしょうか?
実際に私がやったことがあるので、そのことを書いてみましょう。
その時は、長男が生後まだ、3ヶ月くらいだったと思います。
食べるものを制限していると、とにかく、制限された物を無性に食べたくなるんですよね。
保健センターや産院からは、あまり刺激の強いものは食べないようにと当たり前の様に指導されて知ってはいたのですが、、、。
その日は寒かったので、久々にキムチ鍋にしようということになりました。
(鍋って、材料を刻むだけで楽チンなので、その頃は味を変えながら、毎日鍋料理を食べてました。)
料理本を見ながら、なになに?「キムチはドバッと入れましょう!」との文字。
これを見て、そうか!と思い、キムチを1瓶ドバッと入れてしまいました。
主人は「辛くて美味い!!冬なのに汗が出る!!」と喜んでいます。
私もつられて、「やっぱり美味しい!!キムチ!!」と久々に食べたのでとても美味しかったのです。
しかも、授乳中はお腹が物凄く空くので、もう勢いに任せてご飯をドンドン食べてしまいました。
そして、キムチ鍋も汗を拭き拭き主人と二人で、四人分はあったであろう鍋を一気に平らげてしまったのでありました。
〜魔の授乳時間〜
さて、そこからが問題で、、、(汗)
夫婦の食事中、ずーっと寝ていた愛しの長男くんが目が覚めて「ビービー」と泣き始めました。
ああ、そろそろ授乳の時間だということで、授乳をはじめるのですが、なかなか泣き止まないのです。
いつもなら、母乳を飲むとコックンコックンと寝始めるのですが、その日は飲むたびに泣くのです。
ビービー泣くので、オッパイをくわえさせると、また激しくビービー泣きます。
もう、その繰り返しで、気がつくと夜中の2時くらいになっていて、主人はさっさと寝室で寝ていました。
とうとう、長男くんも泣き疲れて、ビービーと泣く声が、か細くなっていったのを覚えています。
おかげで私は寝不足で意識がモウロウとしていて、次の日に郵便局で携帯電話を落としてしまいました。
そのあと、警察に携帯電話を引き取りに行ったりして、テンヤワンヤで大騒ぎでした。(おしまい汗)
なぜこんな事になるのでしょうか?
あの日は、本当にひどい目に会いました。
キムチ鍋のおかげで、、、。
一般的に授乳中はキムチなどの香辛料の強い物は、避ける様に言われています。
なぜ、こんな事になるのでしょうか?韓国の人はどうしているのでしょうか?
色々と調べてみましたら、興味深い資料が見つかりましたので引用させていただきます。
以下、一般社団法人桶谷式乳房管理法研鑽会より引用です。
■長い伝統の食文化が体質を作ります
しかし、お母さんがカレーを常食しているインドや唐辛子を多食する韓国の赤ちゃんでは、その母乳を嫌がって飲まないということはないようです。
これは、長い伝統の食文化の中でそれに応じた体質が作りだされたこと。
お母さんのお腹にいるときから羊水の中に微量の香辛料が含まれているので、赤ちゃん自身に抵抗力がついているためと言われています。
ですから、日本人が昔から普段食べていなかったカレー・キムチ・激辛料理を多く食べた母乳はどちらかというと日本の赤ちゃんには合わないためか、嫌がって飲まなくなることが多いように思います。
また、赤ちゃんがお腹を痛くしたり、肛門の周りがただれるなどの変化が見られることがあります。
胃腸の働きがまだ未熟な赤ちゃんには、この種の香辛料は刺激が強いこともあるのでしょう。
引用元: 社団法人桶谷式母乳管理法研鑽会
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日本人には合わない香辛料
つまり、長い間日本の和食に慣れ親しんだ日本人には、体がついていかなくて、うまく対応できないという事なんですね。
多分、親が外国の方だったりすると、変わってくるのかもしれませんが、、、。
どうしても食べたい時は?
さて、「それでもキムチ鍋が食べたい!」時もあると思います。
なので、あらかじめ良い状態の時に母乳を搾乳して冷凍保存しておくといいです。
キムチ鍋を食べたら、半日くらいは冷凍保存しておいた母乳で対応しましょう。
母乳を冷凍保存していない場合は、粉ミルクで対応するのもありかもしれませんね。
日本人向けの香辛料
何気に、社団法人桶谷式母乳管理法研鑽会のホームページを見ていましたら、日本人には日本人向けの香辛料があると書かれていました。
それが、シソ、生姜、ネギ、などの香辛料です。
なるほど〜、そしてカレー粉やコショウなどの香辛料は、暑い国の香辛料なんだそうです。(確かに〜)
なので、日本人が香辛料をとりたかったら、日本古来のシソ、生姜、ネギなどを使うと良いという事なんでしょうね。(納得です。)
参考サイト→社団法人桶谷式母乳管理法研鑽会
まとめ
- 妊娠中、授乳中と食事制限が多くて大変ですが、しばらくの辛抱ですので色々工夫をして乗り切っていきたいですね。
- カレー粉や、コショウなどは暑い国の香辛料。
- 人は長い食文化で、その土地にあった物を食べる様になっている。
- 日本人には、シソ、ネギ、生姜などの香辛料がおすすめ。
- どうしても、キムチなどの香辛料の強いものが食べたい時は搾乳したり、粉ミルクに変えたりして対応する。
あとがき
食事制限をしていると、無性にパンチの効いた物を、食べたくなる時ってありますね〜。
そんな時は、無理せず食べたいだけ食べて、搾乳して捨てて粉ミルクでもいいじゃないですか〜。
ちょっとくらい平気平気!!
無理は禁物!!ストレスはもっと禁物!ですよ。
☆もっと、いい加減にいきましょうよ!!(BYじゅあんじゅあん)