みなさんは「カリウム」と聞くとどんな効能が思い浮かびますか?
普段、栄養素などはあまり気にしないという人も少なくないはず。
また、健康を考えている人や美容を意識している人で、食べ物の成分や栄養を気にしている人もいるかと思います。
カリウムは人間にとって必要不可欠な栄養素の1つですが、現代の人たちの食生活ではどうしても不足しがちな栄養素の1つでもあるのです。。。
そこで「カリウム」が多く含まれている食品について知り、どんな効果が得られるのか紹介していきたいと思います!
目次
カリウムが多い食品ランキング!
- 1位 パセリ 1000mg
- 2位 ピスタチオ 970mg
- 3位 昆布の佃煮 770mg
- 4位 アボカド 720mg
- 5位 ひきわり納豆 700mg
- 6位 ほうれん草 690mg
- 7位 ザーサイ 680mg
- 8位 大和いも 590mg
- 9位 あゆ 540mg
- 10位 バナナ 360mg
※食品100gに対する量になります。
野菜、豆類、果物、海藻類など様々なジャンルから選んだランキングになります。
わたしは、カリウムと聞くとバナナなどの果物がすぐ思い浮かびますが、実際のところ海藻類などがとても多くカリウムが含まれているということに驚きました。
しかし、カリウムを多く含む食品は海藻類ですが、いざ摂取しようとしてもなかなかたくさんは食べることができないですよね。。。
そこで普段摂取しやすい食品でオススメなのは、アボカド、ほうれん草、かぼちゃ、バナナなどです。
特に、野菜や果物はサラダやそのまま食べることができるのでカリウムを比較的摂取しやすいです。
他にも、パセリやザーサイなどにもカリウムが多く含まれているので、カリウムだけに着目してみると意外な食品でも摂取できることがわかりますね。
パセリの栄養についてはこちらの記事を参考にしてください。
パセリの栄養はアンチエイジング効果抜群だった!食べないと勿体無いです!
カリウムの摂取量はどれぐらいが理想?
カリウムの1日の目標摂取量としては以下の通りです。
・成人男性 2500mg
・成人女性 2000mg
極端に偏った食事などをしなければ、自然と摂取できるので不足はしませんが、カリウムが足りてないなと感じる人は摂取しやすい食品から食べてみてくださいね。
カリウムの効能
取りすぎた塩分を対外に排出してくれる
普段、インスタント食品やファストフードを好んでよく食べる人も多いかと思います。
でも、ファストフードなどは塩分が多い場合があります。
そんな人には、とりすぎた塩分を体外に排出してくれる働きがあるため、カリウムを摂取するといいかもしれません。
むくみの改善
そのほかにも、カリウムが不足していると、むくみの原因にもなります。
女性で日頃むくみを感じている人や、高血圧の人などもぜひ摂取してほしい栄養素になります。
夏バテや熱中症の予防
健康を保つ栄養素としてはもちろん、夏バテなどや熱中症の予防にもなるようです!
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また、注意点としてカリウムはナトリウムと一緒に細胞の濃度を一定に保つ役割をしています。
そのため過剰摂取はせずにバランスよく摂取するよう心がけましょう。
そして、カリウムは「熱に弱く」「水ににとけやすい」という性質があるため調理にも注意が必要かもしれませんね。
まとめ
- カリウムは、パセリ、ピスタチオ、昆布に豊富に含まれている
- 実際にたくさん食べられる食材としては、アボカド、ほうれん草、かぼちゃ、バナナなどがおすすめ
- 取りすぎた塩分を体外に排出する効能がある
- むくみを予防する効能がある
- 夏バテや熱中症を予防する効能がある
あとがき
いかがでしたでしょうか?
カリウムのことをよく知ると足りていないな~と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
そして、カリウムが多く含まれている食品として、代表的なものから意外なものまであるんだなと感じた人も少なくないかと思います。
毎日忙しい人でもカリウムを摂取するために、毎朝バナナなどを食べるだけで手軽に取り入れることができます。
1日がむくみの解消しやすい環境にもなるので、朝食にぴったりです。
少し意識をするだけで、簡単に摂取できちゃいますよね。
普段食べている食事が偏りがちな人は、これを機にカリウムを積極的に摂取してみてはいかがでしょうか!
カリウム不足だけではなく普段の食事をバランスよく食べることは健康な体を手にいれるためにはとても大事なことだということが改めて感じますよね。
摂取しやすい食品を選び自分にあった食べ方など上手に組み合わせてみてくださいね。
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