あと数ヶ月で一時帰国する予定なので、万年ダイエットも本気モードです。
なので、最近は小腹がすいたらナッツを食べて、空腹をしのいでいます。
そんなナッツには、どんな種類があって、どんな栄養が含まれているでしょうか。
あなたにぴったりのナッツをご紹介します。
目次
アーモンド
アーモンドは、特に「天然のサプリメント」といわれるほど、栄養が豊富なナッツです。
私もナッツの中では、アーモンドが一番好きです。
アーモンドにはビタミンEがたっぷり
アーモンドは、100gあたり30mgのビタミンEを含んでいます。
1日約20粒で1日のビタミンEが摂取できてしまうんです!
ビタミンEは抗酸化作用があるので、ぜひ摂りたい栄養素です。
肌や骨の老化予防はもちろんのこと、血液の流れを改善して、肩こりや冷え性も改善するのです!
その上、ミネラルが豊富
カルシウム・亜鉛・マグネシウム・鉄分などので、貧血改善や骨や歯の健康を維持します。
その他にもごぼうの2倍の量の食物繊維、うつ病予防の軽減が期待されるトリプトファン、脂肪燃焼を促すビタミンB2など、美容にも健康にも欠かせません。
ピーナッツ(落花生)
実は、落花生はピーナッツと呼ばれてはいますが、ナッツ(木の実)ではなく豆の一種なのです!
ご存知でしたか?
強力な抗酸化作用が魅力
ピーナッツは抗酸化作用が強く、ビタミンEやビタミンB群、ミネラル類も多く含まれています。
ビタミンEは傷を早く治してくれたり、動脈硬化の予防に効果があります。
また、脳の動きを活発にするレシチンも豊富です。
脂質も多いですが、オレイン酸という悪玉コレステロールを除去して、脂質の代謝を助ける抗酸化物質なのです。
アルコールの代謝も助けるから、酒のつまみにも最適なんですね!
くるみ(ウォーナッツ)
「植物性の卵」と呼ばれる理由?
くるみは「植物性の卵」といわれるほど、たんぱく質が多く含まれています
100gあたり14.6gがタンパク質です。
(本物の卵は、100gあたり12.3g)
αリノレン酸の効果がスゴイ
また、注目すべきは、αリノレン酸です。
ストレス軽減、肥満や高血圧、糖尿病などの予防に役立つとされています。
最近の研究では、抗うつ作用があると発表されました。
育児や仕事で滅入ってしまう時に、食べれるように常備したいナッツですね。
ごま
ごまは貴重品だった
その昔、ゴマはとても貴重な栄養源で、牛1頭とゴマ1粒を交換していたそうです。
ゴマ農家は、牛一頭と引き換えに貴重なゴマを手に入れていた、ということです。
でも、ゴマは栽培しやすく、そしてどんどん増えるので、牛1頭も惜しくなかったのでしょう。
アメリカではゴマ事業が成功し、その町の大通りが「セサミストリート」と名づけられたほどです。
(テレビ番組「セサミストリート」のモチーフ!)
ゴマといえば、セサミン。その効果は?
それはさておき、ごまの成分で1番注目したいのは、ゴマリグナンの一種、セサミンです。
この成分は、体内で女性ホルモンと同じような働きをするのです!別名「植物性エストロゲン」とも呼ばれたりしています。
女性ホルモンのエストロゲンは、生殖機能を正常に保つことのほかにも、自律神経や交感神経のバランスを保ちます。
そして血中のコレステロール値を押さえたりするのです。
もちろん、抗酸化作用で老化防止で若返りが期待できます。
銀杏
銀杏の栄養は風邪予防に効果あり!
私、茶碗蒸しの中の銀杏が2つ入っていると幸せを感じますが、みなさんはいかがでしょうか。
秋の季語ともされている銀杏ですが、風邪を引きやすい秋にはぴったりの食材なのです。
ビタミンCはもちろんのこと、即効性の高いエネルギー源(糖質)と感染症を予防するカロテンが含まれています。
銀杏の食べ過ぎには注意!
しかし、食べ過ぎると食中毒を起こします。
メチルピリドキシンというっ物質が入っているので、大量に食べるのはやめましょう。
また、5歳未満の子供には与えないほうが良いでしょう。
栗(チェストナッツ)
少し前にもオーストラリアで栗拾いに行ったところです。
世界各国で自生し、日本では、縄文時代から食されていた歴史の長い栗です。
栗のビタミンCは熱に強い
老化予防や美肌づくり、催眠効果や認知症予防、胃腸を丈夫にしたりといろんな効能がある栗です。
また熱によって壊されやすい「ビタミンC」も豊富ですが、栗はデンプンによって「ビタミンC」が守られているのです。
だから栗のビタミンCは熱で壊れないのです。
見落としがちな亜鉛も摂取できます
その上、不足しがちな「亜鉛」の量も多いのです。
亜鉛不足は、肌荒れや抜け毛、味覚障害などの原因となりますので積極的に食べてくださいね。
ココナッツ
ココナッツは、熱帯地域に分布するヤシ科ココヤシという植物の果実です。
「椰子の実」として有名ですね。
ココナッツは「ココナッツウォーター」として飲んだり、「ココナッツミルク」を料理などに広く使用されています。
ココナッツウォーターの栄養
「ココナッツウォーター」には電解質が含まれています。
むくみ解消やデトックス効果の上、低カロリーで脂質も少ないため、ダイエット中には最適です。
ココナッツミルクの栄養
「ココナッツミルク」は、母乳に似た形状のラウリン酸が含まれており、体内への吸収力が良いとされています。
ラウリン酸は、悪玉菌を抑制し善玉菌を活性化させたり、病原菌に対する抗菌作用もあります。
また、最近ではモデルのミランダ・カーさんが愛用していることから「ココナッツオイル」も注目されています。
「ココナッツオイル」は直接肝臓で分解されるので、エネルギーになるのが早いのです。
つまり、燃焼しやすく脂肪として蓄積しにくいということです。
マカデミアナッツ
前回の帰国で、お土産でマガデニアナッツ入りチョコレートを渡したら「ハワイに行ってきたの?」といわれてしまいました。
まぁ、マカデミアナッツ=ハワイという印象が強いですよね。
でも実は、オーストラリアが原産地って知っていましたか?
マカデミアナッツの美肌効果
マカデミアナッツは、なんといっても美肌効果がすごいのです。
お肌の曲がり角といわれる30歳は、「パルミトオレイン酸」の量が減少することで、潤いやハリがなくなったりと肌の老化が始まります。
その「パルミトオレイン酸」がマカデミアナッツに含まれているのです!
そしてマカデミアナッツに含まれているオレイン酸とマグネシウムは便秘改善にも効果的です。
妊婦がナッツ類を食べる際、気をつけてほしいこと。
妊娠中にナッツを毎日少量ずつ食べると、産まれた子供はナッツアレルギーになる確率が減るそうです。
ただし、アーモンドやカシューナッツなどお店で買う際には、『無塩』を選びましょう。
妊娠中は塩分の取り過ぎは胎児によくありません。
酸素や血液が十分に送れなくなることから、発達や体重の増加に影響が出ます。
最悪の場合になることもあり得るので、必ず無塩で食べることを心がけて下さい。
こちらの記事で詳しく説明していますのでぜひご覧ください。
あとがき
こうして夜中に原稿を書いているときも、キーボードの隣にはアーモンドとくるみ。
でも、アーモンドもくるみも美容と健康に良いんだし・・・と言い訳しながら、でも食べすぎなのかもしれないですね。
とは、思いながらも手が止まらないのでした。。。
以下の記事は、お子さんとナッツを楽しむ前に読んでおいてください。