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もう何年も前の話になりますが、下の子を妊娠中のこと。

私は、臨月になっても逆子が直らず、陣痛もなく破水してしまいました。

大急ぎで病院に運ばれ、緊急帝王切開であれよあれよという間に手術台に。

すぐに、下半身だけ麻酔をかけられました。

 

見えないし痛みはないけど、内臓さわられているような感覚があって怖かったです。

それでも、心の中では、「やっと娘に会える!」という興奮と、何が起こっているのか分からない不安でいっぱいだったのを覚えています。

その興奮と不安のまま、産まれたばかりの娘をだっこして授乳しようとしますが母乳が出ません。

泣き続ける娘をだっこであやしながらも、自分自身に不甲斐なく、夜中の授乳はよく涙を流していました。

 

今思えばマタニティブルーだったのかもしれません。

今回は、そんな自分の経験をもとに、マタニティブルーの症状と、その解消法をご紹介したいと思います。

特に、あなたが現在妊娠中ならきっと役に立ちますよ。

 


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マタニティブルー?産後うつ?一緒じゃないの?

「マタニティブルー」や「産後うつ」など、産後のママにとっていろいろ不安なことが、たくさんあると思います。

まずはどんな症状になるのかを比べて見ましょう。

1. マタニティブルー

産後すぐから、涙もろくなったり、不安や疲労感で眠れなかったり、過度の心配性など、情緒不安定になることを「マタニティブルー」といいます。

こちらは産後ママの50~70%に発症するといわれ、病気ではなく、ほとんどが2週間後には自然に治ります。

2. 産後うつ

出産後2~3週間から3ヶ月ほどの間に発症する、心の病気です。

産後うつは自然には治りませんので治療が必要です。

まれに産後4ヶ月過ぎてからも発症することがあります。

下記の症状に思い当たる場合は、まず、かかりつけの産婦人科に相談してみましょう。

産後うつの症状

産後うつには以下のような症状があげられます。

  • イライラが続く
  • 自分の好きなことへの興味がなくなる
  • 性欲や物欲がなくなる
  • 拒食症ぎみ・過食症ぎみになる
  • 自分ばかり大変だとパートナーを責める
  • 逆に、自分ばかりが悪いと自分を責める
  • 将来を考えて不安になる
  • 頭の整理ができず、1日中やる気がでない

マタニティブルーは病気ではありません。

が、稀に「産後うつ」を引き起こしてしまうこともあります。

 

なので、産後ママは自分の感情を客観視できるよう知識を増やして自分を守りましょう。

または、妊娠中に家族に相談しておけば、マタニティブルーの症状が現れたとき気づかせてもらえます。

 


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マタニティブルーの原因。エストロゲン?プロゲステロン?プロラクチン??

産後ママの半分以上はなると言われているマタニティブルーの原因は、ホルモンバランスの変化です。

体内にいる赤ちゃんを守ろうと、妊娠中に「エストロゲン」と「プロゲステロン」がたくさん分泌されるのです。

エストロゲンとプロゲステロンが身体を変える

「エストロゲン」は子宮を大きくしたり、母乳のための乳腺を増殖し、妊娠中の「お世話係」のように働きます。

「プロゲステロン」は流産を防ぐように、大きくなった子宮が小さくならないように抑制したり、増殖した乳腺を発達させ、出産の準備をします。

このホルモンの共同作業で妊娠中から産まれてくる赤ちゃんのために身体を変化させているのです。

出産後はプロラクチンが母性を呼び起こす

しかし、出産をするとこの2つのホルモンの活動は必要なくなるので、減少します。

そして、「エストロゲン」が押さえつけていた「プロラクチン」が今度は分泌されるようになります。

これは、母乳を作ったり、排卵を抑えます。

 

また、母性本能を呼び起こし、攻撃性が強くなります。

家族やパートナーを責めたりするのも、このせいでしょう。

 

もちろん個人差はありますが、こういったホルモンの増減でバランスが乱れ、自律神経に影響が出るのです。

どうやったら予防できる?解消法は?

これから、出産、授乳、育児とあわただしい日々が待っています。

その中でも、

  • 適度な運動
  • バランスのよい食事
  • 質のよい睡眠

は、できるだけ失わないよう気をつけてください。

 

運動は、幸せのホルモンと呼ばれる「セラトニン」を増やします。

食事は、脳に十分な栄養が届かなければ、集中力が低下したり、倦怠感などが感じられます。

そして、睡眠不足は意欲低下や悲観的な考えになりやすいのです。

運動、食事、睡眠は、バランスよく質のよいものにしたいですね。

 

ホルモンバランスの乱れは妊娠中や産後であれば、誰にでも起こることなのです。

この知識があるだけでも、予防につながると思います。

また、家族やパートナーに前もって説明し、理解してもらうことも大切です。

 

そして、病院などで行っている母親学級などに積極的に行き、一緒に知識をつけることも大事。

先輩ママや同じ状況のママ友はいざとなったときに助けてもらえる環境を作りましょう。

 

また、この幸せのホルモン「セラトニン」は、口角を上げることだけでも、脳が勘違いをして分泌することがあります。

忙しい育児の間でも口角を上げて、しわを伸ばし、たまにはソファーでゆっくりとお笑いのテレビを見ながら、ストレス解消してください。

まとめ

出産は心身ともに命がけなのです。

それを自身をふくめ家族やパートナーと理解を深めサポートをしてもらえる環境づくりは大切と言えるでしょう。

マタニティブルーは、ホルモンバランスの崩れが原因です。

予防には、口角をあげての生活に、質のいい運動、食事、睡眠、そして、たまにお笑いのテレビで早く解消できるといいですよね。

また、マタニティブルーが長く続くようでしたら、早めに産婦人科に相談してください。

そして、産後うつかもしれないと診断を受けたら、心療内科または精神科を紹介してもらいましょう。

 


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クッキークッキー

もう人生半分以上オーストラリアで過ごしている、クッキーです。 おおらかな国での経験を生かして楽しい記事を書いていきたいです。
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