新年会やパーティって、生ものが良く出ますね。
そんでもって、美味しいですね?。(嫌いな人もいるかな?)
やはり豪華な食事やおつまみとなると、どうしても生ものが登場します。
ついでに、日頃は食べるのを我慢していたりすると、ついつい・・・
分かっていながら手が出てしまうものですね。
特に、生ハムはお手軽なので、ちょっとしたオードブルに添えてあったりしますね。
さて、そんなこんなで、妊婦さんがうっかり生ハムを食べてしまった時のお話をしましょう。
Pick Up妊婦の食事おすすめの食べ物・食べてはいけない物一覧
妊婦に生ハムは気をつけた方がよい食品【厚生労働省】
欧米では、ナチュラルチーズなどの乳製品、生ハムなどの食肉加工品、スモークサーモンなどの魚介類加工品、コールスローなどのサラダなどでリステリアによる集団食中毒が発生しています。
厚生労働省
また、国内では、乳製品、食肉加工品や魚介類加工品などから、とても菌数は少ないですが、リステリアが検出されています。
妊婦に生ハムは気を付ける食品として厚生労働省が注意を促しています。
ただ、生ハムは絶対食べちゃダメというわけでもありません。
妊婦なのに「生ハムを食べてしまいどうしよう!!」という話は、たまに聞きますね。
結論からいうと、妊婦が生ハムを食べても問題なかった、という人も多いですが、だからと言って放置するのはおすすめできない食品です。
私はうっかり、妊娠中のクリスマスにマリネにして食べてしまいましたが幸いにも何ともなかったです。(あくまでも私の場合です。)
確かに、日本の生ハムは海外の生ハムと違って、衛生管理が徹底しています。
しかし、それだけでは妊婦さんが食べても大丈夫とはいいきれません。
妊婦は出来るだけ生ハムを食べない!これが正解です。
もしあなたが妊婦で、生ハムを食べちゃった場合は、すぐにかかりつけ医に相談してください。
生ハムのリスク『トキソプラズマ』と『リステリア菌』
生ハムって、ハムっていうくらいだから、生ではないのでは?と思いますが・・・なんと!
主に豚の生肉を塩漬けにした、正真正銘、豚の生肉なのです。
豚の生肉といえば、トキソプラズマやリステリア菌の心配がありますね。
そして、感染率は低いとはいえ、感染すると重篤になってしまうため、心配であれば、医療機関に相談するのが賢明ですね。
リステリア症とは、食中毒のことですが妊婦は発症リスクが高く、感染した場合は重篤な疾患となる事があります。
トキソプラズマは加熱不十分の豚や鶏、牛、カニ、鹿の肉や、猫の排せつ物から人に感染しますが、妊婦が初めて感染した場合は、その胎児にも感染が及ぶ事があるので、注意が必要です。
トキソプラズマに感染した胎児は、流産、死産、脳や目の障害など生じる事がありますが、症状も障害も様々です。
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【結論】妊婦が生ハムを食べてしまったらかかりつけ医に相談する
生ハムを食べてしまって心配な人は、かかりつけ医に相談しましょう。
もしも感染していても、今は医学が発達しています。
薬を飲むだけで済むケースもありますので、心配しているよりは、検診の時に相談してみるといいですね。
もちろん、検診を待たずに、早めに相談して安心しましょう。
妊婦の生ハムまとめ
- 生ハムは、主に豚の生肉を塩漬けにしたもの。
- 海外の生ハムは、特に注意する。
- 生ハムは、リステリア菌とトキソプラズマの心配がある。
- 心配な時は、早めにかかりつけ医に相談しましょう。
生ハムが豚の生肉を塩漬けにした物だとは、知りませんでした。
あれだけ、豚の生肉は、寄生虫がいて怖い怖いと言っておきながら、「美味しい」と言って食べていました。
どうしても、妊娠中にハムを食べたくなったら、焼いて食べることをおすすめします。
なお、市販のハム・サイコロステーキ・ウインナーはインジェクション加工肉と言われる成型肉です。
インジェクション加工肉は添加物が豊富に含まれているので妊婦や子供は摂りすぎ注意です。
インクジェクション加工肉については別ページの『子供はインジェクション加工肉を食べて大丈夫?添加物は?』で詳しくまとめましたので、そちらのページをご覧ください。