季節の変わり目はいつも風邪を引いてしまう私ですが、寒気を感じると、妊娠初期のあの寒気を思い出します。
ある日寒気を感じ、「また風邪か…悪くなる前に薬でも飲んでおこうか」と思って、ハッとしてやめたんです。
「そういえば生理がきてないし、もしかしたらもしかするかも。」と、薬を飲まずに白湯や湯たんぽで乗り切りました。
その後、妊娠していることが判明しました。
あの寒気は一体なんだったのかと、不思議で調べてみました。
対策や予防、まとめてみましたので参考にして下さい。
目次
妊娠初期の寒気って何?どんなことがおきているの?
私の体験談では、この寒気は風邪を引くときに感じる寒気と全く一緒でした。
背中からゾクゾクする寒気で、少し偏頭痛のような痛みもありました。
他の体験談を調べてみると、めまいが起きたり、手足が極端に冷たくなる人もいました。
全ては妊娠超初期から初期にかけてのことです。
身体が妊娠にむけて準備をしている、というのが大きな理由でしょう。
まず、卵が着床して、血液が子宮に集中します。
すると、血が足りなくなって、貧血のようにめまいが起きたりすることも。
また、体の血流が滞り、頭痛や体の末端が冷たくなったりするそうです。
1.妊娠かも!と思ったら、薬はのまないで。
妊娠超初期に寒気を感じても、すぐに妊娠かどうか調べることは難しいと思います。
でも、妊娠の可能性や傾向があれば、自己判断で薬を飲むことを避けましょう。
もちろん、風邪薬を1回服用しただけでは胎児に影響はないとは言われています。
でも、友人は妊娠超初期に風邪薬を飲んでしまって、出産するまで頭のどこかでずっとひっかかっていたと今でも口にします。
2.とりあえず、身体を温める。
悪寒を感じたら、すぐに身体を温めましょう。
とりあえず、近くにある上着や羽織物を使って温まりましょう。
湯たんぽやカイロも使って温まって下さい。
手足が冷えるときは、手袋や靴下も忘れないでください。
または、発熱インナーを着用することもおススメします。
あまり身体を締め付けないタイプがいいでしょう。
Tuche トゥシェ 8分袖インナー グンゼ
1年通して着用できる本体コットン100%素材の8分袖インナーで、とっても服選びにとっても重宝します。
HOTMAGIC ホットマジック 8分袖インナー グンゼ
あなたは、これからママになるわけです。
なので、赤ちゃんにも身体に優しい素材が理想的です。
オーガニックコットンの羽織ものをそろえるのもいいでしょう。
オーガニックコットン×リネン プリスティン
3.暖かい飲み物で体の中から温める。
私の場合は、白湯で身体を温めました。
白湯は、内臓器官が活発になったり、便秘を改善したりといいことばかりです。
それに加え、血液の循環もよくしてくれるので冷え性の改善に近づくでしょう。
他には、カフェインやカテキンの入っていない暖かい飲み物もいいですね。
緑茶などに含まれるカテキンは胎児の成長に大切な葉酸の吸収を邪魔するのでNG。
カフェインやカテキンが入っていないお勧めのお茶
- ルイボスティー
- 麦茶
これらは、ミネラル豊富なお茶でお勧めです。
- そば茶
- ごぼう茶
これは、ポリフェノールが豊富なのでおススメです。
- ローズヒップティー
鉄分豊富なのでお勧めです。
4.バランスのいい食事で温まる。
特に身体の中から温める生姜やねぎを使った料理で温まるのもいいですね。
冬が旬の野菜や地面の下で育つ野菜は、大体が身体を温める食べ物です。
できるだけ取り入れて食べましょう。
また、サラダは一見バランスがよさそうに見えますが、実は身体を冷す野菜だらけです。
寒気を感じたときには、サラダは避けたほうがいいでしょう。
寒気の対策だけでなく、生姜やねぎ、ごぼうやれんこんなどがたくさん入った「お鍋」はお勧めです。
これから赤ちゃんが子宮で大きくなるために必要な栄養がたくさん入っているので、どんどん取り入れたいメニューです。
5.温かいお風呂で芯から温まる。
仕事をしている妊活ママは、オフィスで長時間冷房の中にいたりして、なかなか寒気が取れないこともあるでしょう。
そんなときは、ゆっくりと38~39度のぬるめのお湯につかり入浴をして下さい。
熱すぎるお湯に入ると体力を消耗して、かえって疲れてしまいます。
また、入浴後にのぼせて薄着でいると、せっかく温まった身体がまた冷えてしまいます。
入浴後はしっかりと全身の水分をふきとり、肌触りの良いパジャマに着替えてゆっくり身体を休ませて下さい。
まとめ
妊娠の可能性がある時に寒気を感じたら、まずはとにかく体を温めて下さい。
そして、自己判断で薬は飲まないほうがいいと思います。
どうしてもつらいときは、病院へ相談して下さい。
または、妊娠検査薬で結果が分かる時期であれば検査してから判断して下さい。
妊婦になっても「冷え」は禁物です。
普段から冷えないように腹帯などをして冷え対策を行ってください。
腹帯に関しては別ページの『妊婦の腹帯はいつから?夜はしない?冬の冷え対策におすすめの腹巻きとは?』をご覧ください。
上記の点を守り、できるだけ、いつでも体温調節ができるように、ストールやひざ掛けなど随時準備しておきましょう。