妊娠すると、色々気を使いますね?
特に、食べる物や飲む物、とにかく、この時期は口にしたものすべてが胎児にダイレクトに影響するわけですから。
いままでまったく食の安全に気を使わなかった人でさえ、妊娠すると人が変わった様に、ヘルシー志向になってしまう人もいるのが頷けます。
(私の友達でも独身時代からガラリと変わって、ヘルシー志向になった人がいます。)
さて、今回は妊婦さんの飲み物について、お話をしていきましょう。
Pick Up妊婦の食事おすすめの食べ物・食べてはいけない物一覧
目次
妊婦の飲み物?ココアは大丈夫?
寒くなると飲みたくなるのが、コックリした味わいの飲み物。
ココアを飲みながら、美味しいクッキーを食べるなんて至福の時間ですね?
特に、疲れていたりすると甘い物が欲しくなります。
ところで、ココアって妊婦さんは飲んでも大丈夫なのでしょうか?
妊娠するとカフェインを注意しましょうと言われます。
ですので、カフェインの代表的なコーヒーは注意していたけど、それ以外はあまり、、、という人もいるのでは、ないでしょうか?
ずばり!!ココアにもカフェインは含まれています!!
「ええっ!じゃあ私ココア飲んじゃダメなの?」と思われたかもしれません。
ココアには確かにカフェインが含まれていますが、コーヒーほどではありません。
だからといって、1日に何杯も飲んでしまったら別ですが、、、。
それでは、表にして見てみましょう。
ココアにカフェインはどのくらい含まれているの?
いくつかの飲み物でカフェインの含有量に違いがあるか表にしてみました。
ドリンク名 カフェイン含有量 摘出方法 コーヒー 60mg 粉10g/熱湯150ml 紅茶 30mg 茶葉5g/熱湯360ml 煎茶 20mg 茶葉10g/熱湯430ml ココア 9mg 粉4g/熱湯100ml
(東京都健康安全研究センター/ホームページより引用)
表にしてみた結果
コーヒーはかなりのカフェインを含んでいるのですね、どうりで沢山飲むと胃が痛くなるわけだ、、、。(納得)
妊婦のカフェインの摂取量は?
さて、ココアのカフェインの含有量が分かった所で、妊婦さんは1日にどのくらいまでならカフェインをとっても大丈夫なのでしょうか?
それから、カフェインを取りすぎると、どんな事になるのでしょうか?
妊婦がカフェインを取りすぎるとどうなる?
英国食品基準庁は、妊婦がカフェインを取りすぎる事により、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高まると言っています。
また、カナダ健康省では、妊婦がカフェインをとりすぎると、不眠、頭痛、イライラ、脱水症、緊張感を引き起こすと言っています。
色々考えると、あまりとりすぎると良くないという事ですね。
世界の保健機構の1日のカフェインの基準
- 英国食品基準庁→1日に200mgまで
- カナダ健康省→1日に300mgまで
- オーストリア保健食品安全局→1日に300mgまで
- 世界保健機構→1日に300mgまで
(東京都健康安全研究センター/ホームページ参考)
ざっとこんな感じでしょうか?
だいたい平均で300mgまでと言われていますが、1番基準の厳しい英国に合わせると1日に200mgまでというのが安全そうです。
ただし、1日のという事ですので、朝から晩までの1日ということです。
なので、カフェインを全く摂らない方なら良いのでしょうが、他にお茶を飲んだりチョコを食べたり、コーヒー飲んだりとしていると、多くなってきますね。
1日にココア何杯なら大丈夫?
あくまでも、上限の200mgまでなら大丈夫ということですので、カフェインは摂らないにこした事はないです。
だいたい、ココア一杯で200mlの場合、約18mg~20mgのカフェインが含まれている事になりますので、カフェインの1日の上限の1/10をココア一杯で摂る事になります。
その後、食事や飲み物に注意すれば、カフェインの心配はない事になります。
★それよりも、甘いので、砂糖の摂り過ぎに注意しましょう。
まとめ
- ココアのカフェインの含有量は、200mlのカップで約20mg。
- 妊婦のカフェインの1日の上限は、200mg(英国基準)。
- 普通に飲んでいる分には、問題ないです。
- カフェインの心配はないですが、カロリーが多いので注意。
★カフェインの含有量は、やはりコーヒーがダントツでしたね。
コーヒーを1日に、4杯飲むと1日のカフェインの上限に達してしまう事がわかりました。
コーヒー好きの私が、最近、胃が痛いのがよーく分かりました。(反省)
これから、ココアに切り替えます。(なんか太りそう、、、。汗?)