お吸い物や茶碗蒸しなどの名脇役と言えば「みつば」!
添えるだけで、彩りも香りも良くなる優れものですよね。
しかしどちらかと言えば脇役になることが多いです。
それに、日持ちしないし余ってしまうから…と買うのを躊躇する方も多いのではないでしょうか。
そんな名脇役のみつばですが、彩りと香りが良くなるだけではありません。
鉄やカルシウムなどのミネラル、ビタミンAなどの栄養素がたっぷりなのです。
ですので、買うのを躊躇せず、普段の食卓に是非並べていただきたい!
そこで、今回はみつばを風味良く保存する方法をご紹介します。
【1. 水に生ける】
2日程度で使用できるのであれば、お花のように水に生けて保存することが出来ます。
水温が高いと傷んでしまうので、こまめに水を変えるように。
または、生けたまま冷蔵庫で保存してください。
鮮度が落ちないので、サラダやあえ物など様々な使い方が出来ます。
【2. 冷蔵保存】
4~5日で使用するのであれば、冷蔵保存がお勧めです。
- 根元を濡らしたキッチンペーパーなどで包む
- みつばをポリ袋などにいれ口を縛り、空気に触れないようにする
- 冷蔵庫で立てて保存する
葉物野菜は乾燥させないことが大事です。
上記の方法で保存することで、風味を逃がさず、みつばを保存することが出来るので、様々な料理に使用できます。
【3. 冷凍保存】
長期保存には冷凍保存がお勧めです。
1ヶ月~2ヶ月程度は保存が可能です。
- みつばを洗い、キッチンペーパーなどでしっかりと水分をふき取る
- 使いやすい大きさに切り、少し乾燥させる
- フリーザーバックに入れて、袋を膨らました状態で冷凍庫に入れる
袋を膨らませた状態で冷凍すると、パラッとさせることができます。
この方法だと、使うときに使いたい分だけ取り出すことが出来ます。
しかし、冷凍で保存すると、どうしても食感や風味が落ちてしまいます。
なので、おひたしなどには向きません。
冷凍保存したみつばは、茶碗蒸しやお吸い物などへの使用がお勧めです。
【4. フリーズドライ】
フリーズドライにすることで長期保存が可能になります。
やり方をご紹介しましょう。
- キッチンペーパーを敷いたお皿にみつばを広げておく
- 500wのレンジで5分加熱する
- キッチンペーパーに包んでほぐす
汁物に入れたり、お湯をかけて戻せば簡単に使用できますよ。
まとめ
みつばの保存の記事はいかがでしたか?
意外と簡単なひと手間で保存が可能ですよね。
みつばは香りが強いので、苦手な人もいるかもしれません。
特に、小さな子供は苦手でしょうね。
それでも、細かく刻み少しずつ料理に入れることで、味や香りに慣れて食べられるようになることもあるそうです。
みつばにはたくさんの栄養素が含まれているので、是非積極的に料理に取り入れてみてくださいね。
こちらの野菜も、みつばと並んで苦手な人もいるかも