マタニティハイとは?妊娠中のプレママに何が起きる?後悔するほどのことって?

先日、ちょうど友人からマタニティハイの相談がありました。

まず、「マタニティハイ」って何?っていう会話から始まったのです。

「マタニティブルー」なら、私自身がなったのでなんとなく理解していますが、マタニティハイなんて言葉そのものを知らなかったものでちょっと調べてみました。

なんだか後悔することもいっぱいあるみたいですので、プレママのみなさん、もしよければ参考にしてください。

マタニティハイって、KY?うれしすぎて周りが見えない?

「マタニティブルー」という言葉は、私が妊娠していたころよく聞く言葉でした。

医師からも、家族が気をつけること、自分がそうだと思ったらすぐに相談すること、と注意されたのを覚えています。

実際、出産してから涙もろくなったり、特に理由もなく泣いてしまったり。

また、周囲の人にイライラしがちで、医師にも相談しました。

これは私自身、原因は何となくわかっています。

  • 妊娠中につわりが初期と後期とあってつらかった。
  • 電車通勤をしながら長時間の残業もしていた。

そんな中、「赤ちゃん大丈夫かな?」と、心配な気持ちが常によぎっていました。

このような心配ごとも「マタニティブルー」をさらに加速させ、ホルモンバランスが崩れてしまったように感じます。

それに対して、「マタニティハイ」とは、ホルモンのバランスが崩れるところは同じです。

ちがうのは、異様に高揚し続け、同じく涙もろくなるところ。

しかし、この涙は、うれし涙だったり感動の涙だったりします。

そして、うれしすぎて、興奮しすぎて、周りが見えない妊婦のことを「マタニティハイの状態」と呼ぶそうです。

寝れなくなる人もいるそうです。

それから、妊娠中は、身体の変化と共にホルモンも変化していきます。

ですので、「ブルー」になったり「ハイ」になったりを少なからず繰り返していることもあるそうです。

私自身、「ハイ」の状態になったこともあるかもしれません。

この場をかりてお詫びします。

ごめんなさい。

マタニティハイで友人がいなくなる?5つの被害例

あなたは、「マタニティハイくらいで、あやまることもないでしょ?」と思ったかもしれません。

が、それほどのことしている方、結構いらっしゃいます。

知らず知らずに友人に迷惑をかけたり、傷つけたりしているかもしれないのです。

あなたにも当てはまってないか、5つの被害例を見てみましょう。

1. いつもおなかを触って妊婦アピール

妊娠初期、しかも妊娠が分かったばかりのときは実際の赤ちゃんのサイズは1センチ未満です。

安定期が過ぎてからでないとおなかは膨らみません。

周囲が明らかに分かるのは、妊娠中期といっていいでしょう。

それでも、初期からおなかを撫でたり、ずっと触っているのは、守りたいという母性本能かもしれません。

ですが、友人との食事中などでも、常に手がおなかにあるのは「何のアピール!?」と反感を買ってしまうかもしれません。

生まれてからは友人との時間は、なかなか取れません。

今のうちに友人との会話を楽しみましょう。

2. 妊娠初期のエコー写真を見せびらかす

特に妊活をしていた場合、妊娠がうれしくてうれしくて、誰かに話したい気持ちは分かります。

が、3ヶ月までは安定期間なので流産する可能性があることは知られていますよね。

そういった場合、妊娠発覚のエコー写真を友人に見せると、結構気を使います。

これは家族だけにとどめておいたほうがよいでしょう。

もちろん、健康な赤ちゃんが育っていくことが多いのです。

ですが、実際、妊娠12週以内の流産は、10~15%だと言われています。

私の知り合いも「マタニティハイ」だったのでしょう。

エコー写真を見せられたあと流産がわかってしまったそうです。

私は知らずに「調子どう?」なんと声をかけてしまい、その場を凍らせてしまった経験があります。

3. 同士だからと言って状況が同じと思ってしまう

妊婦同士だからといって、状況がまったく同じではないのです。

妊娠中の体調はそれぞれ違うし、私のように後期までつわりが続く場合もあります。

切迫流産で薬を飲んだり入院をしたり大変な場合もあるのです。

幸運につわりも軽く、幸せな妊娠時代をすごしても、他の妊婦もそうだとは限りません。

「気の持ちよう」「私は全然ないもん」など楽観的な言葉で片付けないよう気をつけましょう。

4. きらきらネームをつけてしまう

本当に子供がかわいそうで仕方ありません。

就職難の今、そういう名前だけで面接もしてもらえないと聞いたことがあります。

また、名前が原因でイジメにあうこともあります。

もちろん、「自分の子供は世界一かわいい」という親バカな考えは全然否定しません。

ですが、名前は一生のもので、子供自身が変更したくても、簡単ではありません。

15歳になるまで待ち続けてようやく手続きに入れます。

また、裁判所で改名となります。

母親がマタニティハイになり、理性を失っている場合もあります。

候補をいくつか出して、家族や親しい友人に相談して一緒に考えてもいいでしょう。

きっと冷静な意見を述べてくれるはずです。

5. 妊娠とは、と語り始める

これ、なんだか自分のことのようです。

本当にごめんなさい。

妊娠中、いろいろあったので、つい・・・

  • つわりで食べられないことが続き、人生で一番やせた。
  • つわりが終わり赤ちゃんのためにとたくさん食べていたら体重増量。
  • 身体が重くて動けないと思ったら切迫早産になる。
  • また後期でつわりになる。

と、いろいろとあった妊娠時代を、あつーく語るので、親友は嫌な思いで聞いていたかもしれません。

さいわい、親友は今でも大きな心で「はいはい」と何でも聞いてくれます。

でも、口には出さないだけで、不快に感じている人もいます。

「そういう話は聞きたくない」ようなつらい思いを抱えて生きている人もいるでしょう。

そのことを忘れないようにしましょう。

まとめ

大切な友人はずっと大切にしたいですよね。

子供が大きくなればなるほど友人の大切さが身にしみます。

今からでも気をつけて理性を失わないよう、失ってるかもしれないなら家族や友人に注意を促してください。

ちなみに「マタニティハイ」は英語では聞いたことがありません。

調べるとBaby Pinks(ベイビーピンク)と言う人はいるようです。

もしかしたら、おおらかなオーストラリア人は、「妊娠=喜ばしい=ハイ」が普通なのかも?

それとも「She is just Happy(ただ幸せなんだよ)」で片付けてしまうのかもしれません。

そうそう、友人の医師いわく、テンションが高い人ほど、「産後うつ」になりやすいと言います。

現実とのギャップが受け止められない場合があるからです。

友人が「マタニティハイなのかもしれない」と思ったら、産後は気をつけて様子を見てあげてください。

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