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子供は、よく熱を出したり風邪をひいたりしがちですが、保育園に通っている子供が結膜炎になり困っているお母さんも少なくないかと思います。
そういった場合、保育園をお休みした方がいいのか悩みますよね。。。
子供が結膜炎になった場合の保育園への対応について詳しく紹介していきます!
目次
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実は結膜炎は5種類ある・・・!?
アレルギー性結膜炎
花粉やハウスダストなどの特定のものに反応し引き起こる結膜炎になります。
症状としては、まぶたがかゆくなったり白っぽい目やにが出ます。
細菌性結膜炎
黄色い目やにが主な特徴で、うつることはほとんどないようですが、小さい子供や免疫力が低下している人には感染することがあります。
流行性角結膜炎
主にアデノウイルスによって引き起こり、”はやり目”とも言われています。
目が充血したり目やに、痛みなどの症状が起こり10日ほどでよくなります。
咽頭結膜炎
充血、目やにの症状や、喉の痛み発熱など風邪と同じような症状がみられます。
10日ほどでよくなります。
また、子供がプールに入る際に感染することが多いことから咽頭結膜炎は”プール熱”とも言われているようです。
急性出血性結膜炎
エンテロウイルスによって起こり、目が充血したり、感染力が強いのが特徴になります。
1~3週間ほどでよくなります。
どれくらい保育園をお休みしなければいけないのか
仕事をしているお母さんは特に保育園をどれくらいお休みさせなければならないのか、いつ登園させたらいいのか気になりますよね。
実際には医師の判断により「感染の恐れがない」と判断された場合に登園することができます。
しかし、先ほど紹介したように結膜炎には種類や症状がいくつかあります。
その中で、保育園をお休みいなければならないのは、
- 流行性角結膜炎
- 咽頭結膜炎
- 急性出血性結膜炎
のこの3つの「ウイルス性結膜炎」になります。
ウイルス性結膜の場合、登園してはいけないことは「学校保健安全法」という法律で決められています。
ウイルス性は、結膜炎の中でも感染力が強いため登園停止になります。
結膜炎のほとんどが10日ほどで良くなります。
しかし、症状によっては、早くて2、3日で登園できたりと差があるようです。
また保育園によっては医者の診断書を必要とする場合もあるようで、症状が落ち着いたら再度病院で診てもらう方がいいかもしれませんね。
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子供が結膜炎になってしまったら?仕事は?
結膜炎に関わらず子供が病気になってしまった場合には看病していると自分にも移ってしまう可能性は高いです。
仕事も休むのがベストかもしれませんが、結膜炎は治るまで長いのでずっと休むわけにもいかないですよね。。。
もし子供が病気になってしまい保育園に登園できない時には、病児保育や住んでいる地域のファミリーサポートなどを1度利用してみるのもいいかもしれません。
そして子供が結膜炎になってしまったら、感染を防ぐために家庭では、
- 同じタオルを使用しない
- 目をこすらない
- 手洗いを徹底する
など特に接触感染には注意が必要です。
小さな子供だと、なかなか眼帯をするというのが難しいため、目に触れないようにと気をつけたいですね。
まとめ
保育園では集団行動のため、免疫のない小さな子供は結膜炎になりやすいです。
接触感染や砂場などで一緒に遊んでいて感染してしまうケースもあるようです。
もし、子供が目やにが出ていたり、よく目をこすっているような仕草があれば、すぐに小児科や眼科で診てもらうことが重要ですね。
また、結膜炎には種類があるので、アレルギー性なのかウイルス性なのかしっかりと判断してもらい、家庭内感染も気をつけるなど対策もしていきましょう。
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