離乳食のヨーグルトはいつから? 加熱はする?おすすめの与え方は?

ヨーグルトって、健康に良いイメージがありますよね。

便秘に良いとか、風邪の予防に、花粉症の予防に、とか良い事色々ですね。

手軽にパックを開ければ食べられる、という点でも良い事尽くめです。

今回は、離乳食のヨーグルトは、いつから与える事ができるのか?

そして、おすすめの与え方は?などお話をしていきたいと思います。

離乳食のヨーグルトは7ヶ月頃からOK

離乳食のヨーグルトは、7ヶ月頃から与える事ができます。

ただし、乳製品ですのでアレルギーの心配はあります。

日本人は昔からヨーグルトを食べる習慣はありませんでした。

ですから、結構、乳製品に対してアレルギーを持つ人は多い様です。特に乳糖不耐症と言って、大人でも乳製品を摂るとお腹がゴロゴロしたり、痛くなったりするケースがあります。

乳糖不耐症の人が家族にいる場合は、赤ちゃんも乳製品のアレルギーの可能性がありますので、ヨーグルトをあげる時期を遅くしたり、かかりつけ医に相談すると良いでしょう。

ですので初めて与える時は、1日に1さじから始めましょう。

そして、念のため、かかりつけ医のやっている時間帯に与えてみてください。

問題がなければ日々の食事に加えていく事ができます。

関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?

離乳食のヨーグルトの与え方

離乳食のヨーグルトの種類は無糖のプレーンヨーグルトがおすすめです。

プレーンタイプ以外のヨーグルトは、原材料をみてもらうとわかりますが、色々な添加物が入っているケースが多いです。

プレーンヨーグルトのメリットとしては、特に味付けがされていない点にあります。

赤ちゃんは濃い味を覚えてしまうと、薄い味の食品を食べなくなってしまうからです。

赤ちゃん用ヨーグルトとして売られている製品には、ゼラチンや香料その他色々な物が入っているケースがあります。

余計な成分で胃に負担をかけないことや、何かアレルギーが起きても成分が単純な方が、判断しやすいということもありますので、なるべく素材そのものをあげるようにしましょう。

ですので、甘くなくても食べてくれる様でしたら、無理に甘い味を覚えさせな方が良いです。

また、赤ちゃんの味覚は三歳までに形成されるという説もあります。

ということで、三歳までは、なるべく自然の味を教えましょう。

離乳食にプレーンヨーグルトをおすすめしますが、赤ちゃんによっては酸っぱすぎて食べてくれないことも考えられます。

そんな時はいつも離乳食で食べているバナナをすりつぶして混ぜてあげてください。

すりおろしリンゴも良いですね。

リンゴをすりおろしたら、数秒間レンジで温めると甘みが増します。

付属で付いている砂糖は与えるのは赤ちゃんに良くありませんのでおすすめしません。

あまり、これは一般的には言われてはいませんが、なるべくなら低脂肪がオススメです。なぜなら、赤ちゃんの胃は、未発達だからです。たとえ、ヨーグルトであっても脂肪分は胃には負担です。

大人でも、脂肪分の多いヨーグルトを食べると胃もたれがする場合がありますので、できれば、低脂肪がオススメです。

離乳食のヨーグルトのデメリットは、乳酸菌が沢山入っていますのでお腹がゆるくなる原因になりやすいことです。

ですから、赤ちゃんが7ヶ月でしたら1日に3さじくらい、1歳でも6さじくらいを目安にすると良いでしょう。

それから、冷蔵庫から出したては冷たすぎるのでその刺激でお腹がゆるくなる原因にもなります。

なので、常温に戻してから与えましょう。

食事の30分前には冷蔵庫から取り出して、小皿に取り分けておくと良いです。

家族に乳製品のアレルギーがなくて、赤ちゃんの胃が強くて、ヨーグルトが大好き!で、赤ちゃんがヨーグルトを、とても食べたがるということでしたら、毎日あげても良いのかもしれませんが、そうでなければ、無理に毎日あげる必要はありません。

発酵食という意味で毎日あげたいのでしたら、日本人が昔から口にしていた味噌や納豆を食べさせましょう。

自然育児系の専門家は、そちらの意見を提唱する方が多いです。

離乳食のヨーグルトは加熱せずにあげるのがおすすめ

赤ちゃんにヨーグルトをあげる時は特に加熱は必要ありません。

ホットヨーグルトにしても良いかもしれませんが、60度で乳酸菌がなくなってしまうので、あまり加熱しすぎるのはもったいないです。

温めるとしても、ひとはだ程度が良いでしょう。

離乳食におすすめのヨーグルト3選

赤ちゃんにヨーグルトをあげたいと思っても、具体的にどのメーカーを買っていいものか?判断に迷いますね。

離乳食におすすのヨーグルトを紹介しましたので参考にしてみてください。

ナチュレ恵プレーンヨーグルト脂肪0

ナチュレ恵プレーンヨーグルト脂肪0
100gあたりの栄養

エネルギー46kcal

たんぱく質3.9g

脂質0g

炭水化物7.0g

糖質7.0g

食物繊維0.0g

食塩相当量0.14g

カルシウム140mg

ビヒダスプレーンヨーグルト脂肪0

ビヒダスプレーンヨーグルト脂肪0
100gあたりの栄養

エネルギー46kcal

たんぱく質4.2g

脂質0g

炭水化物6.5g

食塩相当量0.13g

カルシウム150mg

明治ブルガリアヨーグルト脂肪0

明治ブルガリアヨーグルト脂肪0
100gあたりの栄養

エネルギー41kcal

たんぱく質4.1g

脂質0g

炭水化物6.1g

食塩相当量0.14g

カルシウム124mg

ヨーグルトのアレンジ色々

ヨーグルトは単品だけでなく、色々なアレンジが楽しめますので試してみてください。

  • ヨーグルトにバナナやイチゴをまぜて、フルーツポンチ。
  • ヨーグルトとマヨネーズをまぜて、サッパリドレッシング。
  • ヨーグルトをホットケーキに入れた、ヨーグルトパンケーキ。
  • ヨーグルトを芋やカボチャに混ぜて、ヨーグルトマッシュポテト。

これなら、大人もメニューの幅が広がりますね。

離乳食のヨーグルトは無理にあげないで大丈夫

離乳食のヨーグルトまとめ
  • 離乳食のヨーグルトは7ヶ月から
  • お腹がゆるくなる事もありますので、少しずつあげる
  • ヨーグルトをお料理に使って、レパートリーの幅が広がる

ちなみに、助産婦さんから聞いたお話ですが、赤ちゃんのお腹にはもともと乳酸菌がいっぱいあるそうです。

なので、離乳食のヨーグルトを嫌がる様でしたら無理にあげなくても大丈夫なんだそうです。

赤ちゃんのご飯は、一歳のお誕生日までには、ほとんどの食品が食べられる様になりますので、あまり、無理せずゆっくりとあげましょう。

また、不安な事があった時は、かかりつけ医に相談してくださいね。

では、育児を楽しんでくださいね。

Twitterでフォローしよう