小さなお子さんいると毎日が目まぐるしく過ぎていきますよね。
中でも、「幼児食の準備ってとても大変!」
と感じているママさんも多いのではないでしょうか。
だったら、「役に立つ幼児食レシピ」「一週間分の献立」なんてあるととっても便利ではないですか?
今回は1歳半~5歳ごろまでを対象とした幼児食の中から我が家でよく出す14食分をピックアップしてご紹介します。
目次
幼児食におすすめしたい食材
- ほうれん草、小松菜
- ひじき
- レバー
- 納豆
幼児食を食べる時期の子供で不足しがちな栄養が、カルシウム・鉄分・食物繊維の3つです。
この3つの栄養を摂れて、かつ子供向けな食材が上記の3つです。
ほうれん草と小松菜には鉄分を多く含んでおり摂取したい野菜の1つです。
茹でると冷凍することが可能になので主食にプラスしたり副菜としても活用できます。
ひじきはカルシウム、鉄分、食物繊維を全て含むとても優秀な食材です。
ひじき好きな子供も多いですね。
ひじきは国産をおすすめします。
レバーは鉄分の吸収率が高いため貧血予防に効果的で、子供にもぜひ食べさせたい食材です。
レバーというと臭みが強く大人でも苦手という人があるかもしれませんが、臭みを消すことで簡単に幼児食になります。
レバーの臭みをとる方法は簡単です。
レバーを水にさらして容器に入れ、レバーが隠れるくらいの牛乳を入れ冷蔵庫で5分置いて、最後に水で洗うだけです、
この下処理をするだけで、レバーの臭みが取れて子供も食べやすくなります。
容器の代わりにジップロックを使うのがおすすめです。
納豆は1パックに対し約3グラムの食物繊維が含まれているため子供の便秘解消にも効果的です。
またご飯の上に納豆を乗せるだけで子供も食べやすく、ママの調理の手間がないので忙しい朝にぴったりな幼児食です。
幼児食1週間分のレシピ
ひじきの炊き込みご飯
- お米2合分
- 乾燥芽ひじき5g
- にんじん1/2本
- 油揚げ1/2枚
- 出汁2合分
- 醤油7滴
①乾燥芽ひじきは水に浸し戻す。にんじんは皮を剥いて角切りに、油揚げは約5mmの細切りにしておきます。
②炊飯器にお米2合と①の材料を入れます。
③2合分の出汁とお醤油7滴を入れ、あとはいつも通り炊飯器のスイッチを押してひじきの炊き込みご飯の完成です。
少し多めに作って小分けにして冷凍保存すると簡単に子供に出せるのでおすすめです。
チャーハン
- ご飯茶碗1杯分
- ほうれん草1本分
- にんじん1/3本
- 卵1個
- 醤油6滴
- 塩ひとつまみ
①ほうれん草、にんじんを1cmほどに刻みます。
②フライパンに油をひきほうれん草とにんじんを炒めます。
③卵を溶いてから入れ卵が焼けるまで炒めます。
④最後にご飯を入れ醤油と塩を加えて全体よよく混ぜてチャーハンの完成です。
チャーハンはつい大人仕様で塩コショウをドバっとかけたくなるかと思いますが、幼児食では塩ひとつまみ程度にしてあげてください。
小松菜のパンケーキ
- 小松菜 4本分
- 牛乳 100ml
- ホットケーキミックス 100g
①小松菜はミキサーにかけます。
②ボールにホットケーキミックス、小松菜を入れ、牛乳を加えながら全体をよく混ぜます。
③フライパンに油を薄く引き②を入れます。
④表面がプツプツしてきたら裏返し1分半焼いて完成です。
小松菜のパンケーキも小分けして冷凍保存しておくのがおすすめです。
納豆入りお好み焼き
- 薄力粉100g
- だし汁100cc
- 納豆1パック
- 絹豆腐1パック
- 卵1個
- お好みの野菜(にんじん、玉ねぎ、ほうれん草、キャベツ、もやし)
①野菜は1cm程度に刻み茹でるかレンジで加熱をしておきます。
②材料をボウルに入れよく混ぜます。
③フライパンに油を薄くひき、カレースプーン3杯くらいを丸く広げて焼きます。
④裏返して水を小さじ1入れ、フタをして蒸し焼きにします。
普通のお好み焼きでもいいですが、納豆をプラスするだけで子供も食べやすく栄養もプラスされおすすめです。
関連記事子供の納豆嫌いは克服できる!おすすめの食べ方とレシピを紹介
ツナとかぼちゃのおやき
- かぼちゃ120g
- ツナ(できればノンオイル)1缶
- 片栗粉大さじ1と1/2
- 塩ひとつまみ
①かぼちゃはラップをし電子レンジで500W4分加熱します。
②ボウルに潰した①とその他の材料を入れよく混ぜます。
③油を薄くひいたフライパンに②を食べやすい大きさに平に焼きます。
焼きうどん
- 豚肉30g
- キャベツ1枚分
- にんじん1/4本
- 玉ねぎ1/4個
- うどん1玉
- 水50cc
- 醤油大さじ1/2
- みりん小さじ1
①野菜を一口大に切り油をひいたフライパンで炒めます。
②野菜に火が通ったら豚肉を入れさらに炒めます。
③うどんと水を加え、水分がなくなるまで炒め醤油、みりんを加え完成です。
レバーのカレー味
- 豚レバー1パック
- カレー粉大さじ3
- 牛乳適量(レバーが浸る量)
①豚レバーをザルにあけ、水で血を洗います。
②レバーをボウルに入れ、ヒタヒタになる量まで牛乳を入れ冷蔵庫で5分置きます。
③②を水で洗います。
③ボウルにレバーを入れ大さじ4の牛乳とカレー粉をまぶします。
④油をひいたフライパンで焼いてレバーのカレー味完成です。
ほうれん草と鮪のチーズ焼き
- ほうれん草4本
- 鮪(刺身用)100g
- 豆腐
- 塩こしょうひとつまみ
- チーズ好きなだけ
①ほうれん草、鮪は茹でて一口大に切っておきます。
②耐熱皿に①と粗く崩した豆腐を乗せます。
③塩胡椒をパラパラとかけチーズを乗せオーブンで少し焦げ目がつくまで焼いたらほうれん草と鮪のチーズ焼きの完成です。
チキンのトマト煮込み
- 鶏胸肉50g
- 玉ねぎ1/3個
- トマト1個
- 大豆水煮50g
- 水100ml
①鶏胸肉を一口大に、玉ねぎは粗いみじん切りに切っておきます。
②鍋に薄く油をひき①を炒めます。
③水と大豆を入れ弱火で10分ほど煮込めばチキンのトマト煮込みの完成です。
ミネストローネ
- にんじん1/2本
- 玉ねぎ1/2個
- じゃがいも1個
- ベーコン1枚
- トマト1個
- 塩ひとつまみ
- バター5g
- コンソメキューブ1個
- 水3カップ
①にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、ベーコン、トマトは1cmほどに切っておきます。
②ベーコンと玉ねぎをバターで炒めます。
③その他の材料とコンソメキューブ水を入れ10分ほど中火で煮ます。
④野菜に火が通ったら塩を入れたらミネストローネの完成です。
豚汁
- にんじん 1/2本
- 大根 1/5本
- ほうれん草 2本分
- 豚肉 30g
- だし汁 300ml
- 味噌 小さじ2
①人参、大根、ほうれん草は一口大に切ります。
②豚肉は細切りにします。
③だし汁を入れた鍋に①を入れ柔らかくなるまで煮ます。
④豚肉を入れ火が通ったら味噌を溶いたら豚汁の完成です。
もずくと豆腐のスープ
- 豆腐1パック
- もずく40g
- だし汁500ml
- 塩ひとつまみ
- 醤油小さじ2
①もずくを水洗いし2cmに切ります。
②鍋にだし汁と豆腐ともずくを入れ火にかけます。
③塩、醤油で味付けをしたらもずくと豆腐のスープの完成です。
鶏団子スープ
- 鶏ももミンチ100g
- 小松菜4本
- にんじん1/4本
- 玉ねぎ1/2個
- 醤油小さじ2
- 中華だし大さじ1
- 塩ひとつまみ
- 水2カップ
※鶏団子用の材料
- パン粉 大さじ3
- 塩こしょう ひとつまみ
- 醤油 小さじ1
①鶏ミンチにパン粉と塩こしょ醤油を入れよくこねます。
②鍋に水と一口大に切った野菜を入れ、鶏団子は一口サイズに丸めてから入れます。
③中華だし、醤油、塩を入れ5分煮込めば鶏団子スープの完成です。
きのこスープ
- しめじ1ふさ(好きなきのこでも大丈夫です)
- ウインナー4本
- ブロッコリー半分
- 水3カップ
- コンソメキューブ2個
①しめじ、ブロッコリーは一口大に切ります。
②ウインナーは1cmほどの輪切りにします。
③鍋に水、コンソメキューブ、①を入れ煮込みます。
④最後にウインナーを入れ3分煮込めばきのこスープの完成です。
幼児食のポイント
幼児食のポイントは簡単に作れて栄養のあるものを出す事です。
今回紹介したレシピは幼児におすすめの食材を使ったレシピでしたが、どれも簡単に作れるものばかりです。
また炊き込みご飯やチャーハン・パンケーキなどは多めに作って冷凍保存しておくことで、次からサッと出せるので特におすすめの幼児食です。
ちなみに解答のコツは、電子レンジの普通の温め機能を使って2分半~3分温めて解凍することです。
電子レンジの解凍機能ではなく普通の温めで解凍するのがコツです。
また、自然解凍もべちゃッとなるのでやめてください。
楽しい幼児食を目指しましょう
- 幼児食で不足しがちなのは、カルシウム・鉄分・食物繊維
- おすすめ食材は、ほうれん草・小松菜・ひじき・レバー
- ご飯・麺・おかず・汁物のレシピを組み合わせて、幼児食作りを楽にする
今回14食分の幼児食を紹介しましたが私のおすすめは、
- チャーハン+ミネストローネ
- レバーのカレー味+きのこスープ
- 納豆入りお好み焼き+鶏団子スープ
です。
上記のレシピにフルーツをプラスして1週間分の献立を考えてみてはいかがでしょうか!
栄養面が心配の時は汁物に野菜をたくさんいれてあげてみてくださいね。
幼児食の献立は栄養面を考えながらなのでとても大変ですよね。
ご飯ものやおかずは、3回分を作り冷凍ストックすると便利です。
よく使う野菜も、茹でてから野菜ミックスとして冷凍しておくことで調理がとても楽になります。
紹介したレシピも大人用として味付けをプラスするだけで家族みんなで食べられます。
ただどうしても疲れて料理する気が出ない時もあるかと思いますので、そのような時は子供向けのレトルト食品で済ましてしまっても問題ありません。
育児に気張らずに適度に子供に接していくことをおすすめします。
なお、子供向けのレトルト食品(カレー)に関しては別ページの『子供向けレトルトカレーランキング! 甘くて美味しいカレーはどれ?』をご覧ください。
ぜひ、楽しい幼児食の参考にしてみてください。