
最近、義母がヨーグルト作りに凝っていてひどいんです。
毎週のようにうちに来ては、すすめてきます。
毎回会うたびに「ヨーグルトは身体にいい!」というのが合言葉で、まるで義母の口癖のようです。
実は私、あの冷たいヨーグルトは、苦手なのでいつも遠慮させていただいてます。
(知覚過敏ともいいますが・・・笑)
でも、本当にヨーグルトは身体にいいのでしょうか。
先日、オーストラリアのテレビで
「牛乳はもともと牛の乳。人間にいい効果があるはずがない」とある研究者が語っていました。
うーん、この時代、いろいろな情報が飛び交い混乱しますね。
なので、ちょっと調べてみました。
ヨーグルトは体に良い?悪い?どっちなんでしょう?
身体に良いといわれる理由。腸内スーパーヒーロー、善玉菌!
「ヨーグルト」と一般的に呼ばれるものは、ミルクに乳酸菌や酵母を舞えて醗酵させる発酵食品です。
主に牛やヤギの乳が使われます。
その乳酸菌や酵母が腸内環境を整え、善玉菌を増やすとされています。
適量を摂取し続けると、どんな効果があるのでしょうか。
- 便秘解消
- 内臓脂肪減少
- インフルエンザ感染率が下がる
- 気分が落ち着く
- ダイエット効果
などなど、調べればどんどんでてきます。
でも善玉菌は年をとるごとに減っていく一方なのです。
年齢だけではありません。
現代の食生活では野菜不足だったり、油分の多い食事で、悪玉菌のほうが多くなりがち。
悪玉菌が増えると、便秘になりやすくなったり、身体の免疫力が低下します。
また、疲れやすくなったり、新陳代謝が低下したり、肌が荒れたりと悪いことばかりです。
だから、善玉菌をつくってくれるヨーグルトが身体にいい!ということなのです。
そして、効果的な食べ方としては、夕食後のデザートとして食べるとよいでしょう。
「ヨーグルトは、朝食。」という声をよく聞きますが、本当は夜に食べるのがおすすめ。
寝ている間に腸内環境の掃除ができるので、夜に食べるのがいいんですよね。
身体に悪いといわれる理由。
では、なぜ身体に悪いとも言われるのでしょうか。
ヨーグルト製品に含まれる乳酸菌や酵母の種類は800種類以上と言われています。
中には、人によって相性が合う菌と、合わない菌があるのです。
合わない菌だと、効果がないだけでなく、おなかが張ったりすることも。
さらに下痢になったりと身体の調子が悪くなります。
また、私のように冷たいものが苦手な人は、もともと身体が冷たいものを受け付けないのかもしれません。
身体を冷やすと善玉菌をつくるどころか、低体温体質になり、免疫が低下したり、花粉症をふくむアレルギーを引き起こす可能性もあります。
胃腸が弱い人にも向いてません。
酸が強すぎて胃もたれする場合もあります。
結論。
さてどちらでしょう。
「ヨーグルト」に含まれている、乳酸菌や酵母は身体にいい、ということは間違えないようです。
ただ、1つの食品で、超健康!なんてスーパーフードは存在しません。
ヨーグルトを食べたから、やせる!花粉症がなおる!というわけではないのです。
日々の食事のバランスが1番大事です。
ヨーグルトも自分の身体に合うものならば、食べ過ぎずに適量の摂取をしてください。
また、ヨーグルトと人にも相性があるので、自分にあったヨーグルトに出会えるといいですね。
おわりに、というか余談。
義母のヨーグルトのレシピを先日聞いたところ、無糖のヨーグルトと練乳を混ぜて、夕人にもらった酵母を混ぜ、醗酵させるようです。
普通に加糖のヨーグルト買えばいいじゃん・・・と思ったのは私だけでしょうか。
とってもいい人で、やさしい義母ですが、こういうところ、やっぱりいつも残念なんですね。
練乳入りのヨーグルト、ダイエット中の私には天敵です!