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「イヤイヤ期」って子供にとっては、とても大事な時期なんですが、
親にとってはとってもツライ時期ですよね。。。
何とか少しでも軽く過ごせるようにできないでしょうか?
また、その時期はいつまで続くものなの?
色々調べてみましたのでぜひ参考にしてみて下さいね。
目次
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まず、イヤイヤ期とは何?
イヤイヤ期とは、「第一次反抗期」のことです。
子供が、初めて“自己主張”をし始める時期の事です。
まだ上手くしゃべれない時期の子供が、“自己主張”をする時に、
簡単な『イヤ』という言葉を使う事が多いので
一般的にイヤイヤ期と呼ばれています。
「魔の二歳児」とも言われていて、子育ての中で
一番ママが困る時期かもしれません。(コワい!)
イヤイヤ期は、なぜ大切なの?
生まれたばかりの赤ちゃんは、
受動的(他の人から話しかけられる、微笑みかけられる)
にしか反応(泣く、笑う)できません。
それが、次第に成長して自分を表現できるようになってくる、
つまり人間らしくなってくる時期です。
自我が芽生え、自主性が出てくるのです。
ママに「イヤイヤ」をしながら、
- 我慢をする
- 人をいたわる
- 人には自分と同じ気持ちがあると理解する
- 人の話に耳を傾ける
などを学び、自分なりにどう自己主張していくかを
身に着けていく、成長過程にはとても重要な時期なのです。
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イヤイヤ期の主な2つの特徴は?
1.なんでも自分でやりたい!
時間がない時でも、いつでも色々な事を
自分でやらないと気が済みません。
ママがやってしまうと、反り返って怒り、
床に横になって暴れだすことも。。。
2.どこでも大泣き、大騒ぎ!
スーパーなどで欲しいものを買ってあげないと、
「イヤイヤ」と、床に横になり大声で泣いたりします。
家の中だとまだ良いのですが、外で「イヤイヤ」がはじまると大変!
イヤイヤ期にも当然個人差があります
でも、イヤイヤ期にも個人差があります。
「イヤイヤ」が酷い子と、そうでもない子がいるようです。
「イヤイヤ」期はあまり手がかからなかったけど、
「その後の反抗期で大爆発して大変だった!」
なんてケースもあるようです。
効果的な接し方と7つの対処法
1.一日のスケジュールを決めて、時間に余裕を持つ
いつ、「イヤイヤ」がくるかわからないので、常に
時間に余裕を持って過ごすようにしましょう。
そうすることで、朝の忙しい時間に「イヤイヤ」になってしまっても、
時間に余裕があれば、クールダウンすることができ、きちんと対処できます。
また、いつも同じ時間に食事・入浴・就寝するのも効果的。
子供も一日の予定がすぐにわかるので、外で熱中して遊んでいても、
「もうお昼になるからおうちに帰ろうね!」と言えば、
ちゃんと「イヤイヤ」せずに帰ってくれます。
2.睡眠時間を充分に
大人だって、睡眠不足だと機嫌が悪くなりますが、
子供だってよく寝ていないと機嫌が悪くなりやすいです。
できるだけ、たくさん寝かせてあげましょう。
3.時間を決めてあらかじめ伝える
時計の読めない小さな子にもわかりやすく、
「お昼の鐘がなったらおうちに帰ろうね」などと伝えておくと、
「イヤイヤ」がなく、あっても少なめで済みます。
わからなくても、あらかじめ「これをしたら帰るよ。」などと
事前に伝えると、子供なりに考えて遊ぶと思います。
4.子供が好きな事、興味のあることを把握するようにする。
子供が大好きな事や、興味のあることを把握するのも有効です。
もし「イヤイヤ」が始まっても、
「○○ちゃん、じゃあ、大好きな○○しようか!」
「あっちに、○○あるから見てみようよ!」と気をそらせて、
忘れさせることができる時があります。
切り替える感じですね!
また、好きな事や興味のあることを、
充分にさせてあげることで子供は満足します。
そうすると「イヤイヤ」の回数が減ります。
5.「イヤイヤ」が始まってしまったら、受け止める。そして、じっくり付き合う。
あなたに時間がある時は、子供の「イヤイヤ」が始まってしまったら、
子供の気持ちを受け止めて様子を見てみましょう。
そして、「○○やりたかったんだね。大好きだもんね。
自分でやりたかったよね。やらせてあげれなくてごめんね。
次はやってみようね。」などと声をかけてあげてください。
そして、子供の言う事をじっくりと聞いてあげましょう。
そうすると子供も、“ママ、気持ちわかってくれたの?”と
落ち着いてきて「イヤイヤ」が止まることがあります。
6.きちんと理由を説明する。
まだ、言葉がちゃんとわからないからと、大人の都合で
いきなり子供が遊んでいるのを中断したり、
理由もなく集中していることをやめさせられると
誰でも良い気分はしないですよね?
イヤイヤ期の子供は、おしゃべりは上手にできませんが、
実は人の言っていることはだいたいわかっています。
ですので、しっかりと一人の人間として接してあげましょう。
時間がない時も、「あと3回遊んだら帰ろうね。」や、
「ごめんね、ママ今急いでいるからあと1回やったら帰ろうね」
「これは○○だからやめようね。」など、きちんと説明してあげましょう。
7.うまく色々なツールを使ってイライラをため込まない。
四六時中、イヤイヤ期の子供の相手をしていると、
さすがにママも疲れてきてイライラしてしまう事が多いですね。
ママ自身もうまく色々なツールを使って手抜きをしていきましょう。
我が家では、朝の忙しい時間、子供の用意が出来次第、
好きなアニメを観て待っていてもらっています。
夕食を作るときなどもそうしています。
どうしても忙しい時や、ママの体調が悪い時などは、
テレビやアプリ、DVDにたよって少しは手抜きをしましょう。
ママ自身がイライラをため込むと、子供に当たってしまったりするので、
早めにイライラを解消する方法をご自分の方法で見つけてみて下さい。
例えば、キッズルームがあるカラオケ屋さんに行ってみたり、
友達と話して解消したり、公園を散歩したり、撮りためておいた
ドラマを観ながらゆっくりするなど。
趣味に没頭するのも良いですよ♪
イヤイヤ期のない子はいる?
元々の性格があっさりしていたり、皆と同じ時期に
イヤイヤ期にならない子供もいます。
成長はその子供によって違いますので、一般的に言われる
2歳に「イヤイヤ」期にならない場合もまれにあります。
遅れて「イヤイヤ」になるのかどうかもその子によって違います。
もしも、何か心配なことがあったら市町村の
保健婦さんに相談してみて下さいね。
2歳児の反抗期はいつまで続くものなの?
一般的には自我が芽生える2歳ごろから始まって、
3歳ごろには落ち着いてくると言われています。
が、これにも個人差がありますので終わりは子供次第です。
気長に構えましょう。
イヤイヤ期に寝ない時の4つの対処法は?
イヤイヤ期になると、お昼寝をしなくなる子供が多いです。
お昼寝してくれないと、ママはホッとする時間がなくてツライですよね。
お昼寝の寝かしつけに1時間もかかって、でも寝ない。(泣)
・・・なんて時はどうすればよいのでしょうか。
また、夜もお布団に入ってもなかなか寝ない、という話をよく聞きます。
そんな時もどうすればよいのでしょうか?
1.早寝・早起きを徹底!
昨晩、眠るのが遅くとても、朝7時半までには必ず起こしましょう。
夜は8時45分ごろにはお布団に入れるようにすると良いですね♪
お昼寝をしない場合は、夜、もっと早く寝てしまう事もあります。
基本の早寝・早起きのペースは乱さないようにしましょう。
2.夕飯は簡単なものか、早めに作っておく、入浴の準備も早めにしておく
お昼寝しない子供はだいたい夕方になると
眠くなってきてご機嫌がとっても悪くなります。
その相手をしながら夕飯の用意や入浴の準備をするのは大変です。
子供の機嫌が良いうちに準備しておきましょう。
3.できるだけ外で遊ばせる
外で太陽の光をしっかり浴びるて体を動かしてあげると、
お昼寝してくれるか、夜も、とっても早く寝てくれます。
ママも疲れてしまいますが、子供の体も丈夫になって良いですね♪
4.夜なかなか寝ない時は諦める。
早く寝てほしい時に寝てくれない時はいっその事諦めましょう。
それでも、10時半以降になると、子供も自然に眠くなってきます。
たまには夜更かししても仕方ありません。
そのかわり、翌朝は早めに起こしましょう。
まとめ
- イヤイヤ期とは「第一次反抗期」と呼ばれていて、子供がはじめて“自己主張”をはじめだす時期の事。
- イヤイヤ期の特徴は“なんでも自分でやりたい”“「イヤイヤ」言って横になってジタバタ暴れる”
- イヤイヤ期は一般的に2歳ごろからはじまり、3歳ごろ落ち着く。
- まれにイヤイヤ期のない子供もいる。
- 寝ない時の対処法は、早寝早起きのリズムを崩さないように。
- 夜更かししても翌朝は早く起こす。
- 夕飯は簡単なものかあらかじめ準備をしておく。
- 入浴の準備も早くしておくとベスト。
おわりに
イヤイヤ期、いかがでしたでしょうか?
我が家も、今ちょうどイヤイヤ期真っ只中です。
毎日大変ですが、二番目の子供なので、私自身の
経験値があるので上の子よりは少しは楽ですよ。
でも同じ兄弟でも個人差があり、イヤイヤ期も全く違います。
うちでは、二番目の方がかなり大変です。
時間がない時は厳しいですが、できるだけ
子供の言い分を聞いてあげてくださいね。
自然とそのうちに落ち着いてきますので、
大変ですが根気よく接してあげてくださいね!
いつの間にか「イヤイヤ」が終わりますよ♪