
チョコレート、、、美味しいですね?
あのコックリとした味、冬になるとなぜか?食べたくなりますね。
特に、疲れていたりすると美味しく感じます。
大人にとっては、癒しの味覚なのでしょう。
いつだったか、通訳の方が仕事の合間に脳を休ませる為にチョコレートをひとかけら食べるというのを、テレビで見た事があります。
体に良いという話も聞く一方で、子供に食べさせてはいけないという話もあり賛否両論のチョコレートです。
今回は、子供にチョコレートは何歳から食べさせていいのか?をお話したいと思います。
目次
チョコレートデビューは3歳からの理由
できれば、チョコレートはあまり早いうちから子供に与えない方が良いという意見が大半です。
そして、あげるなら3歳を過ぎてからというのが多いです。
では、どうして子供にチョコレートは3歳まであげてはいけないのでしょうか?
だいたい3つの理由があげられます。
日本では昔から「三つ子の魂百まで」と言われていて、3歳までの環境がその後の人生に大きく影響するといわれています。
それでは、詳しくみていきましょう。
3歳で味覚が形成されるから。
『3歳で味覚が形成される』これは、良く聞く話ですね。
実際に、海外では研究結果も出ているようです。
オレゴン大学のコーンウェル博士の実験によると、味の好みは3歳から6歳できまり、濃い味を好むとその後肥満の原因になるとでています。
幼少期の食事が大切とよくいわれる所以です。
また、「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫氏も
「子供の味覚は自然に任せるのが良い。しかし、油と砂糖には、騙されるので注意しなくてはならない」と述べています。
3歳でほぼ乳歯がはえ揃うから。
乳歯がはえ揃うのは、だいたい2歳といわれていますが、子供によっては2歳半だったりします。
乳歯が生える前の環境から虫歯になりやすい環境にするのは、あまり良い事とはいえません。
3歳でほぼ内蔵が完成するから。
赤ちゃんの胃は未熟です。
そして、まだ消化酵素が働きません。
内蔵に負担のかかる油ものは、もう少し内蔵の消化機能が完成する頃がおすすめです。
ちなみに、子供の消化器官が大人と同じになるのは、小学生くらいといわれています。
チョコレートのメリット
ここまで読むと、悪いことばかりで食べない方が良いようにも見えますが、
チョコレートにも良いところはあります。
まずチョコレートはエネルギー源になります。
チョコレートに含まれる糖分は体温を維持したり、
内蔵や体を動かす時のエネルギーになります。
チョコレートには、ポリフェノール(※1)がたくさん入っているため、
抗酸化作用がとても高く、血中に過酸化脂質(※2)ができるのを抑えてくれる効果があります。
※1 ポリフェノールとは、植物の樹脂や種子に含まれる天然成分です。
※2 過酸化脂質とは、コレステロールや中性脂肪が酸化した物で発がん物質として知られています。
チョコレートは、これらを抑えてくれます。
そしてチョコレートにはカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛、ミネラル、食物繊維などの栄養素も入っています。
ただの甘〜いお菓子というわけではありません。
摂り過ぎは良くありませんが、適量なら食べても身体には害はありません。
チョコレートのデメリット
チョコレートを子供に食べさせると
どんな悪影響があると言われているのでしょうか?
まず考えられるのは砂糖の過剰摂取による弊害です。
砂糖の過剰摂取すると、低血糖や虫歯、肥満になるリスクが高まります。
低血糖症になるとガンになるリスクも上がるという研究結果が出ています。
くれぐれもチョコレートの食べ過ぎに注意しましょう。
そしてチョコレートは依存性が高い食べ物だと言われています。
疲れている時に食べるとつい手が止まらなくなって食べ過ぎていたり、無性にチョコレートが食べたくなるのも、依存性が高いことが関係しています。
またチョコレートにはデオブロミンという成分により覚醒効果があります。
このデオブロミンという成分は、カフェインのようなもので集中力や記憶力が高まったり、気持ちが落ち着く効果があります。
しかし、摂り過ぎてしまうとテンションが高くなりすぎて眠れなくなったりするので注意が必要です。
また、チョコレートによって骨を弱くしてしまう場合もあります。
子供は三歳頃までに味覚がほぼ完成するそうです。
味覚が完成する前の子供には甘味の強いものはなるべく食べさせないのが理想的です。
チョコレートにはカカオが含まれていますので、カカオアレルギーにも注意が必要です。
カカオアレルギーの症状としては、じんましん、くしゃみ、喘息、せき、鼻血などが挙げられます。
チョコレートを食べると鼻血が出るというのは昔からよく耳にします。
子供の頃、チョコレートを食べた後、鼻血が出た経験がある人もいると思います。
その経験がすぐにカカオアレルギーに該当するかはわかりませんが気になる人は病院でアレルギーのIgE検査を受けるといいかも。
IgE検査とは、血液検査のうちの一つでカカオアレルギーだけでなく食品からくるアレルギーやアトピーの検査にも使われます。
ちなみに、IgE検査は血液検査なので採血が必要で費用は5000円ぐらいかかります。
1歳児にチョコレートをあげてしまった私の体験談
できれば、1歳になっても、チョコレートはあまりあげたくないですね。
でも、上の子がいるとなかなか難しいものです。
私の話で恐縮ですが、うちの子達は、上の子が3歳でチョコレートデビュー。
下の子は1歳でチョコレートデビューでした。
上の子は、幼稚園にあがって、お友達の家で食べたのがきっかけでチョコレートデビューしてしまいました。
下の子は、もう少しあげるのを遅くしたかったのですが、上の子が食べていると食べたがるので仕方なくあげていました。
しかし、普段は極力あげない様にして、お友達が来た時だけとか、お誕生日などの特別な時だけにしていたせいか、小学生の今では、二人ともチョコレートはあまり好きではありません。
チョコレート中毒の心配は?
チョコレートって中毒になりやすいって知ってましたか?
なぜか食べると無性に立て続けにたべなくなって止まらなくなる時がありますね。
それは、チョコレートに含まれるカフェインの仕業なんです。
本能で生きている子供に、中毒性の強いチョコレートをあげておいて「食べるな!」というのは無理な事です。
また、甘いものも依存性が高い食物です。
「粗食のすすめ」で有名な幕内秀夫氏によると
「人間は長い歴史の中では飢餓との戦いでしたので、とにかく人間は甘い物や脂物をおいしいと本能的に感じる様にできているといわれています。」
ですから何もなかった昔ならともかく、飽食の時代の現在においては子供を中毒にさせてはいけません。
甘い物を食べさせたかったら、干し芋、干し柿、ドライフルーツをあげましょう。
ちなみに、うちの長男は中学生ですが、干し芋、干し柿が大好きで、なぜか?
おやつに干し芋を食べています。
チョコレートは虫歯になりやすい?
チョコレートは虫歯になりやすいです。
チョコレート以外でも、砂糖がはいっている食べ物はすべて虫歯になりやすいです。
ここで、面白い本をみつけたので紹介しましょう。
「歯医者が虫歯を作っている・著・長尾周格・出版・五館」
この本によりますと
「太平洋諸島に貿易船が頻繁に到着し精糖が大量に輸入されると原住民のあいだに虫歯が増え、その後、貿易船が来なくなるとともに虫歯の進行も止まった」
歯医者が虫歯を作っている・著・長尾周格・出版・五館
とあります。
つまり、虫歯の原因は砂糖なのです。
どうしてもチョコレートをあげたければ砂糖なしをあげるといいかもしれませんが、たぶん苦くてまずくて子供は食べないでしょう。
苦いチョコレートをあげておいて、チョコレートは不味い物だと覚えさせるのも悪くないかもしれませんね。
チョコレートは肥満になりやすい?
チョコレートは肥満になりやすいです、これも砂糖の仕業です。
「砂糖は簡単に手に入る麻薬だ!」と専門家もいるくらいなの注意が必要です。
ポリフェノールや栄養と色々いわれていますが、それはカカオの栄養お話ですので砂糖のないものや少ない物を選ぶようにすると良いと思います。
(砂糖が少ないと、たぶん、苦くてあまり美味しくないと思いますが、、、)
子供のチョコレート対策:じいじ・ばあばには『医者から言われている』で納得してもらう
じいじ、ばあばって、良い存在でもあるし困った存在でもありますね。
特に姑の場合は、あまり強く言うと角がたつし、だからといって何も言わないと子供が虫歯だらけになってしまいそうですね。
じいじ、ばあばには「まだチョコレートはあげないでって、医者から言われているの!」と言ってしまいましょう。
医者は小児科でもいいですし、歯医者でもいいです。
なぜか?「先生」と名前のつくものには、弱いのがあの世代、、、。
専門家がいうのなら仕方がないと、あきらめてくれるのではないでしょうか?
基本的には、チョコレートは家にはおかない、大人は食べない、食べるときには隠れて食べる。
くらいの気持ちでいないと、なかなか難しいですね。
子供のチョコレート対策:おやつをチョコレート風味にする
必要なければ、チョコレートをあげなければ良いのですが、味を覚えてしまって困っている時は、ココア等のチョコ風味で工夫するのはいかがでしょうか?
ココアをいれて、ホットケーキを作ったり、蒸しパンを作ったり、親子でクッキー焼いてもいいですね。
それから、幼児用のビスケットなら、ココア味でも胃には優しいです。
また、嫌いでなければ、和菓子系がおすすめです。
アンコは、甘さはあるものの油の心配はありませんね。
子供のチョコレート対策:チョコレートは特別な時にだけにする
「チョコレートが食べたい!!」とマーケットのお菓子売り場で泣き叫ぶ子供を止める事は大変です。
だったら、最初からあげなければ良いのです。
そうなると大人も大変ですが、、、。
私の幼稚園時代のママ友はチョコレートをみせると「これは辛いので大人しか食べれないの!」といってあげてない人がいました。
ママ友にもよりますが、なるべく普段チョコレートはあげないようにして、お誕生日とかクリスマスとか特別な日だけにするといいですね。
そう、昔のチョコレートが高価だった時代の様に、チョコレートは特別な日の食べ物という認識を持たせるといいのかもしれません。
子供のチョコレートは3歳からがおすすめ
- 子供のチョコレートは3歳から。
- 特別な日以外は、チョコレートをあげない工夫をする。
- チョコ味が欲しい時は、ココアを使ってお菓子を作る。
- チョコ味が欲しい時は、幼児用のお菓子を使う。
- 甘い物が欲しい時は、和菓子を使う。
チョコレートにはデメリットもありますが、とっても美味しいですし、きちんとルールを作ればメリットもあると思います。
ただし、カカオアレルギーには気をつけてあげたいですね。
子供の体には、少し負担がかかるチョコレートは大人になってからのお楽しみに。