新生児の時期が過ぎ、赤ちゃんとの生活に慣れてきたころ。
次にママさんが気になることといえば、赤ちゃんの「うつ伏せ寝練習」だと思います。
中には「いつからやっていいのだろう・・・」と疑問だらけな人もいますよね。
赤ちゃんのことになると不安なことが増えるものです。
でも、大丈夫!
いつごろから始めるのか、どんな方法でやるのかしっかり知れば問題ありません!
注意点も含めてまとめてみました!
目次
うつ伏せ練習の時期は・・・?
生まれたての赤ちゃんは首が座っていないため、支えてあげていないとグラグラしているかと思います。
赤ちゃんによって異なりますが、早い子だと生後3ヶ月ごろ、遅くても生後6ヶ月ごろまでには首が座ると言われています。
もちろん、何もしていなくても首は座るものではありますが、少しでも首すわりが早くなるために練習するのが「うつ伏せ寝練習」なのです。
うつ伏せ寝練習の時期は、生後1ヶ月ごろからすることができるようです。
新生児を卒業してから少しずつ練習するのがいいかもしれませんね!
しかし、最初から長い時間すると、赤ちゃんがうつ伏せになることを嫌がる可能性があります。
そのため、はじめはほんの数秒からでもいいんです。
うつ伏せにすることで赤ちゃんは一生懸命顔をあげようと動かすので自然と体を動かす運動にもなります。
では、実際にどんな風にすればいいのか見ていきましょう!
うつ伏せ寝練習の方法とは
赤ちゃんをうつ伏せにするときは
- 赤ちゃんの頭の後ろに手を置きしっかりと支えます
- 反対の手を脇に入れます
- 脇に入れた手で支えるようにして体を反転させます
- 頭の後ろに置いていた手でお腹を支え床に下ろします。
新生児の赤ちゃんを沐浴をするときにも同じように下向きにすることがあると思います。
うつ伏せ寝も同じようにしてあげるとわかりやすいですね!
首が座っていない赤ちゃんは、うつ伏せにされることに慣れていないので泣いてしまうこともあるかと思います。
なので、様子を見ながら最初は3分から5分くらいでやめるといいかもしれません。
赤ちゃんの首が座ったか、どう判断する?
赤ちゃんが首が座ったかどうかの判断って難しいですよね・・・
3ヶ月検診でも先生に見てもらうことが多いかと思いますが、
- うつ伏せにした状態で自分の力で顔をあげることができる
- 仰向けにし両手を掴み引っ張ったときに頭がついてくる
- 縦抱きにしたとき首を支えなくても安定している
といったことができていれば、首が座ったかどうか確認することができます。
うつ伏せ寝の注意点
生後1ヶ月ごろからうつ伏せ寝練習をすることができますが、うつ伏せ寝練習する際の注意点もいくつかあります!
顔を左右に傾け呼吸を確保
うつ伏せにしたときに赤ちゃんの顔を左右どちらかに傾け呼吸がしやすいようにしてあげる。
首が座っていない赤ちゃんはまだまだ自分で頭を動かすこともあまりできません。
なので完全にしたを向かせてしまうと呼吸ができなくなり窒息する恐れがありますので呼吸がしやすいようにしてあげましょう。
練習中は目を離さない
5分ほどの時間でも絶対に赤ちゃんから目を離さず見守ってあげましょう
ミルクを飲んだ直後は避ける
普段仰向けに過ごしているため急にうつ伏せ寝にしてしまうとミルク等を戻してしまうことがありますので、直後は避けましょう!
あまり柔らかすぎるマットの上ではやらない
フカフカの毛布の上などで行うと顔が埋もれてしまいます
赤ちゃんの顔の周りにタオルやガーゼなどを置かない
薄いガーゼであっても体を上手に動かすことができないため窒息のリスクが高くなります
うつ伏せ寝とうつ伏せ寝練習は違う
またうつ伏せ寝とうつ伏せ寝練習は違います。
うつ伏せ寝というのは、赤ちゃんが寝ているときにうつ伏せになり、そのままにしている状態のときのことを言います。
うつ伏せ寝は、寝返りができるようになった子によく見られます。
が、うつ伏せ寝練習をする赤ちゃんは、自分で動くことができないため、特に目を離さないように注意しましょう!
まとめ
- うつ伏せ寝練習は生後1ヶ月から行うことができる
- うつ伏せの仕方は沐浴の時と似ている
- 練習中は顔を左右に傾けてあげる
- 赤ちゃんから目を離さない
- ミルクを飲んだ直後は避ける
- 分厚いマットの上ではやらない
- 練習する際は周りにものを置かない
あとがき
いかがでしたでしょうか。
生まれたばかりの赤ちゃんはとっても繊細でママさんも不安なことってたくさんありますよね。
うつ伏せ寝練習は、環境によっては窒息の恐れがあったりします。
が、しっかりと注意していれば首の座りが早くなったり、赤ちゃんの体の運動になったりとメリットもたくさんあるんです。
うつ伏せ寝が好きでうつ伏せにすると機嫌がいい赤ちゃんもいるんですよ!
赤ちゃんが、一生懸命顔を持ち上げようと頑張っている姿を見て応援してあげるのも良いです。
親子のとてもいいコミュニケーションになると私は思っています。
できなかったことができるようになる喜びを我が子を見てとても感じることだってできるんです!
ぜひ参考にして、赤ちゃんとのスキンシップの時間を増やしてみてくださいね。