子どものガム何歳から食べて大丈夫?飲み込んでも大丈夫?

子供にガムを食べさせたくないなぁと思っているお母さんは多いのではないでしょうか?

私もまだ3歳になる娘には、ガムを食べさせたことはありません。

ガムって体に悪いのでしょうか?

また、世間では何歳くらいから子供にガムを食べさせているのか調べてみました。

子供のガムは3~4歳から

最初に、ガム自体に直接的な害はないのでガムを何歳から食べた方がいいという明確な定めはありません。

では、何歳くらいからならガムを食べさせている割合が多いのかと言えば3~4歳くらいから食べさせている方が多いようです。

お子さんが幼稚園に入っても食べさせていないという意見や、小学校に入っても食べたがらないからあえて食べさせるようなことはしていないなどの意見もありました。

お兄ちゃんやお姉ちゃんがが食べていると、平均より少し早くから食べている子もいるようです。

なかなか上の子はいいけど、下の子はダメなんて言えないですよね。

そんな時は、子供用のチューイングガムを選んだり、食べさせる量などをしっかり決めるなど、

きちんとガムのルールを作って食べさせるようにしたいですね。

ガムは虫歯ができやすい口内環境を作ってしまう

ガムに直接的な害はありませんが、虫歯リスクは上がります。

長時間口に入っているガムは、飴と同じく虫歯になりやすい口内環境を作りだしてしまいます。

なのでガムを食べさせたあとは必ず、歯磨きをしっかりしたほうがいいです。

しかし外出中では、歯磨きできないこともあると思います。

そんな時は、麦茶を飲むだけでも虫歯ができにくくなります。

 虫歯は、ミュータンス菌が歯にくっつくことで発生しますが麦茶にはこのミュータンス菌や、微生物の生成、固着を予防する働きがあります。 

外出中のみならず普段から麦茶を飲ますようにすると虫歯ができにくくなります。

ガムの原材料

ガムの原材料
  • ガムベース
  • 甘味料
  • 香料

ガムは主に三種類の材料から出来ています。

ガムベースは、ガムの本体とも言えるグニャグニャした部分のことです。

代表的なものは、「サポディラ」という木の樹脂を煮詰めて作った天然チクルという植物性樹脂です。

これがガムの噛み心地を決めています。

ただし、実際には天然チクルではなく「酢酸ビニール樹脂」という何だかコワい名前の物質を原料にすることがほとんど。

「酢酸ビニール樹脂」という名前はコワいですが口に入れても危険はありませんので、安心してください。

甘味料は砂糖の他にキシリトールなどがあります。

甘味料がガムの甘さを決めています。

香料はガムに香りを出すもので、すっきり系のガムには天然ハーブやペパーミントなどが使われています。

フルーティーなガムには、果物から取り出した植物精油を加えたりしています。

だいたい、以上の3点が原材料です。

乱暴な言い方をすると、ガムは食べられるプラスチックに甘味や香料をつけたものとでもいえます。

ガムを飲み込んでしまった場合の対処法

もしもガムを飲み込んでしまった場合も悪影響は出ません。

ガムは消化吸収されずそのまま腸を傷つけることなく便として排出されます。

しかし、これはガムだけを飲み込んでしまった場合です。

ガムと一緒に何か消化されないものを飲み込んでしまうと、ガムに絡まって腸の狭い部分に引っかかり

腸閉塞を起こしてしまう危険があります。

腸閉塞とは、食べ物や消化液の流れが小腸や大腸で滞(とどこお)った状態です。

また、大量のガムを一度に飲み込んでしまった時も同じく腸閉塞になることが稀にあるので気をつけてください。

もちろん子供であればのどにガムが詰まってしまう可能性もあります。

ガムを食べたまま寝てしまう事にも気をつけなければいけません。

寝たまま食べるとガムが肺に入ってしまうことも稀にあります。

子供のガムまとめ

ガムは大量に食べるとお腹がゆるくなったり、糖分の摂り過ぎなどいろいろ気になる所があります。

結局の所、子供にガムの容器ごと渡してしまうと食べ過ぎたり、飲み込んでしまう心配があります。

ですので、子供にガムの容器ごと渡してしまうのは避けたほうがよさそうです。

またガムによって虫歯も誘発しますので、ガムと歯磨きはセットで考えておきましょう。

子供が小さいうちは、大人の目が届くところで食べさせたいですね。

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