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私の住んでいるオーストラリアはもう冬模様です。
娘を学校に送るときにふと気づくと、娘の足が乾燥して真っ白だったりで、まだまだ保湿が必要だと感じる毎日です。
最近、2人目を産んだ友人は、「やっと2人の育児に慣れてきたけれども、保湿をよく忘れてしまう」と言っていました。
子供が多くなればなるほど、朝の支度やお風呂上りはバタバタですよね。
近くで世話をしているからこそ「赤ちゃんの肌みたいになりたい!」と思うくらい、モチモチしてキレイな肌だから「保湿なんかいらないんじゃないか」と思いがちですよね。
でも、違うんです。
むしろ、生まれたばかりの新生児だからこそ、保湿が必要なのです。
その理由をまとめてみましたので参考にしてください。
目次
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実は乾燥肌?!新生児こそ保湿が必要?
プルプルでスベスベでモチモチな肌を持つ新生児。
ずっと触っていても飽きないくらいの触り心地。
乾燥肌とは無縁だと思っていました。
でもやはりそれは、まだ生まれたばかりの新生児。
水分を皮膚内に保持する機能は、まだ未発達なのです。
たとえ、体内水分が体重の8割以上を占めるとはいえ、それを保持できる機能がなければ、すぐ蒸発して乾燥してしまうのです。
そして、水分を失った皮膚は、傷つきやすいのです。
自分の爪で軽く引っかいてしまったり、服が引っかかったりと、こんなことでも簡単に傷がつくかもしれません。
赤ちゃんの肌は、大人の肌では考えられないほどもろいのです。
大人の2倍、乾燥しているかも?赤ちゃんの皮膚ってそんなに薄いの?
実は、赤ちゃんの皮膚は、とても薄く、通常大人の肌の半分なのです。
大人さえ乾燥してしまう季節は特に、赤ちゃんの皮膚は2倍または2倍以上乾燥しているといっても過言ではありません。
また、暑い季節だからといって保湿を忘れてはいけません。
必要以上に肌を露出していると、その肌から水分が蒸発し乾燥してしまうのです。
(かといって、汗をかきっぱなしでは、汗疹になってしまいますので、調整は大切です。)
お母さんのおなかでは、羊水で皮膚も乾燥から守られていました。
外の世界に出て、直接的な肌への衝撃や紫外線、ウィルスや細菌、ほこりなど、赤ちゃんの肌にとっては未知の世界なのです。
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乾燥を防がないと肌荒れ?!乳児湿疹の原因にもなる?
乳児湿疹はどの赤ちゃんも通る道かと思います。
生後3~4ヵ月後は特に、皮脂の分泌が少なくなります。
その結果、水分保持ができず乾燥します。
肌荒れして乾燥した肌はとても傷つきやすいので、小さい傷からでも細菌感染します。
ウィルスや細菌が乾燥してできた傷から侵入し、風邪や下痢など病気につながる可能性もあるのです。
乳児湿疹や病気を防止するためにも、赤ちゃんの皮膚の状態を観察して、保湿調整することは大切なのです。
我が家の場合
私の育児で1番の優先順位は、赤ちゃんの睡眠=自分の睡眠でした。
できるだけ長く寝させる!という目標のために、お風呂上りにはオーガニックのラベンダーのアロマ入りのベビーローションで、ベビーマッサージをしていました。
マッサージは新生児にとって軽い運動にもなるので、寝つきがよくなりました。
さらに便秘予防にもなるし、身体全体の保湿にもなります。
また、スキンシップにもよいと思います。
結果、お風呂上りにローションやクリームを使ってのマッサージは、まさに一石四鳥でした。
朝外出するときは、日焼け止めのローションを塗っていました。
そして汗をかいたときは、こまめに着替えをさせていたと思います。
体質もあると思いますが、そのおかげか、娘も息子も乳児発疹は、本当に短期でそして軽症でした。
おわりに
赤ちゃんはまだ「痛い」とか「かゆい」とか言葉にして表現できません。
できるだけ、一番近くにいる大人が原因を取り除いていけるといいですよね。
赤ちゃん用の保湿剤はこちらの記事を参考に選んでください。
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