ご飯がなかなか食べきれない、、、宿題がなかなか終わらない、、、。
怒鳴ろうが、、、怒ろうが、、、一向におかまいなし、、、。
もーマイペースなんだか?なんなんだか?なんでうちの子はこうなんだろう???
と思ったことはありませんか?
そして、よそのお子さんが、利発そうに見えて、落ち込んだ事はないですか?
それは、もしかしたら、食べ物や環境などが原因かもしれません。
今回は、子供の集中力を高める方法ついてまとめましたので参考にしていただければと思います。。
家の環境を整える(整理整頓・雑音・室温)
机の上や、部屋の中がグチャグチャしていると、子供は集中することができません。
特に、低学年の子供は、オモチャなど興味の対象が目に入るだけで、もう意識はそちらに言ってしまいます。
ですから、宿題をする時間になったら、オモチャ等に布をかけておくのも手です。
これは、風水の話ですが、仕事運や勉強運をあげたいと思ったら、家の中を整理整頓するのが良いという事です。
家の中全体をやるためには家族の協力が必要なので、なかなか、難しいかもしれませんが、机の上だけでも、整理すると変わってきます。
私は、どんなに忙しい時でも、リビングの食卓だけは、何もない状態に保つ様に努力しています。
それから、部屋の掃除が難しければ、せめて机の上だけでも、何も置かない様にすると集中する事ができる様になります。
また「勉強しなさい。」「宿題しなさい。」といくら親が言っていても、傍で親がテレビを見ていたりしていては、それは、難しい事です。
勉強する時間になったら、静かにしてあげる配慮も必要です。
ちなみに室温も集中力に影響します。
どちらかというと、冷たい場所や、涼しい場所の方が頭が冴え集中力が高まる傾向にあります。
一番ダメな例が、コタツです。
コタツは、暖かいのでいつの間にか寝ています。
食事を和食中心にする
和食は子供の集中力を高めます。
和食、wasyoku、わしょく、ワショク、今や日本が世界に誇る文化ですね。
評判の良い医療関係者の書いた、アトピーやアレルギー系の本(食事でアトピーを治す本:永田良隆:著)を読んでいると、大抵、昭和30年代の和食を摂ると良いと書いてあります。
いわゆる、一汁三菜みたいな感じです。
ご飯、味噌汁、魚のおかず、野菜のおかず、お漬物、とお茶という感じ。
この食事にしただけで、アレルギー疾患が治り、集中力が出てきたとあります。
集中力を高めるのに良い食材は大豆製品、背の青い魚、発酵食品、精製されていないお米、精製されていない砂糖等、です。
反対に集中力のない子供の食事の共通点としてはスナック菓子、添加物の多い食事、インスタント系食品です。
スナック菓子や添加物の多い食品には、大量の薬品が使われています。
それが、神経系に影響を与えたり、色々な疾患を悪化させると言われています。
添加物を極力摂らない工夫をするだけでも、体調が整ってきます。
体調が整うだけでも、子供本来の力を発揮できる様になり自然に集中力が高まります。
色々な疾患があったりすると集中できません。
子供の集中力を高めるためには健康的な食事にする。
できれば日本人の消化にあった和食にする、という事が第一歩です。
適度な運動と睡眠時間を確保する
なかなか、夜寝てくれない時は、運動が不足しているのかもしれませんね。
無理にスポーツしなくても、散歩や縄跳びだけでもいいので、するのがコツです。
また、塾に習い事にと奔走していて、睡眠時間がおろそかになっている事もあります。
睡眠不足だと、大人でも集中力が下がりますし、イライラしてきますね。
子供は沢山寝かせてあげたいですね。
小さい子なら10時間、小学生でも8時間は睡眠時間をとりたいですね。
適度な運動をすることで良い睡眠に繋がり早寝早起きにも繋がります。
早寝早起きは、自然のリズムに同調する事で、その人本来の力を発揮する事ができるという事です。
実際に、息子の友人で学年トップの子がいたのですが、その子はいつも朝5時に起きて朝日が登るのを見るのが日課だと聞きました。
また、学習関係の本を多く執筆されている、親野智可等さんや蔭山英男さんも著者の中で早寝早起きの重要性を解いています。
子供の将来のビジョン(目標)を明確にしてあげる
「勉強をしなさい、、、しなさい、、、」と口やかましく言っても、多分子供には、なぜ勉強しなくてはいけないのか?理解できません。
例えば、将来何になりたいのか?という将来のビジョンの話をして見るといいと思います。
将来なりたい自分になるには、こんな勉強が必要で、こんな学校に行くと、その仕事に就ける様になるとかそんな話をしたり、一緒に調べたりする事でモチベーションがアップして具体的な目標が出来ます。
目標を決めたら紙に書いていつでも見える所に張り出しておきましょう。
なぜ目標を紙に書くと実現するのかというメカニズムは省きますが、はっきりとしたデータが残ってます。
1979年、アメリカのハーバード大学で実験が行われました。
実験に参加した学生に、目標を紙に書いているかどうか尋ねたのです。
すると、全体の3%の学生が目標を紙に書いていました。
10年後、再び実験に参加したメンバーに連絡を取り、年収などのデータを集めました。
目標を紙に書いて持ち歩いていた3%の学生は、残りの97%の学生の、なんと10倍の年収を稼いでいたそうです。
目標は紙に書いて貼りだす、または持ち歩くように教えてあげてください。
その他、何か悩み事があって、集中できないこともあります。
子供とゆっくり、時間をとって話を聞き出し、友人トラブルがないのか?学校は面白いのか?色々聞いてあげるて悩み事があれば解決してあげることも大切です。
まずは親が集中できる人間になる
- 早寝早起き
- 整理整頓
- 添加物を摂らない
- 和食を心がける
- 適度な運動と睡眠時間の確保する
宿題は、子供にとっては、やらなくてはならない事です。
やらなくては、ならないと分かっていながら、やっていないのです。
そういう時は、大抵、親もやらなくてはならない事をしてなかったりします。
例えば、出すべき書類を出してないとか、納期の税金を払ってないとかです。
昔から「子供は親の鏡」と言います。
子供は、なんでも親のやる事を真似します。
なので、親が集中できる人間でないと、子供も集中できる人間にはなりません。
小さい子供にとって、身近な手本は親です。