授乳中に緑茶は何杯まで飲んでいい?ペットボトルの緑茶も大丈夫?

授乳中は「どんな食べ物がいけないのだろう・・・」

「どのくらいの量なら大丈夫だろう・・・」と悩むママさんも多いですよね。

私もささいなことでも気になってすぐ調べたりしていました・・・

そんな授乳中ママさんならではの心配事の中でも、カフェインを摂るのが心配ってのがあります。

ということで、今回は緑茶やペットボトルのお茶に含まれるカフェインについてまとめてみようと思います!

授乳中は緑茶を飲んでも大丈夫

妊娠する前からコーヒーやお茶が好きで、1日にたくさん飲むという人も少なくないかと思います。

ですが、授乳中の場合お母さんが摂取したカフェインは、約1%が母乳に混ざると言われています。

実際に産院でもカフェインが含まれる飲み物の指導をされる場合があります。

しかし、約1%と言われてもピンとこないですよね。

結論から言うと、緑茶は過剰摂取しない限り赤ちゃんにすぐに悪影響が出るわけではありません。

カフェインにはリラックス効果も期待できるので、私も気分が優れない日や、落ち着きたい時にはよく利用していました。

適度にカフェイン入りの緑茶を飲み、そのあとは麦茶に変えてゴクゴク飲むのもいいですね。

緑茶に含まれるカフェインは150ml中、約30ml

緑茶に含まれるカフェインは、濃さにより前後しますが一般的には150ml中、約30mlになります。

WHO(世界保健機関)が定めた、授乳中のカフェイン摂取量の上限が一日300mlです。

なので極論、一日に10杯の緑茶を飲んでも大丈夫という計算になります。

とは言え、やはり授乳中はちょっと控えた方が良いと思います。

なので、こそだねっとでは授乳中は1日2〜3杯までをおすすめ範囲にしています。

しかし、玉露の場合はカフェインがグーンと増えて、150mlあたり、なんと240mlのカフェインを含みます。

1日2~3杯は大丈夫とお伝えしましたが、玉露に限っては上限をすぐに超える勢いなので授乳中の方は要注意です。

赤ちゃんの様子が変なら緑茶は控えて

飲みすぎなければ授乳中でも緑茶は飲んでも大丈夫ですが、赤ちゃんの様子を少し観察して、以下の心当たりがあれば注意してください。

  • いつも寝ている時間に起きてしまう
  • 興奮気味
  • いつもより不機嫌

こんな様子があるのであれば、カフェインの摂取量を控えたり、飲んでから時間を空けて授乳することをおすすめします。

あまり飲みすぎていなくても緑茶によってカフェインの量が変わってきます。

飲む商品の食品表示を見て摂取量を調節してみてください。

ペットボトルの緑茶のカフェイン一覧

コンビニやスーパーで売られているペットボトルタイプのお茶ってたくさんありますよね。

そのお茶には、どのくらいのカフェインが含まれているのでしょうか?

  • おーいお茶・・・500mlあたり約60ml
  • 伊右衛門・・・500mlあたり約50ml
  • 生茶・・・500mlあたり約60ml
  • アサヒ 緑茶・・・500mlあたり約50ml

などなど様々な緑茶にカフェインは含まれています。

ただ、よく見ると、普通に緑茶を入れたときに比べると、カフェインの量は約半分です。

カフェインの摂取量のことだけを考えると、ペットボトルの緑茶は授乳中のママさんにも優しいと言えます。

しかし、それでもカフェインが気になるという人には代わりにノンカフェインのお茶を飲んでいただければと思います。

授乳中におすすめのお茶

授乳中におすすめのお茶
  • ルイボスティー
  • たんぽぽ茶
  • 麦茶
  • ごぼう茶

緑茶ではありませんが、授乳中の方におすすめのお茶も紹介します。

ルイボスティーは、健康にいいと言われているお茶です。

ルイボスティーには、カルシウムやミネラル、鉄分といった様々な成分が含まれ、腸内の免疫力をアップする効果が期待できます。

たんぽぽ茶は、名前の通りたんぽぽの根から作られたお茶です。

味がコーヒーと似ているためコーヒーの代わりにもなるノンカフェイン飲料です。

麦茶はノンカフェインといえば麦茶が思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか?

ミネラルが含まれており子供も大人も飲みやすく水分補給にはぴったりです。

ごぼう茶は、便秘を解消してくれる効果があり、妊娠中や授乳中で薬が飲めなくても気にせず飲むことができます。

また授乳中は乳腺炎のトラブルも起こしやすく、その乳腺炎予防にもなります。

実際に、私も授乳中に乳腺炎になり、助産師さんに「母乳もサラサラになる」とおすすめされました。

乳腺炎(にゅうせんえん)とは、母乳が出てくるための乳腺が詰まり、炎症を起こしてしまう事です。

乳腺炎については私の経験を元に別ページで詳しくまとめましたので、そちらのページをご覧ください。

関連記事乳腺炎とは?乳腺炎に効く食事とマッサージのやり方

授乳中も適度に緑茶を飲んでリラックスしよう

授乳中の緑茶まとめ
  • 授乳中のカフェインの約1%は母乳に混ざる
  • 1日2~3杯なら飲んでも大丈夫
  • 赤ちゃんの様子に良い注意
  • 授乳中にオススメのお茶ルイボスティー、たんぽぽ茶、ごぼう茶、麦茶、香ばしい健康茶そば茶
  • コンビニのお茶にはカフェイン入りとノンカフェインのものがある

授乳中だと食べ物や飲み物にはとても気を使いますよね。

緑茶が好きなひとも、ゴクゴク飲むと飲みすぎてしまうこともあると思います。

特にカフェインが多い玉露には注意してください。

緑茶の代わりとしては、生茶のノンカフェインのものは個人的にも緑茶の風味もあってとてもおすすめです。

どんな飲み物がダメなんだろう~と心配になる気持ちになりますが妊娠中も授乳中も、なるべくストレスなく過ごせるように参考にしていただけると嬉しいです。

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