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赤ちゃんの時のへその緒…うちの子供達のは桐の箱に入っています。

子供達に見せたら「気持ち悪い…ミイラみたい…」と言ってました。

確かにね…へその緒って、しばらく、おへそにくっついているんですよね。

そして、助産師さんから「自然に取れますよ」と言われた記憶があります。

懐かしいなあ…慣れない産後、ドタバタした日々が思い出されます。

さて、今回は赤ちゃんのへその緒について、お話をしていきたいと思います。

 

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赤ちゃんのへその緒

出産された方ならわかると思いますが、出産時にへその緒は病院でカットされます。

赤ちゃんには、へその緒を切った後の、へその緒の残りがついている状態です。

うちの子の時は、切った後は傷みたいになっていて、まだ赤くて湿った感じでした。

痛々しくて、絶対何かケアが必要な感じです。

実際、入院中に産後のケアとして、おへそのお手入れを沐浴と一緒に指導してくれる病院が多いです。

へその緒の消毒方法

退院すると病院から渡される退院セットの中に、綿棒とアルコール消毒液が入っています。

(病院によって違いますが…私の入院した病院は退院セットに入ってました。)

一般的なへその緒の消毒方法(消毒液)

  1. 沐浴のあと、体を拭いてよく乾かします。
  2. 綿棒に消毒液をつけて、おへその周りをグルッと拭き取ります。
  3. よく乾いたら、オムツを履かせます。
  4. なるべく、臍の緒にオムツが当たらないように工夫しましょう。

その他のへその緒の消毒方法(水を使用)

一般的には、消毒液をつけるように指導されています。

が、最近では水で拭き取ると指導されるところもあります。

時代とともに変わってきていますね。

不安がある時は、病院に聞いてみてください。

参考資料:新潟県立看護大学看護研究交流センター地域課題研究報告

[char no=”2″ char=”クロスロード”]こそだねっと管理人です。

上記の資料、とても興味深い臨床実験の結果がレポートされています。

新生児のへその緒をお風呂のあと、消毒液で消毒するのと、綿棒で水を拭き取るのではどんな違いがあるのかグループに分けて比較してるんです。

また、それによって赤ちゃんのへその緒が取れるまでの日数にも違いがあるとか。

気になりますよね。

しかし、とっても難しい書き方なんで読むのが大変でした。

なので、この場を借りて、できるだけ簡単に説明しようと思います。[/char]

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へその緒は消毒?水で拭き取り?どっち

[char no=”2″ char=”クロスロード”]へその緒って言ってみれば傷口と一緒なので、バイキンが付きそうで心配ですよね。

なので、消毒せずに拭き取るだけって本当に大丈夫何でしょうか?

上記の実験結果では、両者に違いはありませんでした。

それどころか、拭き取りだけの方がママの負担も少ないので、むしろおすすめかもしれません。[/char]

へその緒っていつ取れる?

[char no=”2″ char=”クロスロード”]上記の実験結果だと、最短で8日でへその緒が自然に取れたそうです。

それも、この8日で取れた赤ちゃんは消毒ではなく、拭き取りのグループでした。

反対に最長では、58日後にようやくへその緒がポロっと取れた赤ちゃんも。

何と50日間もの開きが。

平均では、10.9日で取れたというデータが出ました。

約11日ですね。[/char]

へその緒の消毒、管理人の考察

[char no=”2″ char=”クロスロード”]ということで、赤ちゃんのへその緒は、

  • アルコール消毒でもOK
  • お風呂後の水を綿棒で拭き取りでもOK

という結果になります。

ですので、基本的にあなたが赤ちゃんを出産した産科医の方針にそのまま従えば問題ないと思います。

ここでは、水で拭き取りだけでもそんなに心配しなくてもいい、とだけ覚えておきましょう。

では、お邪魔しました![/char]

臍の緒の消毒のポイント

基本は、あまりいじらずに乾燥させ、自然に取れるまで待ちます。

そうすると何日かすると、自然とポロっと取れます。

(平均で11日後でしたよね。)

取れたへその緒は、大事に箱に入れて、とっておきましょう。

うちの場合は、へその緒を入れる桐の箱に入れて、生年月日と子供の名前を書いて大事にとってあります。

 

へその緒の消毒セット

病院によって違いますが、へその緒の消毒セットが病院から出されていない時もありますね。

そんな時は、どうしたら良いのでしょうか?

いろんな方法があるみたいですが、各メーカーから臍帯セットという名前で出されていますので、そちらを購入しておいても良いですね。

消毒の仕方や詳しい説明がセットの箱に入っています。

へその緒にオムツが当たらないように注意して

へその緒は、とにかく傷と一緒なので、よく乾燥させる事が大切です。

なので、へその緒が取れるまでは、オムツの当て方には充分注意が必要です。

オムツがへその緒にかからない様に、少しずらしてオムツをつけたり、おへその当たる部分のオムツをカットして、使うなど工夫してみてください。

こんな異常があったら迷わず小児科へ

へその緒がジュクジュクしたり、変な臭いがしたら、何かに感染している可能性があります。

何か変だな?と思ったら、1ヶ月検診を待たずに、出産した産院や小児科にかかる事をおすすめします。

小児科医で有名な山田真医師と毛利子来医師の本にありましたので、引用です。

●おへそがジュクジュクしている。

おへそがジュクジュクしている赤ちゃんは臍帯(へその緒)が落ちたあと、おへその中心部に肉芽という組織ができているのがふつうです。

この肉芽はもろくて出血しやすく、そこがジュクジュクするのです。

この場合、小児科へ行くと、綿棒の先に硝酸銀という液体をつけて、肉芽にぬりつけてくれます。

たいてい、一回で肉芽は取れてしまいますが、まれには2回〜3回処置しなければならない事もあります。

とても大きい場合は、つまみあげて根元を糸で結ぶと数日で取れてしまいます。

●おへそが赤くてくさい。

おへその分泌物が多く、くさい臭いがして赤くなっている場合は、細菌による臍炎が起こっている可能性があります。

小児科を受診しましょう。

☆どちらにしても、「あれ?変だな?異常かな?」と思ったら、すぐに小児科に相談しましょう。

まとめ

  • 産後退院する時には、赤ちゃんは数センチのへその緒が残った状態で退院します。
  • へその緒は、沐浴の時によく乾かして、消毒します。
  • へその緒は、なるべく自然に乾いて落ちるまで待ちましょう。
  • へその緒を乾かすために、オムツは、ずらしてはめましょう。(おへその部分だけ、オムツをカットする方法もあります。)
  • へその緒がジュクジュクしていたり、変な臭いがしていたら何かに感染している可能性がありますので、小児科を受診しましょう。

 

☆赤ちゃんのへその緒については、いかがでしたでしょうか?

へその緒は、傷と同じ状態にあるので、清潔に保ちたいですね。

ちなみに、巷では色々な情報があり、おへその形をよくするためにと、コインを貼り付けたりするみたいですが、変な事はくれぐれもしない様に気をつけてくださいね。

(感染して病気にかかったら、おへその形どころではありません!)

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