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赤ちゃんの後頭部が絶壁にならないように願うお母さんは、日本人のほうが多いのでしょうか。

私は、現在オーストラリアで子育てしていますが、こちらでは頭の形は特に話題にならないのです。

 

日本に帰国すると、なんとか絶壁にならないように工夫されているママさんが多い気がします。

 

やっぱり、我が子の頭は、きれいなまん丸に育ててあげたいですよね。

今回は、なぜ絶壁になるのか、そして、どう予防するのかを調べてみました。

 

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なんで絶壁になるの?

もともと新生児の体や骨はとても柔らかくなっています。

産道が狭くても出られるように、自由自在に形を変えて出てきます。

そのため、頭の形が絶壁になると言われています。

 

特に日本人は、オーストラリア人と比べてお母さんの体も細くて華奢な方が多いはず。

ですので、産道も余計に細く、余計に頭を小さくして通ってくるのでしょう。

いつも同じ向きで寝ている赤ちゃんは・・・

また、いつも同じ方向を向いて寝る新生児をよく見ます。

やわらかい骨の赤ちゃんの頭を動かさなければ、そこだけつぶれてしまいます。

そのため、一方だけ、または後ろが絶壁になってしまいがちです。

 

赤ちゃんは光のあるほうや、ママがいる方を見ながら寝ることが多いです。

ベビーベッドで寝ている赤ちゃんは、定期的に頭の位置を反対に変えてあげてください。

 

お布団で添い寝の場合は、「今日は右側、明日は左側」と、毎日添い寝の位置を変更してください。

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絶壁予防で「うつ伏せ」は絶対にダメ!

日本で後頭部の絶壁予防として、何人かのお母さんが新生児をうつ伏せにして寝かせていると聞いたことがあります。

新生児のうつぶせ寝。これは、絶対にダメです。

今すぐにやめてください。

 

新生児はまだ首が座らず、頭をずらしたり、あげたりする筋肉が発達していません。

なので、寝ている間に顔がずれ、布団で窒息死する可能性が高いのです。

 

また、新生児はまだ視力が発達してないので、‘口に触れたものをミルクや母乳だと勘違いして一生懸命探そうとします。

そのため、間違って布団を吸ってしまうこともあるのです。

 

オーストラリアの保育園や幼稚園では、うつ伏せで寝かせることは禁止されていますし、産婦人科でも強く避けるように指導されます。

予防策!なるべく絶壁にしたくない!

我が家で実践した絶壁予防をご紹介します。

スリーピングピロー(吐き戻し防止枕)

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これは、吐き戻し防止の枕ですが、これを赤ちゃんの左右どちらかに傾かせ、頭の向きを固定するという使い方もあります。

今でも右側を下にして寝るのが大好きな我が子たちですが、新生児の頃は、深い睡眠に入ったら頭をゆっくりそっと反対側に向け寝かせていました。

それでも、ふと気がつくとまた右側を向いていることが多いので、こんな枕を使っていました。

左向きにさせたかったので、右側を少し傾け(肩に近づけ)、右側を高くした覚えがあります。

こんなに機能のすばらしいものではありませんでしたが、まだ小さい新生児たちの力ではこの角度に抵抗できないのでしょう。

ドーナツ枕

3~4ヶ月後くらいからこのような枕を使っていました。

といっても、娘は抵抗なく使ってくれましたが、息子はこの枕が嫌いでした。

 

娘と違って息子は母乳を吐き出さず、すべて飲むような子でした。

なので、3ヶ月の頃には日本人だけに「スモウレスラー!(力士!)」と言われたこともあるくらいでした。(苦笑)

もしかしたら、首が圧迫されていたのかもしれません。

 

個人差もあるし、首が圧迫されたり、頭が落ちすぎたりするので気をつけて使用してください。

ただ、これを使用すれば絶壁にはならないからと、寝かしっぱなしはいけません。

使いすぎて頭がドーナツ型にならないよう気をつけてください。

新生児から?起きてる間は筋トレ時間!

オーストラリアでは新生児の頃から筋トレを推参しています。

タミータイム(おなかの時間)といって、必ず大人の監視のもと、授乳やミルクの前にうつ伏せにして背中をさすり頭をあげる練習です。

我が子も産後1週間ほどで、昼寝からおきたら1~2分、筋トレしていました。

 

新生児だからといって1日中寝ていたら、やわらかい頭の骨は絶壁になりやすいのです。

 

赤ちゃんも3ヶ月を過ぎたら起きている時間も増えます。

なので、産後ダイエットの一環で、私自身が上向きで寝て、膝を胸に持ってきて、足のスネに赤ちゃんをうつ伏せさせ一緒に運動したりしてました。

おかげで、お座りや寝返り、また歩き出すのも人一倍早い子供でした。

まとめ

産後数ヶ月のうちは、赤ちゃんの頭はとても柔らかいので、もし絶壁を見つけたとしても手早く対処すれば、直ることが多いです。

とにかく、同じ向きで寝かせるのは問題なので、上手に赤ちゃんの向きをかえてあげましょう。

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