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私が妊娠後期に入った時、義母からいろんなベビーグッズを揃えてもらいました。
お互いの趣味の違いから「これはムリ」(笑)というベビーグッズもありました。
が、ほとんどはありがたく使ったと思います。
でも、枕については、不思議と印象に残っています。
うちの娘と息子で、枕の使用頻度が随分違ったんです。
参考にしていただけるよう、子供の枕についてまとめてみました。
目次
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赤ちゃん枕?どんな種類があるの?
赤ちゃん用の枕と言っても、いくつか種類があるのです。
- 吐き戻し予防の枕
- 絶壁予防の枕
- 背骨調節の枕
では1つ1つ見てみましょう。
吐き戻し予防の枕
吐き戻し予防の枕とは、ミルクや授乳の後、吐き出すのを防ぐという役目があります。
赤ちゃんは、ゲップがうまく出ないので、寝ている間にゲップと一緒にミルクを吐き出します。
ただ吐き出すだけなら良いのですが、最悪の場合、のどに詰まって窒息するケースがあるんです。
娘は、大量に出る母乳を飲んではゲップが上手にできない赤ちゃんでした。
ゲップしたと思えば、飲んだ母乳を全部吐き戻したのではないか、というくらい吐き出して・・・
ですから、ゲップをしないで熟睡してしまい、起しても起きない場合は、心配で私は眠れませんでした。
初めての子供で神経質になっていたのかもしれません。
でも、私が見ていない間に吐き戻して、それが喉に詰まって・・・と想像したらキリがありませんでした。
そこで、思い出しました。
義母が買ってくれたこの枕!
約5~10度の傾斜で赤ちゃんが吐き戻しても喉に詰まらず、口から流れ出るというものです。
自分の目でミルクが口から流れ出るのを見るまでは心配でしたが、ちゃんと喉に詰まらずタラ~とかゲポッと出てきたので安心したのを覚えています。
ただ、長期間使用した娘と比べ、息子は母乳を吐き出すことはめったになく、男の子だからか力も強く、寝返りも早かったため、ずれたり、枕が邪魔で寝返りが出来ず愚図る、などなどで短期間しか使えませんでした。
絶壁予防の枕
絶壁予防の枕とは、骨が柔らかい新生児の頭の形を整えるための枕です。
ドーナツ枕などが有名ですね。
娘は問題なく使えましたが、息子はドーナツ枕では全然寝ませんでした。
娘の場合、母乳を片方しか飲まず、しかも吐いても再度飲まないし、もうダイエットかよ!と突っ込みたくなるくらいストイックな子でした。
逆に、息子の場合は、大量の母乳を両乳飲み干し、ゲップも上手!
ゲップで母乳が出てきてもそれを飲み込むという食に対して無駄にしない、息子も息子でとてもストイック(笑)な子供でした。
ご想像通り、生後4ヶ月の頃、家族からは「お相撲さん」と言われるほど成長しましたよ。
きっと他の赤ちゃん以上、首に圧迫感があり、全然使えなかったのでしょう。
背骨調節の枕
生まれたばかりの新生児の背骨はアルファベットの「C」のようになっています。
それから、首が据わり、筋肉がついてきたら「S」のようになります。
赤ちゃんが走るようになってきたら、寝るときは背骨が「S」の形を保てるように、枕を使用したほうがいいでしょう。
高さの調整が簡単にできるタオルを折って代用してもいいと思います。
ただし、新生児にこの枕は必要ありません。
まだ背骨は丸いままで、足も丸まっていたほうが安心してスヤスヤ眠れます。
それに、無理に足を伸ばしたりすると将来の背骨に影響がありますので注意してください。
結局赤ちゃん枕いる?いらない?
赤ちゃん個人個人にもよりますが、成長に合わせて必要性が変化してくると思います。
だからまずは様子をみて、タオルで代用するのという方法が効果的かもしれません。
結果的に、初めての子供の娘は、吐き戻し予防の枕も絶壁予防の枕も使用しました。
が、息子は、ほとんど何の枕も使わず、強いて言えば、汗かきな息子の頭の下にバスタオルを敷いていました。
娘も、枕カバーの代わりにバスタオルを敷き、母乳を吐き出される度、こまめに取り替えていました。
ちなみに、我が家で薄めのバスタオルを使用していたのは、普通のハンドタオルだと赤ちゃんが動いた反動でタオルが動き、万が一、赤ちゃんが口にタオルが詰まってしまうことを恐れたからです。
ベビーベッドのマットレスにバスタオルをしっかり挟み、バスタオルが赤ちゃんの力では動かないようしっかり固定していました。
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まとめ
赤ちゃんの安全性を第一に、万が一の窒息事故を防ぐよう、成長に合わせて上手に使い分けていけるよう、お母さんとお父さんがよく話し合って買い物が出来たらいいですね。
睡眠は、子供にとっても大人にとっても大切なことの1つです。
環境をベストにして、成長を見届けたいですね。
ちなみに、新生児にあんなに使用していた枕ですが、娘は現在ほとんど使わず、全く使わなかった息子は現在枕なしでは寝れません。
成長してみないと分からないものですね。