兄弟ゲンカ!!うるさいですね?
本当に、なんで毎日、毎日、こんなに喧嘩しないといけないのだろう?
と思う時があります。
「ぎゃーぎゃー!わあーわあー!」叫んだり、飛んだり、跳ねたり、物を投げたり
(物を投げるといっても加減が分かっている様で、クッションとか帽子とかです)
本当に我が家は動物園か?と思った事もあります。
しかし、どこの家も、兄弟喧嘩はしている様です。
幼稚園の時のママ友に「うちも姉妹なのに、取っ組み合いの喧嘩をしているよ。」
と聞いて「どこの家も同じなんだ?」と安心した覚えがあります。
たまに、小さい兄弟がいるにもかかわらず、とても静かな家もありますが・・・
「それはそれで何か問題あると思う」とカウンセラーの知人は言っていました。
兄弟喧嘩は大切なコミュ二ケーション
以前、うちの子供達が通っていた幼稚園の園長先生が
「小さい時に色々な感情を体験させてあげて下さい。」とお話していた事が印象的でした。
色々な感情というのは、負の感情も含みます。
例えば、
- 悔しい
- 憎い
- 怒り
- 泣きたい
- 悲しい
等です。
なので、「喧嘩もさせてあげてください。」と言っていました。
「ちょっとした小競り合いなら見守ってください。」とも言っていました。
もちろん、危ない時には先生はとめてくれますし、お互いの話も聞いてくれます。
因みに、うちの子達が通っていた幼稚園は、通称「ほったらかしの幼稚園」と言われている園です。
「あえて、ほったらかし」なんですが、その意味を理解できない人からは、敬遠されていました。
通っていた頃は、私もよく理解できなかったのですが、卒園した今となっては、その時に園長先生の言っていた事が理解できます。
痛みが分かる事が大切
そうなんです、喧嘩って大切なコミュニケーションなんです。
最近は、一人っ子が多くなってきているので、喧嘩をせずに育ってくる子も多いみたいです。
が、小さい子にとって
- 「これは自分の!」と主張したり
- 思い通りにいかなかくて悔しかったり
- ちょっとお友達を叩いてしまったり
そういった時の感情を感じたり、処理したりが大切な事なんですね。
また、叩かれた事で自分が「痛い」経験をしていると、痛みが分かるので手加減する様になっていきます。
兄弟喧嘩が始まったら、親は仲裁する?無視する?
ということで、喧嘩は成長過程でとても大切な事なんです。
兄弟がいて、兄弟喧嘩ができるということは、とてもラッキーな事なんです。
よそのお子さんと、取っ組み合い等したら、親に怒鳴り込まれますよね。
下手したら、近所や学校じゅうに言いふらされて大問題になってしまいますね。
そういう意味では、兄弟喧嘩なら思いっきりできるし、親も目が届くので安心ですね。
なので、兄弟喧嘩が始まったら、私は放っておきます。
ただし、怪我をしない様に注意深く見守っていく事は大切です。
また、危ない物は、あらかじめ片付けておくようにしてください。
まあ、子供達を見ていると、激しく喧嘩していると思うと、
次の瞬間にはクスクス笑いながら仲良く遊びだしたりしてるんですよね。
親としては、「はあ??」と思っちゃいますね。
そもそも喧嘩の原因は?
だいたい喧嘩の原因って些細な事が多いですね。
しかも、どうしようもない物の取り合い。
(我が家の場合は、トイレットペーパーの芯!→これには、呆れました。)
幼稚園の時に、トイレットペーパーの芯で作った望遠鏡を上の子が楽しそうに振り回しているのを見て、下の子が「兄ちゃん貸して?」といって取ってしまったのが原因でした。
注意すべき喧嘩もあります
些細な物の取り合いなどは、放っておいても大丈夫だと思います。
しかし、何か他に原因がある時は、注意深く見守ってあげる必要があります。
例えば、学校や幼稚園でトラブルがあり、それを家で兄弟にぶつける場合です。
訳もなく、乱暴になったり、八つ当たりしていると感じた時は、ゆっくり話を聞いてあげましょう。
話を聞いた上で、「危険だな」と感じたら、学校や幼稚園に相談するようにしましょう。
まとめ
- 兄弟喧嘩は大切なコミュニケーション。
- 些細な事が原因の喧嘩は、見守ってあげる。
- 兄弟喧嘩が始まったら危ない物を片付ける。
- 兄弟喧嘩は危なくなければ、見守ってあげる。
- 兄弟喧嘩の原因が、外での八つ当たりの場合はよく話を聞いて
- 必要であれば、外部に相談して解決をする。
★兄弟喧嘩は、大切な成長過程と思って見守れるといいですね。