もうすぐクリスマスですね。
まだ11月ですが、12月になったらクリスマスまではあっという間です。
プレゼントを楽しみにしている小さな子供たちは今からクリスマス当日が待ち遠しいはずですよね♪
小さいうちはサンタさんがプレゼントを持ってきてくれると信じていると思います。
でも、大きくなってくると、友達や色々な情報を得て、実はサンタさんは、「いない」のではないかと考え始めます。
そして、「実は親が、クリスマスプレゼントを用意していたのではないか?」と思いはじめるかも知れません。
もしも、子供たちにサンタさんの正体がばれそうになったらどうしますか?
また、サンタは親でないと子供に上手に説明する方法はあるのでしょうか?
色々と調べてみましたので、ぜひ参考にしてみて下さいね!
目次
どの家庭でも経験している
「サンタさんは本当はいないの?お父さんとお母さんがクリスマスプレゼントをくれたの?」
という質問を子供からぶつけられる、という場面は、実はどの家庭でも経験しています。
いずれは通らなければいけない道なのですね。
あなたは、お子さんにいつ頃、どんな風に伝えたいですか?
いつか必ず通る道を今からでもイメージしておく必要がありますね。
サンタクロースの正体が子供にばれるきっかけ
クリスマスが近づくと、子供たちはウキウキそわそわ。
子供同士の会話も自然とクリスマスプレゼントや、サンタクロースの話になりますよね。
「サンタさんにプレゼントは何をお願いしたの?」
「サンタさんってね、本当はお父さんやお母さんなんだって!まだ信じてるの?
なんて会話から、家に帰ってお母さんに聞いてみたら・・・
小学校2年生くらいまでは、
「サンタさんは信じている子供のところにだけ、来てくれるんだよ」「サンタさんにプレゼントを預かったんだよ」と伝えても素敵だと思います。
でも、小学校3年生を過ぎるころには、子供たちも色々と確信を付いて質問してきますよね。
子供にばれるきっかけとして多いのは、
- 押し入れや車に隠したプレゼントを見られてしまう
- プレゼントを置くところを見られてしまった
- 子供同士の会話
なようです。
最近では、ネット通販が普及したことで、購入履歴やメールを見られてしまうなんて事も増えているそうです。
まだ、子供にはサンタさんを信じてほしい!と思う親御さんは気をつけたいところですね。
サンタさんの正体がばれそうになったらどうする?
サンタさんの正体がばれそうになったら、他の家庭ではこんな風に説明しているようです。
サンタさんはいない派
- 正直に、サンタさんは「いない」、親がプレゼントを用意していたと伝える。
- 友達や自分で「いない」事に気が付くまで、親からは何もせずそっとしておき、何か聞いてきたら正直に伝える。
- ばれそうな年のプレゼントに、サンタさんからの手紙を添え、今まで信じてくれてありがとうの内容を記す。(英文やフィンランド語などで書いたものだと本物感があって良さそうですね!)
サンタさんはいる派
- サンタさんは「いる」が、地球上全員の子供たちにプレゼントを配って歩くのは無理なので、親がかわりにプレゼントを用意している。もしくは、サンタさんが用意したプレゼントを親がかわりに枕元に置いている。
- 友達からや自分でサンタさんが「いない」かも知れない事に気が付くまで、親からは何もせずそっとしておき、何か聞いてきたらサンタさんは忙しいから親がかわりにプレゼントを用意しているんだよ、または、サンタさんからプレゼントを受け取って枕元に置いているんだよ、と伝える。
- プレゼントにサンタクロースからの手紙を添えて、父・母にバトンタッチ。(英文やフィンランド語などで書いたものだと本物感があって良さそうですね!)
- 実際のサンタさんがトナカイのソリに乗って移動している現在位置をパソコンで見せてあげる。
子供たちにとって、サンタさんが「いる」か「いない」かは、大事件
「サンタさんは神様と友達でいつも見守っているよ。だから○○ちゃんの事をよく見ていて、いい子にしていたらプレゼントがもらえるよ。」
なんて言う手も、子供が気を付けていい子でいてくれるので役に立ちそうですね。
※但し、クリスマスまでの期間限定です。
お子さんの夢を大切に、事実(「いる」か「いない」か)を伝えましょう。
私もサンタさんは「いない」、親だと知らされた時はとてもショックで、、、
魔法から覚めたみたいな気分でした。
皆さんもきっとそうだったのではないでしょうか?
子供たちにとって、サンタさんが「いる」か「いない」かを知ることは、大事件なのです。
だから、このサンタさんの正体については、皆さん親のそれぞれの考え方で良いと思いますが、お子さんの「サンタさんを信じている夢」を大切にしながら、お子さんの側に立って話してあげることが大切ですよね♪
皆どれくらいの時期に子供に本当のことを伝えている?
それでは、皆さんは子供がどれくらいの時期に本当のことを伝えているのでしょうか?
これには、ボーダーラインのようなものがあります。
子供たちは大体、小学校3・4年生頃に、サンタさんの存在が怪しいことに気が付き始めるケースが多いようです。
サンタさんの正体について興味を持って聞いてくるのもこれくらいの時期からです。
小学校5・6年生頃になるとごまかしがきかなくなって困る親が多いようです。
でも、子供達ももうだいぶ大人になってきているので、真実をストレートに話してしまっても良いかもしれません。
が、あくまでお子さんの様子を見ながら話したほうが良さそうですね。
中学生でも信じている子供達もいる
調べていくと、サンタさんが「いる」という事を、中学生まで信じているお子さんもチラホラいらっしゃるようです。
子供の信じる力って、本当に純粋で心が洗われます。
なので、「いない」と気が付く年齢にも個人差があるようなので、お子さんがサンタさんが「いる」か「いない」か聞いてくるまではそっと様子を見ておきましょう。
タイミングを見計らってサンタさんから親へバトンタッチも
サンタさんの正体に気が付かず、ある程度まで信じていても、知ってしまう時期がいつかは必ず来てしまいます。
そのため、ある程度になったらタイミングを見計らって、
「サンタさんは今年はとても忙しいそうなんだ。だから、今年はパパ(ママ)がプレゼントを買ってあげるね。サンタさんに頼まれたんだよ♪」
何ていう風に、サンタさんから親にバトンタッチしてしまうと子供たちは案外納得してくれます。
あとは、本当にサンタさんが「いる」か「いない」かを時期を見計らって説明するだけです。
いきなり伝えて、「え!?・・・サンタさん、本当ははいないの?泣」と子供がショックを受けてしまうより、ワンクッション置いているので良いかもしれません。
早めに伝えすぎると、友達に言いふらすので注意
うちの子供は早めに気が付いたので、正直に告白しました。
「サンタさんはいないの、ママがサンタさんの代わりをしていたの。」と。
うちの子はたまたま言いふらしませんでしたが、十分考えられることですよね。
あるお子さんが、友達にサンタさんのことを話してしまい、その友達が家で親と言い合いになってしまったケースもあるようでした。
きっと、「サンタさんは「いる」と思っていたのにどうして嘘をついたの?」
「信じていたのに・・・(かなりガッカリ)」という風になってしまったのでしょう。
この事から、やはり、子供から聞いてきても、しばらくはサンタさんは「いる」と演出しておいたほうが良いかもしれませんね。
サンタクロースは思いやりの象徴
日ごろから困っている人や、貧しい人を助ける、心の優しい男性 ニコラウスがいました。
ある時、近所に住む家族が貧しさのあまり、3人の娘を身売りしなければならないことを知ったニコラウスが、煙突から金貨を投げ入れました。
金貨のおかげで、娘たちは身売りを避けることが出来ました。
そのときの金貨が、偶然にも暖炉にかけられた靴下の中に入っていました。
そんな逸話が、サンタクロースの由来と言われています。
煙突・靴下・プレゼントの由来も、この逸話からだったのですね。
ところで、このお話どう思いましたか?
見守ってくれている人がいると伝えたいようにも感じられませんでしたか。
サンタクロースといえば、赤い洋服を着て白いひげを生やしたおじさんですが、内面は愛に溢れた思いやりのある人。
つまり、子供たちを愛する家族こそが、子供たちにとってのサンタクロースなのではないでしょうか。
サンタさんの正体を新聞社に質問した女の子
1897年、ニューヨーク・サン新聞社に、8歳の少女 バージニア・オハンロンちゃんから1通の手紙が届きました。
友達から「サンタクロースなんていない」と言われた少女が、父親に確認したところ「新聞社なら本当の事を教えてくれるよ」と答えたそう。
そこで、少女はニューヨークで有名な新聞社に「サンタクロースは本当にいるのか」聞いてみることにしました。
新聞社からの回答は、
「世の中に、愛や人への思いやり、まごころがあるのと同じように、サンタクロースも確かにいるのです。
サンタクロースはちゃんといますし、永遠に生き続けます。
100万年後までも、サンタクロースは子供たちの心を今と変わらず喜ばせてくれるでしょう」
と、とても素敵な、心温まるものだったそうです。
サンタクロースの正体は、「愛や人への思いやり、まごころ」と伝えているわけですよね。
きっと少女にも伝わっていますよね。
サンタを追跡するNORAD(ノーラッド)とは?
NORADとは、アメリカ軍とカナダ軍が共同運営する北アメリカ航空宇宙防衛司令部のことです。
爆撃機や核ミサイルなどの、航空攻撃に対して北米の防衛を行っています。
そんな重要なお堅い機関が、クリスマスの頃になると、サンタクロースを乗せた空飛ぶそりの追跡をしているんです!
きっかけは、司令長官にかかってきた少女からの間違い電話。
通販企業が出した広告に記載された、サンタクロースにつながるはずの電話番号が間違っていたのが始まり。
勇気を出して少女がサンタさんにかけた電話が、NORADの司令長官につながってしまったのです。
でも、震える少女の声に機転を利かした司令長官が、サンタクロースのふりをしたそうです。
その後も鳴りやまない間違い電話に、部下たちを巻き込み、サンタクロースの居場所をレーダーで確認させたことが、伝統となり、現在も続いているそうです。
公式サイトでは、サンタクロースを追跡する理由について、
「この任務が最高だからです!NORADは公認のサンタ追跡者としての任務を誇りに思っています!」と記しています。
日本からも見られるそうなので、見てみるとワクワクしますよ!
Official NORAD Santa Tracker
私がサンタさんの正体を知った時の気持ち
私がサンタクロースの正体に気がついたのは、家の中でかくれんぼをしている時に、押し入れに隠されたプレゼントを見つけてしまったことからでした。
もちろん、それまでにも疑ったことはあったんですけどね。
見つけた時は、ショックと言うより、納得の方が強かったように思います。
だって、子供心に想像していたサンタクロースではなかったですが、ほしいと願った物を、両親が一生懸命用意してくれた、その心が嬉しかったですから。
サンタクロースは、子供たちに最高の愛情と思いやりと、ワクワクとドキドキと・・・
色々な思いを伝えてくれる、素敵な存在の事を指すのではないでしょうか。
まとめ
- サンタさんの正体を知ることはどの家庭でも経験すること。
- サンタさんの正体がばれそうになったら、大まかにいない派で4パターン、いる派で5パターンの対処法がある。
- サンタさんの正体は子供にとって大事件!なのでお子さんの夢を大切に、事実(「いる」か「いない」か)を伝えましょう。
- だいたい【小学校3・4年生】でうすうすサンタさんの正体について気が付き始める。
- 【5・6「年生】頃にごまかすことができずに困るケースが多い。
- 中学生まで信じているお子さんもいるので、子供から聞かれるまではそっと様子を見る。
おわりに
いかがでしたか?
私も小さい頃に、サンタさんが空を飛んでプレゼントを持ってきてくれるなんて何て素敵なんだろう!
映画みたいで考えるだけでウキウキ♪
早く、クリスマスが来ないかな~と毎年心待ちにしていました。
誰もが通る道ですが、とってもデリケートな問題ですね。
一生お子さんの胸に刻まれる記憶です。
夢を信じられるって素敵な事ですよね。
できるだけ、信じさせてあげたいものです。
突然来る、わが子がサンタさんの正体に気づきはじめた問題にアタフタしないように準備をしておきましょう。
また、お子さんにとって良い思い出を残してあげられるように、ぜひ事前にパートナーの方と一緒に考えてみて下さいね♪