最近ブームの甘~い焼き芋と、定番のホクホクな焼き芋、あなたはどちらが好きですか?
まずは、味と栄養を考えた、焼き芋おすすめランキングをご紹介します!
お値段もしっかりチェックしてくださいね。
目次
焼き芋おすすめランキング!
カッコの金額は、100gあたりのお値段です。
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紅はるか(60円)
お手頃なのに極上の甘さ!なんとお通じにも効く成分がたくさん。
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鳴門金時(80円)
海のミネラルがたっぷり!甘くて美味しいさつまいもの代表格。
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シルクスイート(60円)
甘すぎず、でもしっとりなめらか。期待の新顔です。
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紅あずま(40円)
上品な甘さがいいですね。たくさん食べたい方でもお手頃だから◎!
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種子島紫芋(100円)
ポリフェノールが豊富だから健康を意識したいときに!
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安納芋(120円)
お値段もカロリーもちょっと高め。でもやっぱり美味しい!
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紅さつま(80円)
ホクホクとした食感と、素朴な甘さが懐かしくなったら!
ここにランキングされたさつまいもは、
それぞれ味も食感も全然違います。
共通しているのは、焼き芋に向いている種類ということです。
もうお分かりですね。
美味しい焼き芋を食べるポイントは、
焼き芋に適した種類を選ぶことにあるようです。
焼き芋にすると美味しい種類は?
焼き芋に向いている種類は、ホクホク系、
しっとりねっとり系の2つに分けられます。
では、まずホクホク系から見てみましょう。
ホクホク系
ほんのりとした自然の甘みと、懐かしさを感じる食感は、昔からの定番です。
鳴門金時
徳島県産のブランド芋で海のミネラルを豊富に含んでいます。
自然な甘みがあるので焼き芋におすすめ。
寝かせておくとさらに甘みが増します。
種子島紫芋
皮は白っぽく、中身は濃い紫色。
この紫の中にはポリフェノールが多く含まれています。
紫芋のなかでも特に甘みが強く、程よいホクホク感。
紅あずま
全国の焼き芋屋さんでよく使われていて、関東で人気。
繊維の少ないホクホク感と上品な甘さは、栗をイメージさせます。
牛乳やバターと相性がいいですよ。
紅さつま
ホクホクと素朴な甘さが懐かしい味。
さつまいもの本場、鹿児島産なので、西日本で人気です。
どちらかというと、焼き芋より天ぷらなどのお料理向き。
一口にホクホクと言っても、やっぱり味も食感も微妙に違うようですね。
では、しっとりねっとり系はどうでしょうか?
しっとりねっとり系
最近ブームのねっとりとした甘みの焼き芋。
濃厚な甘さはまるでスイーツのようです。
安納芋
焼き芋にすると栗きんとん、冷やして食べるとアイスクリーム。
時間をかけて焼くことで糖度が増し、甘くねっとりとした食感が人気に。
しっとりねっとり系焼き芋の火付け役です。
紅はるか
「安納芋よりはるかに甘いとも言われ、人気を二分しています。
ホクホク系「紅あずま」の孫にあたり、進化形。
ヤラピンという成分がたくさん含まれているので、便秘改善に期待。
シルクスイート
ねっとりしているのに口当たりがなめらかで、後口の良い甘さ。
2012年のデビューにも関わらず、早くも人気に。
収穫してすぐより、十分寝かせた方がしっとり甘い焼き芋になります。
いかがですか?
しっとりねっとり系も、甘みや食感がそれぞれ違うようですね。
あとは、お好みに合わせて選ぶといいと思います!
参考にしてみてくださいね。
それでは次に、さつまいもの栄養も見ていきましょう。
さつまいもは栄養がたくさん
さつまいもは栄養がぎゅっと詰まっているので、
育ちざかりのお子さんだけでなく、実は、
女性にもおすすめの食材です。
さつまいもの栄養と効果
熱に強いビタミンC
デンプンに守られているから、加熱しても壊れにくい。
風邪の予防や疲労の回復に効果。
肌荒れやコラーゲン生成などを助けてくれるため、美肌効果も。
食物繊維が豊富
腸を活性化させ、便秘が改善。
水分を吸収し膨張するので、食べ過ぎ防止につながります。
皮に多いヤラピン
生のさつまいもを切るとにじみ出てくる、白いミルク状の液体。
緩下剤の効果があると古くから知られ、食べるとお通じがよくなります。
食物繊維との相乗効果で便秘が改善。
皮や紫芋にはポリフェノール
ポリフェノールの一種、アントシアニンとクロロゲン酸が含まれます。
アントシアニン
抗酸化作用があり、ガン予防、疲れ目の改善などに効果。
クロロゲン酸
代謝を活発にしたり、脂肪燃焼に効果。
カリウム
ナトリウム(塩分)を体内から排出し、血圧が上がるのを抑えます。
筋肉の収縮をスムーズにしてくれます。
ビタミンE
若返りのビタミンとも呼ばれ、ホルモンバランスを整え、美肌にも効果。
抗酸化作用があり、ガン予防に効果。
カルシウム
さつまいもは、イモ類の中でカルシウムが一番多く、皮には実の5倍も。
骨や歯を作る、肌の新陳代謝UP、イライラを鎮める、などの効果。
焼き芋は、このほかにもまだまだたくさんの栄養が詰まっています。
子供のおやつにピッタリだと言われるわけがわかりますね。
では、焼き芋にすることで、壊れてしまう栄養成分はないのでしょうか?
熱で壊れやすい栄養成分は?
生のさつまいもには、女性が積極的に摂っておきたい、
葉酸とビタミンB₆が含まれています。
ですが、どちらも熱に弱いため、焼き芋を食べても効果は期待できないようです。
葉酸
ビタミンB群の水溶性ビタミン。血を作るビタミンと言われています。
妊娠授乳期に摂っておきたい栄養素の一つ。
悪性貧血、妊娠中毒症の改善に効果。
ビタミンB₆
体内でも作られますが、すぐに排出されてしまうため、
積極的に摂ったほうがよいとされています。
妊娠初期のつわり、妊娠中毒症に。
PMS、月経前のイライラ、貧血やむくみを予防。
亜鉛を一緒に摂ると女性ホルモンを活性化してくれる効果。
焼き芋で摂取することはできませんが、
クレソンやパセリなら生でサラダに。
小松菜ならサッと炒めて。
ほかにも、アボガドやゆで卵などでどちらも摂ることができますよ。
まとめ
みなさんは、焼き芋を食べるときに
皮を食べる派ですか?
食べない派ですか?
実は、さつまいもの皮にはヤラピン、カルシウム、
ポリフェノールなどの栄養が含まれていたのですね。
食べずに捨てるのはなんだかもったいない気がします。
せっかくだから、美味しい焼き芋を丸ごと食べて、
健康と美容に役立ててしまいましょう。
そしてこれからの寒い季節も、お子さんと元気に過ごしてくださいね!