子供の手足にいきなり赤いボツボツが?あせも?何?これ?
痛がってかわいそうです。
さらに、いきなり高熱が出たら、それは手足口病かもしれません。
手足口病とは、どんな病気なのでしょう?
手足口病とは
簡単に言うと、夏風邪の一種です。
ヘルパンギーナやプール熱と共に、
六歳以下の乳幼児がかかる3大夏風邪のひとつとされています。
感染経路は、ウィルスによる飛沫感染、接触感染と言われています。
症状は、手のひらや足の裏、ひざ裏、口の中、そして全身に赤い水泡ができます。
そして、38度台の高熱が出るのが特徴です。
大抵、熱は2日から3日で下がり、発疹も3日から4日くらいで治まります。
お風呂に入ってもいい?
夏の暑い時期になる病気なので、入浴が気になるところですね。
たぶん、熱がなければお風呂に入っても良いと医師からいわれると思います。
でも、水泡がつぶれるとその中のウィルスに感染してしまう可能性があります。
ですので、なるべくなら、シャワーのみにするとか、
入浴するにしても家族で最後に入るなどの工夫が必要です。
また、乳幼児であれば、一緒に入らずにベビーバスや
ビニールプールの様な物を使い、沐浴をする様にするといいでしょう。
また、使用したバスタオルに水泡がつぶれて、ウィルスから感染しかねません。
なので、使用したバスタオルは、本人専用にするか、
すぐに洗う様にして、他の人との共有は避けた方が良いでしょう。
兄弟にはうつるの?
ウィルスによる飛沫感染、接触感染と言われていますので、
やはり、うつる可能性はあります。
しかし、あくまで個人的な意見ですが、
あまり神経質にならなくてもいいかな、とも思います。
なぜかというと、この類いの病気は罹患(りかん:病気にかかること)する事により、
免疫が出来て、体が強くなっていくと言われているからです。
その証拠に、手足口病は主に子供が感染しますが
免疫を持っている大人には感染しません。
つまり、大人は子供の頃になっているので、
免疫があるので罹患しにくいのです。
六歳以下の子供は、免疫がないのでなりやすいです。
そんな意味で、ちょっとした夏風邪の類いは神経質にならずに、
かかっておく事が大人になってからの事を考えると良いのではないかと思います。
(無理して感染する必要もないのですが、、、。)
この辺の考え方は、有識者でも色々意見が分かれる所ですので難しいですが、
あなたはどのように考えますか。