おもちゃを消毒する4つの方法。おもちゃの素材別に消毒法を変えて!

寝返りやハイハイ、一人歩きと赤ちゃんの行動範囲が広がると、赤ちゃんは気になるものを何でも口に入れて確かめるようになります。

中でもおもちゃは、赤ちゃんに限らず、遊びの中で口に入れてしまう子供は少なくないですよね。

我が家の娘も、3歳になりますが、おままごとのおもちゃを口に入れてしまいます。

赤ちゃんの成長の証しでもありますが、なんでも口に入れてしまう赤ちゃんが心配。

誤飲ももちろん気をつけなければいけませんが、バイ菌が口に入るのも気になりますよね。

そこで今回は、赤ちゃんが毎日のように遊ぶおもちゃの消毒方法を、おもちゃの種類ごとにご紹介しますね。

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おもちゃの消毒は生後6ヶ月頃まで

免疫力の付いていない赤ちゃんは、ちょっとしたバイ菌が原因で重症になってしまう事もあります。

免疫力は成長する過程で、少しずつ備わっていくので、免疫力がつくまでは消毒が必要です。

とはいっても、あまり神経質になりすぎても、赤ちゃんに免疫力がつくのを邪魔してしまいますし、お母さんも大変ですよね。

おもちゃの消毒の目安としては6ヶ月です。

6ヶ月までは「しっかり」、それ以降は「適度に」消毒するようにしましょう。

消毒方法は4種類

基本的なおもちゃの消毒方法は、「煮沸消毒」「浸け置き消毒」「除菌をスプレーする」「除菌シートで拭く」の4種類です。

また、細菌・真菌・ウイルス(ノロウイルス含む)に効果的な「次亜塩素酸ナトリウム消毒」(ハイタ―やミルトンなど)、細菌・真菌・ウイルス(ノロウイルス・B型肝炎ウイルスには無効)・結核菌などに効果的な「アルコール消毒」、があります。

流行している病気も考慮して選んでくださいね。

煮沸(しゃふつ)消毒

煮沸消毒は、哺乳瓶などでもおなじみの消毒方法です。

布を敷いた鍋などに、消毒したい物を入れ、水を沸騰させます。

沸騰後、5分程待ち、とり出して乾かせば完了です。

ただし、煮沸消毒の際は、溶ける・割れる・変形するなどの危険があるため、煮沸する製品に注意が必要です。

また、火傷にも注意してくださいね。

特に、近くに赤ちゃんがいる場合は、絶対に目を離さないで。

浸け置き消毒

浸け置き消毒用の薬液に浸ける方法です。

様々なメーカーから哺乳瓶消毒用の薬液が販売されていますので、商品の使用方法通りに薬液を作り、洗ったおもちゃを浸けこみます。

ほとんどのメーカーが、浸け置き時間1時間・すすぎ不要なので、簡単です。

浸け置き消毒は煮沸消毒よりも、除菌への効果が期待できます。

除菌スプレーをする

浸け置きが出来ないおもちゃや、時間がない時におすすめの方法です。

赤ちゃんが口に入れた時の安全を考えて、ノンアルコールタイプの除菌スプレーを選ぶと安心ですが、ノンアルコールでなくても、しっかりと乾かし揮発させれば大丈夫です。

なかなか洗えない布製品も、スプレーするだけなので簡単ですよね。

除菌シートで拭く

除菌シートで拭く方法です。

一つ一つ手で拭くので、数が多いと大変ですが、いつでもどこでもサッと取り出して拭くだけなので簡単です。

また、浸け置き消毒用の薬液に浸けた布を絞って、おもちゃを拭く方法もありますよ。

おもちゃの種類別消毒方法

布製のおもちゃは丸洗い

布製のおもちゃは、水洗いや洗濯が出来るものは、丸洗いしましょう。

丸洗いが出来ない物や、毎日洗えず心配な時は、布団用ノズルをつけた掃除機やコロコロで、表面の汚れを取り、除菌スプレーをして天日干しをします。

木製のおもちゃは除菌シートで拭く

木製のおもちゃは、浸けたり、煮沸してしまうと、木が傷む原因になることがあります。

木製のおもちゃは、除菌シートで表面を拭くようにしましょう。

アルコール製の除菌シートを使う際は、しっかり乾かし、アルコールを揮発させましょう。

プラスチック製のおもちゃは浸け置き消毒

プラスチック製のおもちゃは、基本的に浸け置きが可能です。

水洗いで表面の汚れを落とし、浸け置き消毒用の薬液で消毒しましょう。

水洗いで落ちない汚れは、歯ブラシやハケで落として下さいね。

毎日全てを消毒するのは大変なので、消毒するサイクルや、一日の消毒個数を決めるなど、お母さんの負担になりすぎないようにして下さいね。

また、プラスチック製のおもちゃの中には、煮沸消毒が可能な製品もありますが、色あせ、変形に注意が必要です。

煮沸消毒の際は、耐熱温度(100度以上)を必ず確認してくださいね。

おもちゃの消毒と一緒に手洗い・うがいも徹底する

おもちゃの消毒方法まとめ
  • 赤ちゃんの免疫力が付き始める6ヶ月頃までは、しっかりおもちゃを消毒する
  • 消毒方法は、「煮沸消毒」「浸ける」「スプレーする」「拭く」の4種類(おもちゃの素材によって使い分ける)
  • 季節や流行によって、「次亜塩素酸ナトリウム消毒」「アルコール消毒」を使い分ける。

どんなにしっかりおもちゃを消毒しても、うがい・手洗いをしなければ、せっかくの消毒も台無しです。

家庭のおもちゃは家族しか触らないことがほとんどですが、外に出ると目に見えない細菌やウイルスが、たくさん付いてきてしまいます。

子供が病気になってしまうと、子供もお母さんも大変ですよね。

大切な家族の健康のために、おもちゃの消毒ももちろんですが、手洗い・うがいも徹底してくださいね。

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