子どもが突然嘔吐したら…
慌てて背中をさすったり、嘔吐物を急いで片づけたり、とにかく気が気ではありませんよね。
お子さんをお持ちのご家庭では何度か経験したことがあるのではないでしょうか。
うちの子も夜中や明け方に咳が止まらなくなって、急に嘔吐したことが何度もあります。
寝る前や夜中に痰が絡んだような咳をしている時は、
鼻水や痰が混ざったようなドロッとした嘔吐物の時がほとんどです。
(汚なくてゴメンなさい^^;)
最近では寝ているときの咳の仕方で「吐きそうだな」っていうのが分かるようになってきちゃいました笑
でも、吐いた後は絡んだ痰が排出されるようで、
その後は咳が治まってしっかり寝れることが多いです。
看護師さんからは、痰が出せない小さな子はうがいをすると効果があるので、
こまめにうがいをしてみてください、とアドバイスがありました。
突然の嘔吐の予防には、うがいが有効!
授乳期の赤ちゃんが激しく吐く時
他にも嘔吐の原因っていっぱいありますよね。
うちの子がまだ生後1ヶ月の時に、睡眠中に噴水(!)のように嘔吐したことが2度あります。
母乳を飲みながら寝る子だったのですが、産後の母乳の出が良かったので飲み過ぎてしまった様です。
赤ちゃんっは満腹センサーが未熟なので、ミルクの量が計れない母乳の場合、
飲み過ぎてしまうことが良くあるそうです。
それから、仰向けで寝かせている場合、嘔吐物を詰まらせて窒息する危険もあるので怖いですよね。
それからは赤ちゃんを体ごと横向きにして寝かせるようにしていました。
仰向け寝は、窒息の危険があるので注意!
ウイルスや細菌感染の場合
嘔吐だけじゃなく下痢もある場合は、ウイルスや細菌感染の可能性が高いですが、
週末や大型連休などで病院が休みの時はどうしたらいいか困りますよね。
嘔吐と下痢の場合はノロウイルスやロタウイルスなどが有名です。
昔からあったウイルスらしいですが、私が子どもの頃は
全部まとめて「お腹の風邪!」と呼ばれてた気がします…。
ノロウイルスやロタウイルスなどの感染性胃腸炎では、
手についたウイルスや空中を舞っているウィルスが口の中に入ることで感染します。
ノロウイルスは冬に多く、突然の嘔吐や激しい吐き気が特徴です。
発熱や下痢を伴うことも…。
ロタウイルスはノロウイルスよりちょっと強敵です。
春先から流行しやすく、激しい下痢と白っぽい便が特徴で、期間も1~2週間と長めです。
ノロウイルスもロタウイルスも、1度体内に入ったウィルスを退治する薬がないそうです。
慌てて病院に駆け込んでも、すぐに治るわけではないということですね。
下痢と嘔吐で脱水が心配になりますが、吐き気があるときに無理やり飲ませるのはNG。
吐いてしまったら吐き気が治まるまで数時間様子を見て、
吐き気が落ち着いたら少しずつ水分をとらせます。
胃腸が弱っているので食事は無理に与えずに、経口補水液(OS1など)や味噌汁の上澄みを少しずつスプーンで与え、
食欲が出てきたらおかゆなどの消化に良いものを少しずつ与えていきます。
ウチの子も一才半の時に気管支炎で咳がとまらず、飲み物も全然飲めなかったので、
脱水症状で入院しました。
その時に経口補水液のOS1を薦められて、体調崩して食欲がないときには飲ませるようにしています。
子どもが小さいうちは冷蔵庫に常備しておくといざというときに役にたつと思います。
まとめ
子どもが突然嘔吐したら…
- 吐き気が落ちつくまで子どもの背中をさすって様子を見る。
- 他の症状と子どもの顔色をよくチェックする。
- 家族への感染を予防するために手洗いうがいを徹底する。
- 吐き気が落ち着いてから徐々に水分と食事を与えていく。
子どもの体調が悪い時、代わってあげることが出来たらいいのにといつも思います。
私も両親に優しく看病してもらった記憶があるので、
同じように大切に育ててもらったんだと思うと、両親に感謝する思いが強くなりますね。
二人の子ども達には、病気や怪我を乗り越えながらしっかり成長していってもらえたらと願う今日この頃です。