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結膜炎というと人から人へ移ってしまうイメージがありますが、夏のプールでも移ってしまうのでしょうか。
特に子供が結膜炎になった場合、プールに入らせてはいけないのか悩むお母さんやお父さんも少なくないはず。
今回は結膜炎とプールとの関係についてみていきましょう!
目次
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プールで感染する結膜炎とは
まず結膜炎にはいくつか種類があり、プールで人へ感染する結膜炎と感染しない結膜炎があります。
- 咽頭結膜炎
- 流行性角結膜炎
- 急性出血性結膜炎
- 細菌性結膜炎
- アレルギー性結膜炎
主にプールなどで感染するのは、咽頭結膜炎と流行性角結膜炎です。
特に、咽頭結膜炎は通称プール熱と言われており、名前の通りプールで感染することが多いためそう呼ばれています!
咽頭結膜炎、流行性角結膜炎はウイルス性のため、人から人へ感染するものとなります。
なので、子供が結膜炎になった際は、感染する可能性のある結膜炎なのか調べる必要があります。
ですので、すぐに病院で判断してもらう方が良さそうです。
ウイルス性結膜炎はプール禁止!
そして、夏になると子供たちは学校などでプールに入りますよね。
きっとプールが好きな子も多いかと思います!
万が一ウイルス性結膜炎になった場合は、プールへ入ることは禁止されています。
子供がプールに入った日には、目をこすっていたり、目やにが出ていないかなどを確認をしてあげるのも大切かもしれませんね。
ウイルス性以外の結膜炎の場合、感染はしないのですが、プールに入れるかどうかは素人判断せずに病院で聞きましょう。
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いつからプールに入れる?
では、ウイルス性結膜炎になってしまったら、どのくらい経てばプールに入っていいのでしょうか。
基本的には10日ほどで症状が治ることが多いですが、人によっては症状か軽かったり重かったりするので実際何日で治るという判断は難しいです。。。
そのため結膜炎による目のかゆみ、目やにまたは熱、喉の痛みといった症状が治ったら再度病院へ行き人へ感染する恐れがないか確認が必要なようです。
結膜炎に感染しないための対処法
結膜炎だけに限らず、病気を人に移したり移されたりするのはいやですよね、、、
もしも自分や子供がなってしまったときには人に移さないようにするための対処法を紹介します。
素早く医者にかかる
目のかゆみ、目の違和感、目やになどの症状が少しでも感じるときはすぐに病院で診てもらいましょう
まずはウイルス性のものかアレルギー性のものか判断してもらうことが大切です。
アレルギー性の場合は、人へ移ることもなく、症状が軽ければ通常通り学校や保育園へ行くこともできるので、結膜炎になったからといって、必ずしも感染力があるとは限らないようですね。
タオルの共有は避ける
ティッシュ使用時はすぐに捨て、タオル等は共有しないように!
ウイルス性の結膜炎だと判断された場合には、身近な人に移してしまう可能性が高いです。
なので、目やにを拭き取るときにはティッシュペーパーを使い、使用するタオルやハンカチも家族とは別のものを使用しましょう。
手洗いを徹底しましょう
人がよく触れる場所を別の人が触れることによって感染していきます。
そのためドアノブや蛇口などに触れたあとには手洗いしたり、必要に応じて消毒するといいかもしれませんね。
ウイルス性結膜炎を引き起こすアデノウイルスには「手ピカジェル」などのアルコール消毒は効きません。
ただし、手ピカジェルをパワーアップさせた「手ピカジェルプラス」なら効果が期待できます。
できるだけ目は触らない
子供だと目をどうしても触ってしまうかもしれませんが、結膜炎の対処法としては目を清潔に保つことが必要です。
保育園や仕事はお休みし、人ごみは避ける
人に移さないようにするには、ウイルス性結膜炎だとわかってから、すぐに保育園などはお休みするといいでしょう。
アレルギー性結膜炎は人に移す心配がないので、病院で診断書を書いてもらうと証明になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
結膜炎になったことのある人もない人も、結膜炎になってしまったときにはまずは人に移さないように意識することが大切になってきます。
1番感染しやすいのは、家族内での感染など身近な人だと思いますので予防と対策をしていきましょう!
そして接触感染のため100%防ぐことは難しいかもしれませんが、夏のプールには要注意です。
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