文化の日っていつ? その由来と意味を子供向けに解説します。

秋になると木々が紅葉して景色がとても美しくなります。

綺麗な景色を描きにスケッチブックを片手に森に出かけるのも良いですね。

秋は、芸術の秋といわれます。(食欲の秋とも言いますね^^)

今回は、11月3日の祝日の文化の日について、

その由来と意味を子供向けにお話ししたいと思います。

文化の日っていつ?

ところで、文化の日っていつでしょうか?

そうです、11月3日です。

この日は、文化勲章の授与式や文化庁のイベントがテレビで放映されてますね。

また各自治体や美術館でも色々なイベントが開催されます。

美術館等は入場料無料のイベントを行う場合もあります。

芸術の秋にお得にお出かけしてみるのも楽しいですね。

文化の日の意味

さて、文化の日が11月3日という事はわかりました。

だけど、何をする日なのでしょう?

祝日法によると「自由と平和を愛し文化をすすめる」という

趣旨で制定された祝日となっています。

それで、芸術関係のイベントが多いのですね。

文化の日の由来について(小学生高学年の子供向け)

今度は、文化の日の由来についてお話ししましょう。

小学生の高学年(6年生)になると社会科の授業で歴史を習いますね。

4月から縄文時代からはじまり、夏頃にはもう江戸時代くらいまで習います。

明治大正昭和の時代は、大体二学期に入ってから習うのではないでしょうか?

文化の日の由来はまさに、その頃のお話まで遡ります。

まず、文化の日と言う名前になる前は、

明治節という名前で明治天皇のお誕生日でした。

しかし、昭和20年に日本は第二次世界大戦に負けてしまい、

GHQという連合国軍の占領下におかれます。

このGHQでは、天皇を日本の象徴とし、基本的人権や

平和主義など盛り込んだ新しい憲法を定める様に指導します。

この憲法を制定したのが、敗戦の翌年昭和21年11月3日でした。

つまり、敗戦前は明治節という明治天皇のお誕生日であり、

敗戦後は日本国憲法の制定された日でもあります。

(明治天皇のお誕生日を残す為に、わざと日本国憲法の公布日にしたという説もあります。)

まとめ

  • 現在は、11月3日は文化の日という名前の祝日。
  • 祝日法によると「自由と平和を愛し文化をすすめる」事を趣旨として制定された祝日。
  • 昭和20年までは明治節という明治天皇のお誕生日。
  • 昭和21年からは日本国憲法の公布日。

★久しぶりに子供達と一緒に社会科のお勉強をしました。

それにしても、明治・大正・昭和と激動の時代だったんですね。

今の平和に感謝しつつ、今の平和を築いてくれた

先人の皆様に感謝しながら文化の日を過ごしたいと思います。

参考文献:原書房 新編日本史

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