授乳中の頭痛の治し方。薬に頼らずアロマと梅干し?3つの方法とは?

産後の嵐の様なドタバタが終わって、ようやく落ち着いてきたと思ったら、頭がズキンズキンと痛み出す。

・・・あるあるですね。

私もそうでした。

産後はもう、緊張の連続でした。

色々とドタドタで、必死だったりで、自分の痛みに鈍感だったりするんですよね。

やれやれと思ったとたん、頭痛が始まるんですよね。

どうしようもない頭痛には、頭痛薬を飲んで楽になりたいもの。

でも、授乳中って薬って飲んでいいんでしたっけ?

今回は、授乳中の頭痛と、頭痛の直し方についてお話をしていきたいと思います。

授乳中に頭痛になったら

授乳中、ズキンズキンと痛い頭痛になってしまったら、月並みな表現で申し訳ありませんが、まずは病院を受診しましょう。

頭痛と一口に言っても、色々あり、怖い病気が隠れている事もありますので、自己判断は禁物です。

受診するのは、産婦人科で大丈夫です。

ただ、頭痛があっても、病院では、「問題なし」という診断がくだることもしばしば。

そんな時は、頭痛の解消法や対策を考えましょう。

市販の頭痛薬、飲んでいいの?

病院で、「特に問題がない頭痛」と言われた場合、頭痛薬は飲んでいいのでしょうか?

色々な薬が出ていますが、市販の頭痛薬を安易に使うのはだめです。

市販の頭痛薬の箱の注意事項には「授乳中は薬剤師や医師にご相談の上服用してください。」と書いてあります。

仮に書いてなくても、授乳中はお母さんの食べたもの飲んだものが、全て母乳になって赤ちゃんにいくわけですから、細心の注意が必要です。

必ず、薬局で薬剤師さんか登録販売士の資格を持った方に、授乳中であることを説明した上で紹介してもらいましょう。

頭痛は体からのサイン

痛い頭痛を「じーっ」とこらえて我慢するのも大変ですね。

薬で楽になるのならサクッと飲んでしまいたいものですが、痛みとは体からのサインでもあります。

つまり、頭痛があるということは、何か無理な負担が体にかかっている証拠です。

ですので、まずは頭痛の原因を考えてあげる事が一番の解決策になります。

頭痛の原因と対策

〜睡眠不足〜

夜中の授乳にオムツ替えに…夜泣き…産後の頭痛原因のトップかもしれません。

夜しっかり眠る事が難しかったら、昼間誰かに預かってもらってユックリ眠るのがいいですね。

預かってもらうのに一番いいのはやっぱり旦那さんでしょうね。

お休みの日などは、あなたの負担を軽くするためにも赤ちゃんの面倒をみてもらうようにお願いしてみましょう。

〜肩こり・運動不足〜

赤ちゃんがいくら軽いと言っても、ずーっと抱っこしていたら肩もこりますね。

(私は抱っこをやり過ぎて、腱鞘炎になってました。)

肩の血行が悪いと頭痛の原因になります。

また、運動不足も肩こりの原因になりますので、赤ちゃんの寝ている隙にストレッチなど適度な運動を心がけましょう。

また可能であれば、マッサージに定期的に通うようにするとリラックスできます。

マッサージに行く時も旦那さんに赤ちゃんを預かってもらいましょう。

〜冷え・ホルモンバランス〜

夏の間は、冷えに注意が必要です。

暑いからといって冷たい物をとりすぎたり、冷房の聞いた部屋にずーっといると、体が冷えてしまいます。

すると、ホルモンバランスが崩れて頭痛の原因になる事があります。

冷房は適度に切って「冷えすぎたかな?」と思ったら、足浴をするようにしてみましょう。

〜便秘・水分不足〜

便秘と頭痛?面白い因果関係ですが、便秘になると血液が汚れるので血行が悪くなります。

血行が悪くなると頭痛になりやすくなります。

なので、便秘になると頭痛になる、というのは理にかなっているんです。

また、授乳中は赤ちゃんに母乳として水分を渡しているので、いつもよりも水分不足に陥りやすくなっています。

こまめに水分を補給して便秘にならないように気をつけましょう。

水分補給も色々ありますが、ただのお水を飲むのが一番良い方法です。

スポーツドリンクの方が水分補給に有効な気もしますが、大量の砂糖が入っているので注意が必要です。

ちなみに、500ml入りペットボトルのスポーツドリンクには、角砂糖6個分(30グラム)の砂糖が含まれています。

家庭でできる頭痛対策あれこれ

ところで、昔の人は頭痛の時って、どうやっていたのでしょうか?

昔も薬はあることはあったでしょうが、時代劇とかみるとかなりの高級品だったようで、一般庶民は中々飲めなかったのではないかと思われます。

色々調べてみると面白い物が使われていましたね。

〜梅干し〜

梅干しの種を抜いて、油紙につけてコメカミに貼ります。

あー確かに!!時代劇で庶民のおかみさんがこめかみに何か貼ってたの見たことあります!あります!

梅干しだったんですね。

面白い!!今度私もやってみようっと♪♪

〜生姜の絞り汁〜

生姜をおろして、その汁をごま油で薄めて頭に塗ります。

肌が弱いとヒリヒリするかもしれませんが、こちらも面白いですね。

多分、生姜で血行をよくするのでしょうね。

(肌の弱い人は注意してやってみてくださいね。)

参考文献:家庭でできる自然療法/東條百合子著

〜ラベンダーオイルを塗る〜

アロマセラピーでは、ラベンダーオイルを少量のオイルで希釈してこめかみに塗るという方法があります。

やり方

  1. ラベンダーオイル1滴を10CCのホホバオイル等に入れてよく混ぜます。
  2. こめかみ、首筋、肩などこわばりやすいところに塗っていきます。(肌の弱い人は、手の内側などで試してから塗ってくださいね。)肌の弱い人は、ホホバオイルを20CCに薄めるか、もっと薄めてください。
  3. 混ぜたオイルは2週間以内に使い切りましょう。
  4. ラベンダーオイルは、リラックス安眠効果があるので緊張からくるこわばりを取り去ってくれて安眠もできるようになります。

☆ホホバオイルがなかったら、無香料のハンドクリームでもいいですよ。

(授乳中に使えないアロマオイルもありますので、お店の人に相談して下さい。)

頭痛になったら休めのサイン

さて、授乳中の頭痛薬については、いかがでしたでしょうか?

体のどこかが痛むということは、悲鳴をあげているわけですから、薬で抑えても根本的な治療にはならないのです。

痛くなったら勇気を持って休む!!→大事な事ですね。

  • 部屋が多少汚くても大丈夫!
  • ご飯が手抜きになっても大丈夫!
  • 赤ちゃんが多少泣いてても大丈夫!

☆勇気を持って寝ましょう。

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