電気屋さんやホームセンターの扇風機売り場に行くと、
サーキュレーターもいっしょに置いてあることがあります。
が、サーキュレーターと扇風機との違いって分かりますか?
また、以前、“エアコンとサーキュレーターを併用させると良い”
などと聞いたことがありませんか?
サーキュレーターってそもそも何なんでしょうか?
扇風機とサーキュレーター、両方について調べてみました。
扇風機とサーキュレーターの違い
扇風機
・風を直接体に当てることで涼感を得ることができる。
・風は広範囲に広がるが遠くまでは届かない。
・色々な機能がある。(風量の調整・タイマーなど)
⇒最近では、羽なしの扇風機も出てきましたね!イオンを発生させるものもあります。
・風を送れる方向に制限があります。
⇒風を送る事ができる範囲が正面・左右・狭い範囲の上下となり、真上には向けることができません。
サーキュレーター
・直進的な強い風を発生させるので、空気を循環させるために使用する。
・動作音が大きい。
⇒寝ているときに使うには音が大きすぎる。
・風が強いので人に向かって風を当てることはできない。
・機能があまりない。
⇒近頃は首振り機能がついているものもあるようです。
・掃除がしにくいものが多いので注意が必要。
⇒羽にほこりがたまっても、分解して掃除ができません。
・色々な方向に風を送る事ができる。
⇒風を送る事が出来る範囲が、左右・正面~真上、と色々な範囲に風を送る事ができます。
扇風機とサーキュレーター、どちらを選べばいいの?
扇風機とサーキュレーター、両方を調べてみると、赤ちゃんのいるご家庭では、
“赤ちゃんには直接、扇風機やエアコンの風をあててはいけない”という事から、
扇風機を選んだ方が良さそうですね。
サーキュレーターは掃除ができないという点も気になりますよね。
もしも、サーキュレーターを使う場合は、最初にあったように、
“エアコンとの併用”が良いので、色々と調べてみてくださいね。
梅雨時なんかは、除湿機との組み合わせでも効果的。
洗濯物を部屋干ししても比較的早く乾きますよ。
使い方によって、一長一短があるようです。
なぜ、赤ちゃんに直接風をあててはいけないの?
赤ちゃんになぜ直接風をあててはいけないんでしょうか?
赤ちゃんは体が小さく、体温調節機能が未発達な為、
風があたるとどんどん体温が奪われて冷えすぎてしまいます。
そして、下痢や腹痛、乾燥して咳が出てしまったり、
声がかれてしまったり風邪をひいてしまいます。
微風で赤ちゃんに直接風が当たらないように、
風を赤ちゃんがいない方向に向けてあげてくださいね。
まとめ
扇風機とサーキュレーターを比較すると、
赤ちゃんのいるご家庭では扇風機の方が向いている。
(風量調節ができ、サーキュレーターより静音)
赤ちゃんは体温調節機能が未発達な為、風を直接あててはいけない。
いかがでしたか?
最近では羽なし扇風機など、色々な扇風機が出ていますので、
吟味して扇風機を選んでみてくださいね!