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お正月になると、子供にとってのお楽しみは、「お年玉」ですね。

うちは、いつの間にか?親より子供の財布の中身の方が多かったりしてますが・・・

子供達は、「もらったお年玉で何を買おうか?」と、毎年楽しみにしています。

さて、今回はお年玉についの由来についてお話しましょう。

 

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お年玉の由来

お年玉は、もともとは、神前に供えた丸い餅を、参詣人に分け与えたものを年玉といい、大晦日の夜に年神様が配って歩く、という言い伝えがありました。

その後、分家した人が、新年に両親を訪ね健康を祝福して、餅を贈る様になりました。

それが次第に、親や親戚の人が子供達の成長を願って、贈る丸い形の物をさす様になりました。

また、江戸時代には商家の主人が年少の奉公人に、餅のかわりに金銭を与えた事が始まりで、小さなのし袋に金銭をいれて、目上の者から目下の者に渡すのが習わしとなった様です。

つまり、もともとは、お餅だったのですね。

それが、だんだんとお金に代わっていったという感じなのですね。

 

ポチ袋ってどんな意味?

さて、お年玉の由来が分かったところで、ポチ袋ってどういう意味でしょう?

ウィキペディアによりますと、

ポチとは関西方言で心付け祝儀を意味します。

もっぱら舞妓さん等にあげていた祝儀袋の事であったとあります。

また、ポチには小さな「これっぽっち」という意味があり、「少ないですが」という謙虚な気持ちが込められている。

とあります。

つまり、少ないとか、小さいとかの意味があるんですね。

また、フランス語の小さいを意味する、プチが訛ったものという説もあります。

どちらにしても、小さいとかほんの少しとか、という意味なのですね。

 

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お年玉袋は下品?

その他、こんな面白い意味もありました。

本来は、お年玉を入れる袋なので、お年玉袋といいました。

しかし、「玉」と「袋」から、少々下品な連想をしてしまうため、違う呼び名をつけたという説もあります。

 

まとめ

  • お年玉は、神様にお供えしたお餅を、参拝に来た人に配ったのがはじまり。
  • 江戸時代の商家の主人が、年少の奉公人に配った習わしもあります。
  • ポチ袋は、関西方言で「これぽっち」の「ポッチ」が訛ったもの。
  • フランス語の小さいという意味のプチからきているとの説もあります。
  • ポチ袋は昔、舞妓さんに渡した祝儀袋の事。

調べてみると色々な事がわかりますね。

さて、さて、今度のお年玉で、子供達は何を買うのでしょうか?

私の財布より、いっぱい入っている子供の財布の中身を見て、

羨ましいとため息をつくママでした。

 

「今度貸して?」と言ったら「利子つけて返してね?」といわれました。(汗!)

 

 

参考文献:子供に伝えたい年中行事?記念日/萌文書林編集部

ウィキペディア

 

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