食べムラがひどくて離乳食が進まない!食べムラに有効な3つの対策とは?

赤ちゃんのミルクの次にやってくる難関、離乳食。

料理が苦手ながらも、可愛いわが子のためと一生懸命離乳食作り。

でも、せっかく作ったのに、食べムラが酷く全然食べてくれないと、悩んではいませんか。

赤ちゃんも、大人と同じように好みがありますから、離乳食の食べムラがあるのは仕方のないことだとは思うんです。

そうはいっても、栄養のバランスを考えたら色々と食べてほしいですよね。

今回は、離乳食の食べムラの悩みを減らすための対策をご紹介しますね。

離乳食食べムラの影響はそれほど気にしなくて大丈夫

食べムラがあると、どうしても心配になってしまうのが、栄養のバランスです。

でも、大人になっても好き嫌いがある人は多いですが、ちゃんと成長していますし、健康な人が多いですよね。

「全く食べない」でなければ、食べられる食材から栄養はとれます。

それに、成長とともに食べられる食材も増えていくので、心配し過ぎなくても大丈夫ですよ。

なお、赤ちゃんが離乳食を食べてくれない時の考え方や対処方法は別ページで詳しく紹介していますので、そちらのページをご覧ください。

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まずは赤ちゃんの食べムラのタイプを見極めよう

食べムラのタイプ
  • 全くご飯の時間に興味を示さない
  • はじめは食べるのに、途中から遊び始めてしまう
  • 日によって、食べる量にばらつきがある

食べムラといっても、いくつかのタイプがあります。

主な食べムラのタイプは上記の3つです。

まず、全くご飯の時間に興味を示さない食べムラのタイプ。

この場合の赤ちゃんは他の事への興味が強く、ご飯の時間に座っていられなかったり、おもちゃで遊び始めたりしてしまうのが、このタイプです。

次に、はじめは食べるのに、途中から遊び始めてしまう食べムラのタイプ。

お腹が空いているはじめのうちはしっかり食べるのに、ある程度食べると遊び始めてしまうのが、このタイプです。

途中から遊び始めてしまう食べムラのタイプの赤ちゃんは結構多いです。

そして日によって、食べる量にばらつきがあるが食べムラのタイプ。

離乳食をたくさん食べる日と、少ししか食べてくれない日があります。

一日のうちで、食べる量にムラがあるというのが、このタイプです。

初めのうちは、具合が悪いのでは?!と、心配になりますよね。

食べムラのタイプに合わせた対策

食べることに興味を持ってくれない場合の食べムラの対処方法

まずは、赤ちゃんに食べることに興味を持ってもらうところからですよね

そのためには、

  1. 出来るだけ、ご飯の時間は、おもちゃなどが目に付かないようにする
  2. テレビは消す
  3. 色々な色の食材を使い、盛りつけ方、お皿などを工夫し、視覚でも楽しめるようにする

上記の3つを試してみてください。

興味を持つためには、目からですよね。

興味を持ってくれれば、口を開けてくれるようにもなりますよ。

もちろん、難しい食材を使う必要はありません。

赤色のトマトやニンジン、黄色のかぼちゃやとうもろこし、緑色のほうれん草や枝豆。

身近な野菜でも、たくさんの色がありますよね。

途中から遊び始めてしまう場合の食べムラの対処方法

途中から遊び始めてしまうタイプの食べムラは、食べることは好きなはずなので、完食してもらうための工夫が必要です。

そのためには、

  1. 全体の量を減らしてみる
  2. おかずの品数を増やしてみる
  3. 味付けを変えてみる

上記の3つを試してみてください。

もしかしたら、まだ赤ちゃんにとって今の量が多いのかもしれません。

量を減らしてみて、完食出来たら、完食を褒めてあげてくださいね!

赤ちゃんのやる気も育ててあげましょう。

完食出来ることが続いたら、赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ増やしていきましょう。

また、一つ一つのおかずの量が多い場合、赤ちゃんの口が飽きてしまう事もあります。

そんな時は、少し大変ですが、おかずの種類を増やしたり、味付けを変えてみてください。

味付けや食材が変われば、同じ量でもあっという間に完食出来ちゃうこともあるんですよ!

食べる量にムラがある場合の対処方法

一日の食べる量にムラがある場合、少ししか食べてくれない時は、お腹が空いていないのかもしれません。

そんな時は、

  1. 生活リズムを整える
  2. おやつの時間を決める

上記の2つを試してみてください。

生活リズムが整っていないと、決まった時間にお腹が空かないですよね。

おやつを時間を決めずにあげてしまうと、ご飯の時間にお腹が空かないですよね。

家事や育児に追われていると、毎日が時間との闘いです。

大変かとは思いますが、やってみる価値はあると思いませんか。

お腹が空いていなければ、食べなかったり、多くは食べられなかったり。

それは大人でも子供でも、もちろん赤ちゃんでも、同じですよね。

ご飯が完成した出来たタイミングで、食べさせようと無理に口に入れてしまってはダメです。

せっかくの楽しいご飯タイムが、嫌いな時間になってしまう事もあるので、無理強いはしないでくださいね。

ご飯を楽しい時間にすることが離乳食の食べムラに効果的

離乳食の食べムラまとめ
  • 食べムラにはタイプがある
  • 離乳食の食べムラは、タイプに合わせた対策をとってみる
  • 食に興味をもってくれるような環境を作ってみる
  • 無理強いはしない

離乳食期は、素材の味を楽しむために、あまり味をつけなかったり、決まった味付けになってしまうことが食べムラに繋がってしまうケースもあります。

もちろん素材の味は楽しんでほしいですし、濃い味付けは発達途中の赤ちゃんの身体にはよくありません。

でも、赤ちゃんも大人と同じように飽きることもありますし、遺伝的要素での好き嫌いもあります。

吐きだすほど嫌いな食べ物は、赤ちゃんのうちは無理に食べさせる必要はありませんし、薄味で色々な味付けを楽しむのも一つの方法です。

赤ちゃんのうちは、食べることを好きになってもらうために、ご飯を楽しい時間にしてあげてくださいね。

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