夏のお祭りの時期になると、よく見かけるラムネ。
シュワシュワとした喉越し、涼しげな青緑の瓶、カランカランと鳴るビー玉。
ラムネを見ると、どこか懐かしく、田舎のおばあちゃん家で過ごした、子供の頃の夏休みを思い出します。
今やペットボトル飲料に押されつつも、相変わらずラムネは人気がありますね〜。
ところで、ラムネにビー玉ってなんで入っているのでしょうか?
今回は、そんな素朴な疑問や、ラムネの歴史について調べてみました。
ラムネにビー玉が入っているはなぜ?
ラムネは最初、コルク栓で蓋が閉められていましたが、コルク栓だと蓋を開けてもいないのに炭酸が抜けてしまうというデメリットがありました。
そこで・・・
1872年にイギリスのハイランド・コット氏がビー玉で栓をするという画期的な方法を開発しました。
なるほど、、、それであんな面白い形をしていたのですね〜。
ラムネの歴史
ジャジャーン🎶 ちなみに、ラムネは歴史の授業に関係あります〜!!
そうです、あのペリーです。
1853年、つまり嘉永6年に、あのペリーが浦賀に来航した時に交渉にあたった幕府の役人達に振る舞われた飲み物と言われています。
へー、歴史のある飲み物なんですね〜。
初めて飲んだ日本人はどう思ったのでしょうかね?
ラムネの語源
また、慶応元年には長崎でレモン水の名で売り出され、レモネードがなまってラムネになったと言われています。
ラムネの正しい飲み方
ラムネって美味しいけど、なんかこう、、、一気にグビグビ飲めませんかね?
飲みたいのにビー玉が邪魔して出てこなくて、、、イライラしますね。
そんな訳で、面白い動画を見つけました。
トンボ飲料さんから出ている動画です。
これを見ると、ラムネ瓶のくぼみのところに、ビー玉を引っ掛けて飲むとビー玉が落ちてこない仕組みです。
コツは、ラムネ瓶を口と水平にして飲むことにありました。
動画では、ラムネ瓶を傾けすぎない事とコメントしています。
今度、お祭りでラムネを見かけたら、やってみたいと思います。
まとめ
- ラムネのビー玉は、炭酸が抜けない様に開発された物でした。
- ラムネは、浦賀にペリーが来航した時に振る舞われた飲み物です。
- ラムネは、レモネードがなまってラムネになりました。
- ラムネは、飲む角度を工夫すると上手く飲む事ができます。
あとがき
いや〜、それにしても、ラムネって歴史がある飲み物だったんですね〜。
ビックリしました〜。
まさか、あの浦賀のペリー来航と関係があるなんて夢にも思わなかったです。
味気ない歴史の勉強も、ラムネに結びつけると面白くなりますね〜。
早速、子供と社会の教科書を見ながら、ラムネの話をしてみたいと思います。