冬になると、窓が結露になりますね。
あれを見ると、「あー冬が来たんだな?」と思ったりもします。
しかし、しかしですね、そんな悠長なこと言ってられないのです。
結露を放置しておくと、カビやダニ、
家の老朽化につながると言われています。
毎回、雑巾で拭ければ良いのですが、
なかなか面倒な物ですね。
今日は、結露防止の対策についてお話していきたと思います。
結露のしくみと原因
さて、結露ってどんな仕組みでなるのでしょうか?
ウィキペィアによりますと、
「結露とは、個体状態における物質の表面、または、内部で空気中の水蒸気が凝縮する現象の事である。温度20度・湿度50%だと、9.6度以下の場所で結露がおきる。」
引用元: ウィキペィア
とあります。
つまり、冷たい水の入ったコップや、
ビールの周りに水滴がつくのと一緒ですね。
部屋を暖めると、冷たい外部に触れている
窓に、結露が発生するというわけです。
要するに、外と中の空気の温度が違う事が原因です。
結露対策
まず、日頃の生活の中でちょっと気を付けると
結露対策になることを挙げてみます。
結露防止に心がける事
- 換気扇をかける。(料理をする時は、特に注意ですね)
- 除湿器を使う。
- 加湿器を控える。
- 暖房を高温にしすぎない。(温度差をつくらない。)
- 部屋に洗濯物を干さない。
- 植物を置きすぎない。(植物は呼吸をしています。)
- 水槽を置かない。
- 中性洗剤を10倍に薄めて窓をふく。(界面活性剤が結露を防止。)
- こまめに窓を拭く。(↓これもおすすめ。やってて楽しいです。^^)
これらに共通するのは、なるべく部屋の湿度を上げない、
ということになります。
また、どんな暖房を使うかによって、
部屋の湿度を上げてしまう場合があるので要注意です。
結露防止に優れているのはエアコンですね。
強力な除湿機能を持っていますので。
逆に、気を付けたいのが、ガスファンヒーター。
とても早く部屋を暖めてくれる優れものなのですが、
湿った温風が出るため、部屋の湿度がグングン上がっていきます。
また、ストーブに水の入ったやかんを乗せるのも湿度を上げる原因です。
でも、やかんを乗せておかないと、今度は
湿度が下がり過ぎてのどが痛くなるかも。
それに、赤ちゃんがいる家庭では危険なので
あまりおすすめできません。
結露対策グッズ色々
- カーテンを厚くする。
- カーテンを二重にかける。
- シャッターや雨戸がある場合は閉めて、室内の温度差をなくします。
- 窓にビニールシートをはる。(プチプチとか)
- 吸水テープをはる。
- 窓に結露防止シートをはる。
- 窓ヒーターをつける。(少々お高いですが)
- 結露防止スプレーをつかう。
まとめ
- 結露は、外部の温度と内部の温度の差がある時にできます。
- 部屋の温度を一定に保ったり、換気をしましょう。
- 除湿器やエアコンのドライ機能を使いましょう。
- 水分を発する物(植物や水槽)を置きすぎない様にしましょう。
- 沢山の結露対策グッズが出ていますので、上手に利用しましょう。
色々なグッズが出ていますね。
常に換気を心がけて、上手に工夫して冬の結露対策をしていきたいですね。