離乳食の後期になると、色々な物が食べられる様になりますね。
だんだん、大人と一緒の物が食べられて、外での食事も楽しめる様になります。
そうなると、生の野菜とかは、あげても良いのかしら?
色々悩みますね。
今回は、離乳食の後期の野菜についてお話ししましょう。
離乳食の後期の野菜の量は?
離乳食の後期は、歯も生えてきて食べられる物も色々と増えてきます。
1日の野菜の量は、だいたい40gくらいと言われています。
40gというと、どんな感じでしょうか?
- 小松菜の葉であれば、1枚10gぐらいですので、4枚で40gになります。
- かぼちゃであれば、2㎝角一個でだいたい10gですので、4個になります。
- ミニトマトであれば、一個10gですので、4個になります。
いかがですか?
だいたいの目安ですが、こんな感じです。
もちろん、個人差がありますので、そんなに
神経質にならなくても良いですからね。
離乳食後期の野菜の調理は茹でる?炒める?
離乳食の後期の野菜は、どうやって調理したら良いのでしょうか?
一番のおすすめは、茹でる、蒸す、が良いと思います。
なぜかというと、赤ちゃんの胃は油を消化するには、まだまだ未熟だからです。
脂肪分を分解するための消化酵素は、すい臓から分泌されるのですが、
子供が2歳から3歳にるまでは、まだ充分な働きはできません。
3歳といえば、ちょうど乳歯が生えそろう時期ですね。
ですので、離乳食の赤ちゃんには、油を使った炒めるという調理法より、
茹でる調理法や蒸す調理法が望ましいと言えます。
離乳食後期の生の野菜は?
さて、野菜を茹でる、炒めるの話が出て来たところで、生の野菜はどうなのでしょうか?
結論から言いますと、大人が生で食べている、トマトやキュウリなど、
サラダに使われている様な野菜は基本的に大丈夫です。
ただし、キャベツの千切りは、モソモソしてなかなか食べられないと思います。
トマトを生であげる時、大きなトマトは皮をむいてあげないと、皮で喉を詰まらせる事があります。
また、プチトマトはちょうど喉にスッポリ入ってしまう大きさなので、そのまま与えるのはNGです。
プチトマトは、必ず半分に切ってから与えてください。
まとめ
離乳食後期の野菜の使い方はいかがでしたでしょうか?
- 離乳食の野菜は、炒めるよりも、茹でる、蒸す、がおすすめ。
- サラダに入っている様なトマトやキュウリなら生でも大丈夫。
- トマトは皮をむいて、プチトマトは半分に切ってあげてください。
それでは、離乳食を楽しんでくださいね。
参考文献:こどもの食材便利帳西東社