かぶっておいしいですよね。
スープに入れたり、和風にしても洋風にしても使えます。
火の通りも早く、離乳食を作るのも簡単で便利な食材ですね。
かぶは、甘くてやわらかいので赤ちゃんの好きな野菜の一つです。
今回は、かぶについてお話をしましょう。
かぶの旬と栄養
かぶの本来の旬は冬といわれています。
でも最近は、あまり季節に関係なくスーパーにならんでいますね。
ですが、やはり旬の野菜の方が、栄養価が高く、味もよく、そして安いのです。
それから栄養ですが、かぶにはビタミンCやカリウムがたっぷりふくまれています。
そして、消化酵素のアミラーゼも含んでいますので、
赤ちゃんが便秘がちな時などに使う事と良いですね。
かぶの茹で時間はどれくらい?
かぶは大根にくらべると、火の通りは早いです。
何分とはいえませんが、火にかけて透明になって串でさしてみて通れば茹で上がりです。
すぐに火が通るので離乳食には、使いやすい食材ですね。
かぶは離乳食にいつから使えるの?アレルギーはあるの?
かぶは、離乳食の初期から使う事ができます。
ただしアレルギーに注意は必要です。
かぶのアレルギーですが、アレルギー一覧表にはのっていないので
そんなに多くはないと思います。
が、アブラナ科の植物ですので、アブラナ科の
花粉アレルギーがある場合は注意が必要になってきます。
初めてかぶを与える時は、かかりつけ医のやっている時間帯にしてください。
そして、1日に1さじだけ与えたら、2時間様子をみてください。
2時間経って、
- 口の回りが赤くなっていないか?
- 湿疹ができていないか?
- かゆがっている所はないか?
など、よく観察して問題がなければ与える事ができますので、
レパートリーに加えていきましょう。
また、アブラナ科の花粉アレルギーの場合は、
触るだけでもアレルギー反応が出る場合もあります。
食べさせれる前に、触らせてみて皮膚の様子をみるという方法もあります。
アレルギーの確認については以下の記事を参考にしてください。
関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?
かぶの冷凍方法
かぶをすぐに食べてしまえれば良いのですが、大量にもらってしまった時や、
大きいかぶをまるごと買ってしまった時には冷凍が便利です。
かぶは加熱せずに、生のままでも冷凍する事ができます。
丸ごと一個冷凍してしまっても良いのですが、少しだけ使う時に困ると思います。
ですので、スライスしたり、離乳食用に細かく刻んだりして、
すぐに使える形にして、冷凍保存することをおすすめします。
冷凍するときは、ジップロックなどにいれます。
また、茹でてすりつぶしたかぶを、製氷皿などにいれて冷凍しておくとすぐに使えて便利です。
どんな食材でもそうですが、冷凍してあっても永久保存はできません。
早めに使う事をおすすめします。
特に、離乳食に使う時は衛生面を重視して、一週間を目安に使いましょう。
かぶの離乳食レシピ
材料:ベビー用コンソメ1個水200ccかぶ半分
(水の量はパッケージの記載に従ってください。)
- かぶをあらいみじん切りにします。
- 水を沸騰させて、かぶをクタクタに煮ます。
- 最後にコンソメを入れて出来上がりです。
離乳初期の赤ちゃんには、茹でたかぶをすりつぶします。
離乳食の初期にはコンソメはいれません。
離乳初期中期後期は、かみつぶす事ができる大きさにきりましょう。
また、コンソメのスープにアレルギーがある場合もありますので、別々に与えて様子をみます。
大人用の料理も、かぶや野菜をタップリ入れたスープにすると楽です。
子供と同じ食材でおいしい食事を楽しみましょう。
まとめ
離乳食のかぶはいかがでしたでしょうか?
- 赤ちゃんが便秘のときには特におすすめ。
- 生のまま冷凍保存ができます。
- アレルギーは少ないけれども、アブラナ科の植物ですので花粉アレルギーのある場合は注意が必要です。
かぶは、すぐに火がとおるので、便利ですね。
また、かぶは甘いので赤ちゃんも食べやすいかもしれませんね。
今回の記事があなたのお役に立てたらうれしいです。