りんごは栄養満点。
欧米では、「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と
いわれるほど栄養効果の高い果物なんです。
本来の旬は秋から冬ですが、今では技術が発達して
一年中スーパーで見かける様になりました。
そして、赤ちゃんにあげる事のできる果物の代表でもありますね。
今回は、離乳食のりんごについてお話しましょう。
目次
離乳食のりんごはいつからあげられる?
りんごは離乳食の初期からあたえる事ができます。
ただし、離乳食の初期にあげる時には、すりおろしてあげる事が大切です。
また、生だとすっぱかったりして食べてくれない事もありますので、
殺菌をかねてレンジで数秒間加熱してあげると、甘みが増して食べやすくなります。
(基本的には、生ですりおろしてあげても大丈夫です。)
そして、離乳食の中期後期は、喉に詰まらせない様に小さく刻んであげましょう。
離乳食で注意する事
離乳食の代表の様にいわれているリンゴですが、
初めてあたえる時は少量から試してみましょう。
動物性タンパク質ほどアレルギーは多くはありませんが、
アレルギー25品目の一覧にも載っている食材でもありますので一応注意は必要です。
初めてあたえる時は、一日に1さじだけ。
そして、かかりつけ医のやっている時間帯にあたえてみてください。
特に問題がなければ、レパートリーに加えていきましょう。
アレルギーの確認について詳しくは、下記記事をご覧ください。
関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?
りんごの栄養
りんごの栄養はどんな成分がふくまれているのでしょうか?
- カリウム
- カルシウム
- 鉄分
- ビタミンC
- リンゴ酸
- 植物繊維
ざっとこんな感じでしょうか?
効能としては、免疫力のアップや便秘の解消、虫歯予防、などといわれています。
特に、植物繊維のペクチンは、高い整腸作用があり、
子供の下痢には特に有効だといわれています。
また、虫歯予防の効果があるのは、親としても嬉しい効果ですね。
(リンゴの中に含まれるポリフェノールに殺菌作用があり、虫歯予防の効果があるといわれています。)
離乳食のりんごは冷凍保存で!
嬉しい効能いっぱいのりんごですが、赤ちゃんの食べる量は少ないですね。
余ったりんごは、加熱して冷凍すると変色せずに保存する事ができます。
また、加熱する事で甘みが増すので、赤ちゃんも食べやすくなります。
りんごを沢山もらったとか、買ってしまったという時には冷凍しましょう。
りんごの冷凍保存
- りんごの皮をむき、芯を取り除き数等分にカットします。
- お皿に並べてレンジで数秒加熱します。
- あとは、ジップロック等に入れて冷凍します。
- 使う時に、使う分だけ取り出して、おろし金ですりおろします。
おすすめレシピ~すりおろしりんごヨーグルト~
すりおろしたりんごとヨーグルトと混ぜるだけ。
便秘ぎみの赤ちゃんの離乳食におすすめです。
子供によってはお腹がゆるくなりすぎる事もありますので、
様子を見ながら与えて下さい。
おすすめレシピ~さつまいも入りりんご煮~
材料:さつまいも20gりんご10g水大さじ3
- さつまいもは皮をむき、粗いみじん切りにする。
- りんごも皮をむき、粗いみじん切りにする。
- 鍋に水を入れてみじん切りにしたさつまいもとりんごをいれる。
- やわらかくなったら、つぶしてできあがりです。
さつま芋も、りんごも甘いので、赤ちゃんが食べやすいですね。
まとめ
離乳食のりんごはいかがでしたでしょうか?
- 加熱するとりんごは甘みが増します。
- 虫歯予防になります。
- お腹の調子を整えます。
- りんごを冷凍する時は、加熱して冷凍すると変色しません。
今回は、体に良くて美味しいりんごの離乳食をご紹介しました。
参考にしていただき積極的に取り入れていきましょう。