離乳食の豆腐はいつから?初期からはNGとの声もあり。冷凍できる?

お豆腐て、フワフワしていて、ツルっとしてて、あまりクセもなく、とっても扱いやすい食材ですね。

お豆腐好きの赤ちゃんって、結構多いのではないでしょうか?

うちの子達も、赤ちゃんの時は大好きでした。

大きくなった今では、もっと美味しい物を発見してしまったようで、見向きもしませんが、(汗?)

さて、今回はお豆腐の離乳食について、お話していきましょう。

豆腐は離乳食に最高の食材

豆腐に含まれている栄養
  • タンパク質
  • 脂質
  • カルシウム
  • ビタミンE
  • リン

お豆腐は、日本人が昔から食べていた食材なので、基本的には日本人の体にはあっています。

また、とっても柔らかいので、喉に詰まらせる心配はありません。

味もクセもなく、胃に優しく、その上、良質なたんぱく質を豊富に含んでいますので、離乳食にはもってこいの食材です。

それに、お手頃価格で、そのまま食べれますし、どこに行っても売ってます。

最近の和食ブームで、海外でも手に入るのも納得です。

面倒な時は、お豆腐のみそ汁をちょっと取り分けて、

豆腐はつぶすだけでもりっぱな離乳食です。

離乳食の豆腐は初期派と中期派で分かれる

「はいはいが始まってからでないと、赤ちゃんが食物を消化する能力は、まだ十分ではありません。
6ヶ月でハイハイを始めるお子さんもいれば、8ヶ月頃からハイハイするお子さんもいらゃっしゃいます。
ハイハイをする時期が、お子さんによって異なるように、食べ物を食べ始める時期も、お子さんによって異なります。」

「赤ちゃんの成長や発育に問題がないのであれば、6ヶ月から10ヶ月ぐらいまでは、まだまだ、母乳やミルクが中心で問題はないのです。」

「松ケ丘助産院の宗祥子先生の著者:世界一簡単な赤ちゃんごはん」

とても、優等生な豆腐ですが、いつから赤ちゃんにあげていいのでしょうか?

離乳食初期の5ヶ月〜6ヶ月という初期派の意見と、離乳食中期の7ヶ月〜8ヶ月という意見と2つに分かれています。

うーん?悩むところですね〜。

専門家の間でも意見が分かれていますので、何が正解で何が不可正解なのか?

わかりませんが、簡単にお話しましょう。

世間一般では「離乳食初期から与えましょう」と言っているところが多いです。

一般の市町村の保健センターで配布される資料や、講習に行くと言われます。

胃が丈夫で、何の問題もなく元気な赤ちゃんなら、これで良いと私も思います。

しかし、どんな人間にも個人差がありますので、ひとくくりでは上手くいかないのが現実なのです。

自然育児系の助産師さんに多いのが「離乳食自体を遅く」という意見です。

特に「タンパク質は中期以降に与えましょう」という意見です。

理由としては、赤ちゃんの胃は未完成だからです。

なので、母乳以外は異物でしかなく、あまり早期に与えるとアレルギーになってしまうという意見です。

原料の大豆は、アレルギー品目の一覧にもありますので注意が必要です。

まずは、かかりつけの医療機関がやっている時間帯を選んで、

一さじから与えてみてください。

数時間様子をみて、湿疹などのトラブルがないかを確認してから、

レパートリーに加えていく様にしてみましょう。

なお、豆腐にアレルギーが見られた場合でも、すべての大豆食品がダメとは限りません。

同じ大豆でも、発酵してある味噌や醤油などは大丈夫の場合もありますのでよく見極めて。

疑問やトラブルがあった時は、かかりつけ医に相談してくださいね。

関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?

私の場合の豆腐の離乳食の体験談も紹介します。

とにかく、長男が食べない子でした。

下の子は、胃が丈夫だったようで、5〜6ヶ月くらいから、何でもモリモリ食べる子でしたが、、、(同じ兄弟でも全く違いますね〜)

なので、当時は大変悩みました。

保健センターに行くと、栄養士さんに怒られる。(汗)

「なぜ、食べさせないの!!」と毎回、言われて立派な食品サンプル見せられて毎回、落ち込みました。

当時は、半ノイローゼ状態でした。(涙)

でも、きちんと食べない理由がありました。

幸い、私は自然育児派の友人がいて「食べたがならかったら無理しなくていいんじゃない?成長曲線から外れてないんでしょう?」と何人もの人から言われ、遅く派の意見が載っている本も多数読んでいたので、気にしなくなっていましたが、知らないと焦りますね。

小学生になった今では、多少の好き嫌いはありますが、何でも食べてくれる様になっています。

このような経験から私の豆腐の離乳食に対する結論は「嫌がる赤ちゃんに無理強いしない。」ということになりますね。

どちらかというと、赤ちゃんの時の方が、本能が働いていますので、赤ちゃんに合わせるのが良いのではないでしょうか?

まあ、成長曲線から外れていたり、健康上不安があれば、かかりつけ医に相談した方が良いと思いまが、正常範囲でしたら気楽に様子を見た方が良いですね。

離乳食の豆腐は冷凍するとボソボソになる

私は余った豆腐を、そのまま冷凍庫で冷凍した事があります。

どうなったかというと・・・ジャーン!!

出来上がったのは、まるでボソボソした高野豆腐でした・・・

そう言えば、確かに、高野豆腐って凍らせて作るんですよね〜。

なので、豆腐はそのまま冷凍しないように気をつけてください。

ヘンな高野豆腐になっちゃいますよ〜。

関連記事離乳食の高野豆腐はすりおろしが便利!冷凍保存もできて栄養満点!

それから、豆腐の種類ですが、どちらかというと、赤ちゃんはなめらかな食感が好きだと思います。

そういう意味では、木綿豆腐より絹ごし豆腐の方が離乳食にむいてますね。

そんな絹ごし豆腐ですが、ひと手間かけてあげれば冷凍ができるようになりますよ。

豆腐ハンバーグなら冷凍&レンジ解凍できます。

お豆腐を使ったレシピは沢山ありますが、離乳食に使えて、さらに冷凍しても美味しいとなるとレシピも限られてきます。

そんなワガママなレシピは、みんな大好き、豆腐ハンバーグです。

豆腐ハンバーグは、離乳食の中期からあげられます。

薄味なので、大人が食べる時は、おろしポン酢などをお好みでかけると美味しいですよ。

離乳食の初期は、まだ赤ちゃんの消化が育っていないので、お豆腐だけをあたえてください。

豆腐ハンバーグを冷凍する時は、焼いた後一個ずつラップで包んで冷凍します。

解凍するときは、レンジで解凍できます。

解凍した後は、そのままでも良いですが、コンソメ野菜スープ等にいれても美味しいですね。

赤ちゃんには、野菜も刻んでトッピングしても良いです。

材料:

  • 鶏ひき肉150g
  • 豆腐1/2丁
  • 長ネギ(みじん切り)5㎝分
  • おろしショウガ少々
  • 塩麹少々
  • 油少々

作り方:

  1. 豆腐は水切りしておく。ボウルに油以外の材料を入れてまぜる。
  2. やわらかくしたい時は、片栗粉を少々加えて形成する。
  3. フライパンに油をひいて、並べてふたをする。
  4. 途中でひっくり返して、中までしっかり火をとおす。
  5. お皿に盛りつけできあがり。
豆腐ハンバーグの作り方

豆腐は離乳食に最高の食材だけどあげる時は慎重に!

離乳食の豆腐まとめ
  • 豆腐は、日本人にあっていて離乳食に最適の食材
  • 豆腐は、アレルギー一覧にも載っているタンパク質なので与える時期には注意する
  • 離乳食は、食べる時期に個人差がある
  • 心配な時は、専門家に相談する

豆腐は体にも良くて、胃にもやさしいので、子供のみならず大人にも理想の食材ですね。

ただ子供に離乳食であげる時はアレルギー症状の危険もあるので、少しずつあげてください。

豆腐を離乳食であげるタイミングは世間一般では離乳食初期からを推奨している方が多いですが、子供の反応を見ながら上げるのが良いと思います。

豆腐を毎日の食事に無理なく取り入れて、ヘルシーな食卓にしていきましょう。

子供の様子を見ながら、離乳食を無理強いせずに楽しくいきましょう。

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