玉ねぎは、1年中出回っていて使いやすい食材ですね。
たいてい、どこの家庭でも常備している野菜の1つだと思います。
何の料理にも合うので、うちでもよく使います。
栄養価も高いので、離乳食にも上手に使っていきたいですね。
今回は、玉ねぎについてお話ししましょう。
目次
離乳食の玉ねぎはいつから?
離乳食に玉ねぎは、いつから使えるのでしょうか?
一般的には、離乳食の初期から使う事ができます。
ただし、加熱するという事が条件です。(辛いですものね)
玉ねぎを生で食べる幼児はあまりいないかと思いますが、
辛いので、もし生であげる場合は3歳以降にした方が無難です。
初めての玉ねぎ。与え方は?
玉ねぎを初めて離乳食として与える場合は、まずは1日に1さじだけにします。
そして、数時間様子をみて、問題がなければレパートリーに加えていきましょう。
玉ねぎはアレルギー一覧にはのっていませんが、大丈夫ともいいきれません。
特に離乳食の初期は慎重にすすめていきましょう。
離乳食のアレルギーについて、詳しくは下記記事をご覧ください。
関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?
玉ねぎのあの「辛さ」に栄養がたっぷり?
玉ねぎの栄養には、どんなものが含まれているのでしょうか?
1番注目すべきは、硫化アリルという成分です。
この硫化アリルは、刺激のある香りと辛みが特徴です。
玉ねぎを切ると、涙が出てきますね、あの刺激成分です。
あの成分はポリフェノールの一種です。
効果としては殺菌や発汗、風邪の予防に有効といわれています。
ただし、この硫化アリルは刺激が強い成分になります。
ですので、内蔵の未発達の離乳食初期は風味づけ程度に加熱して、
他の野菜に混ぜるなどした方が良いと思います。
ちなみに、私は玉ねぎアレルギーではありませんが、玉ねぎを始め、
ネギやニンニクなど葱系の野菜を沢山食べるとお腹が張ってしまいます。
(多分、私の体にとってはあまり得意な食物ではないのでしょうね。)
また、ゲップが出やすくなるとも言われています。
なので、離乳食初期には控えめに様子を見ながらあげたほうが
無難なのでは?と個人的には思っています。
玉ねぎはペーストにして冷凍、レンジで解凍が便利!
玉ねぎを赤ちゃんにあたえる時は、必ず加熱してからあげましょう。
それに、玉ねぎは、しっかり火を通した方が甘くなりますよ。
しかし、毎回少ししか使わないのに、玉ねぎペーストを作るのは大変です。
ですので、玉ねぎペーストを作って冷凍、レンジで解凍して使いましょう。
〜玉ねぎペーストの作り方〜
材料:
- たまねぎ
- 水
- 玉ねぎを刻む(ミキサーやフードプロセッサーでも)
- 鍋に水をヒタヒタに入れて火にかける。
- トローリとしたら出来上がりです。
- 離乳食の月齢に応じて、初期はすりつぶして、中期は刻んでください。
あとは、製氷皿に入れて小分けにしたり、ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍します。
一週間を目安に使い切ってください。
また、解凍する時は、常温で解凍すると雑菌が繁殖するので、
必ず火を通すか、レンジで解凍するようにしてください。
玉ねぎペーストは、野菜スープを作る時に他の野菜と混ぜたり、
お粥にいれたり色々とアレンジできますので、色々使ってみてください。
まとめ
- ・玉ねぎは、離乳食の初期から使えます。
- ・玉ねぎは、刺激成分があるので加熱してから使います。
- ・冷凍した場合は、必ず加熱して解凍します。
玉ねぎの離乳食については、いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんに色々な味を教えて、楽しい離乳食にしていきましょう。