離乳食のしらすの使い方。しらす干し、ちりめんじゃこ、どれを選べばいい?

しらす干しって便利ですよね。

そのまま食べられるし、ちょっとした和え物にトッピングしてみてもいいし。

あまったら、炒めてリメイクできるし。

なんと言っても栄養が豊富で離乳食にはもってこいの食材ですね。

今回は、しらす干しについてお話ししましょう。

しらす干しは何の魚?

ところで、しらす干しって何の魚なんでしょう?

色々と調べてみると、鰯(いわし)の稚魚だという事がわかりました。

  • 「しらす」は釜茹でしたもの。
  • 「しらす干し」は釜茹でして、ちょっとだけ干したもの。
  • 「ちりめんじゃこ」は釜茹でした後、しっかりと干して乾燥させたもの。

という事で、もとの魚は一緒で、加工の仕方が違うという事なんですね。

しらす干しの栄養

魚の頭から尻尾まで、全部食べられる魚ですから、

カルシウムは豊富です。

しらす干し100gで、1日に必要なカルシウムが取れるといわれています。

ですので、骨が成長してカルシウムが必要になってくる幼児食にぴったりですね。

アレルギーがなければ、積極的に取り入れたい食品です。

しらす干しとちりめんじゃこ、どっちを選べばいいの?

さて、しらす干しとちりめんじゃこの違いが分かったところで、

どっちを選べばいいのでしょうか?

それは、離乳食の時期によります。

離乳食の初期

離乳食の初期なら、やわらかい、しらす干しが適しています。

離乳食の初期なら、殺菌もかねてお湯で塩抜きして、すりつぶしてあげます。

しらす干しのお粥なんて、とっても栄養価も高く理想の離乳食ですね。

離乳食の後期、完了期

かみごたえのあるちりめんじゃこは、離乳食の後期や完了期がおすすめです。

手づかみで、食べ物を食べるのが得意な離乳食の後期は、

お好み焼きなどに入れるのがおすすめです。

キャベツなど子供が苦手とする野菜をいれても、しっかり食べてくれますね。

お好み焼きの定番といえば、小エビですがエビにアレルギーがあって使えない時や

ちょっと味を変えてみたい時におすすめです。

しらす干しもアレルギーがないわけではありません。

はじめてあげる時は、医療機関のやっている時間帯に、必ず1日に1さじから。

与えて数時間様子をみて、問題がなければレパートリーに加えていきましょう。

アレルギーの確認について詳しくは、こちらの記事をどうぞ。

関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?

まとめ

離乳食のしらす干しの使い方はいかがでしたでしょうか?

しらす干しは、離乳食の初期に、ちりめんじゃこは

離乳食の後期にという感じで使い分けていくと分かりやすいですね。

しらす干しは、余ってしまったら小分けにしてラップに包んで冷凍すると便利です。

使う時は、必ず加熱して殺菌してからつかいましょう。

また、生協等から小分けになった、冷凍しらす干しパックが売られていますので

そういった商品も上手に利用していきたいですね。

上手に利用して、手抜きしましょう。

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