濃厚な黄色が、しっとり美味しいかぼちゃ。
自然な甘みがあって、カロチン等の栄養も豊富に含み、離乳食にはピッタリの食材です。
今回は、離乳食のかぼちゃについてお話しましょう。
目次
かぼちゃは、冷え性のママにおすすめ?
かぼちゃって栄養がありそうだけど、どんな栄養があるのでしょうか?
まず、代表的なのがカロチン、それからビタミンCやビタミンEもたっぷり含んでいますので風邪の予防になります。
昔から「冬至にかぼちゃを食べる。」という習慣も、うなずけますね。
また、体を温める作用もありますので、冷え性のママにもおすすめです。
丸ごとかぼちゃを買ってきたら、まずは・・・
さて、そんな栄養たっぷりのかぼちゃですが、かなり大きいので調理がなかなか大変。
丸ごとドーンと買ってきても、なかなか調理できず、しばらく放置しておくうち、
回りが白くなってダメになるなんて、あるあるですよね。
さらに酷い時にはカビ?らしき物が生えてきて、無惨な結果に終わるのです^^;
なので、買ってきたら早いうちに「エイヤ〜♪」と一気に調理してしまうのがポイントです。
かぼちゃはペーストにして冷凍が便利
かぼちゃを早く調理しなくてはならないのは分かったとしても、どうしたらよいのでしょうか?
一番良いのはペーストにしておく事です。
ペーストにしておけば、離乳食だけでなく、牛乳や調味料を加えれば大人用のスープになるので便利ですよ~。
よくフランス料理で出てきますような、あのオシャレなスープです。
夏は冷やして、冷製スープが美味しいですね。
また、アレルギーさえなければ(かぼちゃアレルギーはあまり聞かないですが)
離乳食の初期からあげる事ができますので、とても優秀な食材ですね。
かぼちゃをペーストにして余ったら、製氷皿にいれて冷凍しておきます。
そして、食べたい時にレンジで解凍して、離乳食や大人のスープが作れます。
かぼちゃをまるごと一個ペーストにした場合は、製氷皿ではなく、ジップロックが便利です。
かぼちゃペーストをジップロックに移して、平らにします。
冷凍庫に入れる前に、ジップロックを菜箸などで挟み、板チョコみたいに溝をつくるのがポイント!
凍ったまま、ポキッと折れるのでちょっとだけ使いたいときに便利です。
かぼちゃのペーストの作り方
材料:
- かぼちゃ1/4
- 水
道具:
- 鍋
- ミキサー
- かぼちゃを3㎝角位に切ります。(あとで茹でるので、ちょっと大きくても大丈夫です。)
- かぼちゃを切った時に、種やワタを取り除き、皮もむいておきます。(皮を使いたい場合は少量にします。入れすぎると、苦みがでるためです。)
- 切ったかぼちゃを鍋に入れて、水をヒタヒタにいれて、火にかけます。
- ある程度煮て、菜箸が通るくらいの固さにゆであがったら、冷まします。(この時の茹で汁は栄養があるので、捨てないで取っておいてください。)
- 冷めたら、茹で汁ごとミキサーにかけます。
- トローリとしたら出来上がりです。
- 冷凍する時は、製氷皿に入れて冷凍すると使いたいだけ使えるので便利です。
かぼちゃスープの作り方
材料:
- かぼちゃペースト50cc
- 牛乳250cc
- コンソメ一個
- 塩少々
- コショウ少々
- ドライパセリ少々もしくは、青のり少々
道具:
- 鍋
- かぼちゃペーストを入れた鍋に、牛乳を入れて火にかけます。(全体で300ccになる様に、濃いのが好きな方はペーストを多めに)
- コンソメを入れて塩コショウを少々して、味をつけます。
- パセリや青のりを振りかけて出来上がりです。(分量は目分量です。コンソメの量はパッケージにしたがって下さい。)
離乳食のかぼちゃで注意する事
離乳食中期以降に使う時は、コンソメを少しだけ入れて薄味にします。
牛乳にアレルギーがある場合や、動物性のタンパク質をあげたくない時には、牛乳の代わりに豆乳にしてもヘルシーです。
(牛乳だと胸焼けする大人や、カロリーをおさえたい大人にもおすすめです。)
牛乳や豆乳にアレルギーのある場合や、離乳食初期の場合は何も入れずにペーストだけをあげます。
かぼちゃアレルギーはあまり聞きませんが、無いわけではありません。
どちらにしても、離乳食の初期は様子をみながら、少しだけあげていきましょう。
関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?
まとめ
離乳食のかぼちゃは、いかがでしたでしょうか?
離乳食初期から使えて、健康にも良くて、お手頃価格で便利な食材ですね。
時間のある時に、ペーストして冷凍ストックしておきましょう。
朝は、かぼちゃスープにパンを添えて、美味しくて健康な朝食が食べられますね。