赤ちゃんもお座りをする様になると、いよいよ離乳食が始まります。
一般的に離乳食は10倍粥から始まって、7倍粥、5倍粥へと移行していくのですが、切り替えのタイミングがよく分からなかったりしますね。
今回は10倍粥・7倍粥・5倍粥の作り方と切り替えのタイミングについて紹介します。
目次
10倍粥・7倍粥は生後5ヶ月〜6ヶ月から
- 生米大さじ2(30cc)に水300ccを加える
- お鍋でコトコトと1時間くらい煮る
- 最初沸騰するまでは強火で、後の20分は弱火にし焦げない様にまぜる
- 最後の20分間は蒸らす。
- 柔らかくなったら、最後にすり鉢ですりつぶして完成
保健センターの資料を見ると、「10倍粥と7倍粥は、生後5ヶ月〜6ヶ月の赤ちゃんから」と、一括りにされています。
10倍粥とは、生米1に対して水が10の割合のお粥の事をいいます。
沢山作って冷凍しておくのもおすすめです。
個人差があるので、あまり神経質にとらえる必要もないと思いますが、最初は10倍粥から与えてみて様子を見るのがいいと思います。
キチンと消化できていて食べてくれる様でしたら、6ヶ月頃を目安に7倍粥に移行してもよいのではないかと思います。
ただ、本当にこればかりは個人差があります。
うちの子の場合、母子手帳の6ヶ月のページを見返してみると、まだあまり離乳食は食べてくれなかった様子です。
どちらかというと、5の5倍粥の移行の時の方が、歯の生え方や、消化に負担はないかなど気をつけてみる必要があります。
なので、7倍粥は10倍粥からのステップアップで、5倍粥への準備期間と考えると良いと思います。
また、赤ちゃんが嫌がる様だったり、消化に不安があるようでしたら、10倍粥にもどしてあげたり、ミルクや母乳にもどると良いです。
体重の増えが少なかったり、栄養状態が心配な時は、助産婦さんや、かかりつけの小児科の指示に従ってください。
5倍粥は生後9ヶ月から
離乳食の5倍粥をあげるおおよその目安は、生後9ヶ月を過ぎたあたりから少しづつ試してみるといいと思います。
5倍粥に移行するのは7倍粥を問題なく食べられるようになってからです。
初めて5倍粥を与えた時にモグモグと食べてくれるなら、
だんだん増やしていけばいいし、ダメなら7倍粥に戻せばいいです。
個人差があるので焦らず、様子を見つつ進めていきましょう。
電子レンジを使ったお粥(離乳食)の作り方
- 炊いてあるご飯小さじ1に水30ccを耐熱皿にいれます。
- 500ワットのレンジで1分加熱します。
- 取り出したら、しばらく蒸らします。
- 出来上がったらすり鉢や裏ごしなどをしてなめらかにします。
炊いてあるご飯を利用する時は、ご飯1に対して水は3の割合になります。
ご飯を炊き忘れた!!なんて時に便利ですね。
炊飯器を使ったお粥(離乳食)の作り方
1. 炊飯器に普通にお米をといでセットします。
2. そのお米の上にココット皿など耐熱の器に大さじ1(15cc)のお米に水150ccを入れたお皿をのせて普通に炊きます。
3. 大人のご飯と一緒に10倍粥の炊きあがります。
4. すり鉢や裏ごしでなめらかにします。
毎回、炊きたての10倍粥を食べさせてあげる事ができますね。
炊いてあるご飯を使ったお粥(離乳食)の作り方
- 炊いてあるご飯を利用する時は、ご飯1に対して水は6の割合になります。
- 鍋にご飯と水を入れて弱火で10分炊きます。
- 5〜6分蒸らして出来上がりです。
鍋を使ったお粥(離乳食)の作り方
- お鍋に炊いてあるご飯小さじ1と水30ccを入れて火にかけます。
- フツフツと沸騰してきたら、火を止めて数分間蒸らします。
- すり鉢や裏ごしでなめらかにして出来上がりです。
離乳食のお粥まとめ
さて、10倍粥・7倍粥・5倍粥については、いかがでしたでしょうか?
さんざん、お粥を紹介してきてなんですが、実は、私自体あまりお粥だけを作った記憶がありません。
いつも、大人のご飯をすりつぶしてました。
保健センターの講習とかに行った時はちゃんとお粥を作るのですが、頑張って作っても全然食べてくれなくて・・・
本当に腹が立って息子にスプーン投げつけて、二人で大泣きしたこともあります。
そんな時、ある本で(名前は忘れました)「一般に6ヶ月になったら離乳食と言われていますが個人差があります。」と、書かれているのを発見しました。
さらに、「極端な話、食べたがらなければ無理しなくても良い」と書かれていて、なんだか、とっても安堵した覚えがあります。
自然出産で有名な松ヶ丘助産院の宗祥子先生はこのように言っています。
「赤ちゃんがハイハイをはじめた頃を目安に、1歳まではミルクや母乳の補助食として考えましょう」
なので、赤ちゃんが食べたがらない場合は、無理をせず悩まないでいた方がいいかもしれませんね。
成長曲線からはずれていたり、心配だったり、問題がある場合はかかりつけの小児科や助産婦さんの指示に従ってくださいね。
それでは、楽しい子育てライフを送ってください。