離乳食の鮭はいつから? 塩分は大丈夫?簡単な鮭フレークの作り方は?

和食の定番のお魚と言えば鮭!

クセが少ないので、子供は食べやすいですね。

うちの子供達も、他の焼き魚は食べてくれないのですが、鮭だけは大好きです。

冷凍もできるし、骨もとりやすいし子供にはピッタリですね。

今回は、離乳食の鮭についてお話ししましょう。

離乳食の鮭はいつから?

鮭は、なんと白身魚に分類されるんですが、あなたは知ってましたか?

「赤いんだから赤身魚でしょ?」と勘違いされがちですが、

れっきとした白身魚の一種です。

実は、鮭の身が赤いのは、アスタキキサンチンという成分が含まれているからなのです。

エビやカニが赤いのと同じ理屈です。

そう言えば、ピンク色が美しい鳥のフラミンゴも

エサにしている藻のおかげでピンク色になると聞いたことがあります。

話がそれてしまいました。

鮭は白身の魚に分類されているので、理屈からいうと離乳食初期からあげる事ができます。

ですが、鮭は脂肪分が多いので胃に負担がかかります。

赤ちゃんの胃は、未熟なので脂肪分が多い物は上手く消化する事ができません。

そんな理由もあり、初期はやめておきましょう。

アレルギーに注意

魚は、タンパク質ですので、アレルギーの確率が高いです。

中でも、鮭は厚生省から出されている「アレルギー食品の18品目」の

1つにカウントされていますので、慎重に与えてください。

また、はじめての食材を与える時は、かかりつけ医のやっている時間帯にします。

1日1さじだけあげてみて、数時間様子をみてください。

問題がなければレパートリーに加えていきましょう。

離乳食のアレルギーについては、以下の記事も参考になります。

関連記事離乳食のアレルギーの確認と進め方。こんな症状が出たら注意。検査はできる?

離乳食の鮭は、何を買ったら良い?

離乳食に使う鮭は、お刺身用のサーモンがおすすめです。

塩鮭は、塩分が高すぎます。

大人でもしょっぱいほどですので、赤ちゃんには向きません。

生鮭も良いのですが、骨の心配が少々あります・・・。

その点、少ししか食べない赤ちゃんには、骨も塩もついていなくて

鮮度の良いお刺身用のサーモンがピッタリです。

「お刺身用のサーモン」、という言い方をしましたが、

鮭と何が違うか気になるかもしれませんね。

・・・実は、明確な違いがあるわけではありません。

ただ、昔から鮭を生で食べることはありませんでした。

寄生虫の問題があったからです。

でも、現在は衛生管理や冷凍技術が向上したおかげで

寄生虫を駆除できるようになったため

お刺身で食べられるものも出てきたわけです。

それから、普段スーパーなどで見かけるお刺身は

ほとんど「サーモン」として売られていますよね。

ですので、この記事内でもお刺身の鮭のことは

「お刺身のサーモン」と呼ぶこととします。

※鮭とトラウトサーモンの厳格な区別については、

また次の機会に調査してみたいと思います。

ただし、赤ちゃんにはお刺身用サーモンであっても生であげてはいけません!!

生のお刺身は、もう少し胃が成長するのを待ってからあげてください。

子供にお刺身を与える時期については、こちらの記事をどうぞ

刺身やお寿司って子どもに食べさせても大丈夫?いつからなら安心してあげられる?

★離乳食には、お刺身用のサーモンを茹でてあげてくださいね。

簡単な鮭フレークの作り方

材料:

  • サーモンのお刺身
  • みりん少々
  • 塩少々
  1. 鍋に水を沸騰させる。
  2. 沸騰したら、サーモンのお刺身を入れる。
  3. 茹であがったら、ザルに入れて水をきり冷まします。
  4. 茹であがったサーモンに、みりん少々と塩少々加えて煎ります。

できあがりです。

冷凍する時は、製氷皿に入れたり、シリコンカップに入れたりして下さい。

ジップロック等の冷凍保存袋も便利です。

まとめ

  • アレルギー18品目にカウントされています、アレルギーに注意してください。
  • 離乳食の初期には、脂肪分が多いので控えてください。
  • 離乳食には、お刺身を茹でてあげるのが便利です。

鮭は、子供の大好きなお魚の1つです。

上手に日々の食事に加えて、大人と一緒の食事が作れると楽ですね。

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