共働きの家庭は家事の分担しないと大変!夫の家事の割合はどれぐらい?

私、半年前に仕事復帰した二児の母です。

とは言え、私の仕事は週3日なのでフルタイムで働いているワーキングママさんよりは少しはプレッシャーも軽いと思います。

でも、そんな私でも、夫からの言葉にイライラするときもあります。

例えば、夫からの「手伝おうか?(Can I help you something? )」という言葉が嫌いです。

(補足:我が家はオーストラリア在住、夫はオーストラリア人です。)

「手伝うって何?」「家事や育児は私だけの『仕事』なの?」とモヤモヤしてしまいます。

なので、素直に「うん、これやって」とは言えずに、険悪ムードになりがちです。

(手伝ってくれるだけマシ、という考えももちろんわかるのですが・・・)

そんな夫には、

「『手伝う』とか言わないで。育児は両親ですることです。家事は家族ですることです!」と、何度も伝えています。

それでも、『手伝う』という言葉をつい使ってしまうのは、やはり「家事・育児=妻の仕事」という概念から抜け出せないのでしょうか。

今日は、そんな共働きの家族には、どんな分担や役割が適当なのでしょうか。

お互いに何を気をつけたらいいのでしょうか。

実体験も含めて、ご紹介したいと思います。

「イクメン」という言葉。ありがたいけど、ありがたくない。

最近では「イクメン」という言葉が出てきました。

「育児を積極的にするメンズ(男性)」という意味で、単に子供がいる男性を指すものではありません。

実際に「育児休暇」を申請する男性や育児に積極的に参加する男性のことを意味します。

大正時代や昭和初期の日本では、育児や家事は妻がすることでした。

女は良妻賢母で黙って男を立て、家庭をしっかり守る、そんな時代だったようです。

しかし現代、不況が続く中、1つの収入(シングルインカム)では家庭が成り立たない場合もあり、共働き(ダブルインカム)をせざるを得ない場合もあります。

もちろん、数十年前からは女性の社会進出が受け入れられ、金銭的な問題ではなく、女性が単に仕事をしたいという共働きも珍しくありません。

そんな中、「イクメン」という言葉で、男性が家事や育児をすることは常識となり、世間の概念を現代の常識に合わせ変えてくれることは、女性としてはうれしいのです。

反面、「イクメン=家事や育児を『手伝う』」と考えている男性も多いと思います。

私の考えでは、家事や育児は夫婦の共通の仕事だと思っています。

なので、「手伝う」という表現に違和感を持つのです。

実際、芸能人パパの窪塚洋介さんや、つるの剛さんが「イクメン」という言葉に疑問を抱いていますね。

「家事や育児は、父親ならば普通にすることだ。」と、声を大にして表明してもらえて、個人的にはとてもうれしいことです。

「イクメン」という言葉を作らなければ、育児や家事に参加する男性が出てこなかったということは少し悲しい気がします。

「思いやり」と「気遣い」を忘れてしまった・・・

専業主婦でも共働きでも、夫婦ならもともとは「愛し合った」二人のはずです。

でも、毎日の忙しさと慌しさで、「思いやり」と「気遣い」を忘れてしまうことがあると思います。

私も専業主婦だったころ、

「何でもっと早く帰ってこれないの?」

「なんでもっと手伝ってくれないの?」と不満ばかりで、感謝の気持ちは全くなくなっていました。

実際問題、夫のお給料がなければ家族4人が路頭に迷うのに、、、

そして、夫も「俺は働いているから家事は妻の仕事!」とばかりに思っていたのでしょう。

「1日中いったい君は何をしていたの?」と本気で言われたことがあります。

たまに育児や家事をしたら「ドヤ顔」、そして「あの時、俺は家事をした!」とばかりに自慢したり、、、

会社の仕事も主婦の仕事もどっちも大変

会社での仕事は、週休2日で、平均して1日8~10時間労働です。

ランチ時間には、同僚と楽しく自分の好きなものを好きなペースで食べられます。

もちろん、仕事は激務で、理不尽なことで上司から叱られたり、顧客から不満が出たりと大変なことだって多いことでしょう。

しかし、家事育児は毎日です。

休みがありません。

子供が乳幼児のころは、理不尽なことが毎時間起こります。

そして、徹夜もしばしばで、8時間睡眠なんて子供が2歳になってもできないママはたくさんいるのです。

食べない、泣き止まない、寝ない、わがままイタズラ放題。

日常茶飯事です。

どちらが「えらい」とか「大変」とか、競争ではないのです。

「お互いに」個々大変なのです。

ママは365日24時間なのをわかってほしい

でも、夫にわかってほしいのは、育児と家事は休みがないことなのです。

乳児の新ママは特に365日24時間の激務です。

睡眠時間もほぼありません。

だから、専業主婦でも共働きでも、家事や育児は分担するべきなのです。

我が家は、子供が幼いころはケンカが耐えませんでした。

子供が大きくなるに連れ、親も成長するのですね。

最近は、やっと分担できてきているような気がします。

家事・育児内容を確認しよう!<たとえば我が家の場合>

まずは、お互いにどんな育児と家事があるのかを確認するところからはじめてもいいと思います。

もちろん、性格や向き不向きもあるので、相談をして分担することが大事でしょう。

そして、がんばりすぎずに、現代のすばらしい家電に頼ることも忘れないようにしましょう。

たとえば、我が家の場合、料理は妻の私の役割です。

月1ほどで、夫が気まぐれで週末に作ってくれます。

夫の料理の味は決して悪くありません。

しかし、夫の場合、残り物で料理ができません。

代替の材料で料理もしません。

こだわりの食材や部位で、レシピどおりにしか料理ができないのです。

残念ながら、我が家の日常にそんな時間も経費もありません。

病気で私が寝込むときは、出前でピザを頼んだり、私を置いて外食してもらったほうがよっぽど安上がりになるくらいです(ゆっくり休めるし!)。

幸い、私も料理をするのは好きなほうです。

大雑把な性格もあって、残り物でアレンジ料理も、時短も抵抗なく受け入れられます。

しかし、夫のような手の込んだおもてなし料理は苦手です。

だから、日常の料理は自然と私の役割に、月1くらいでホームパーティのメインは夫というような形になりました。

かといって、毎日料理をする私と、月1程度の料理をする夫では、バランスが取れません。

だから、毎日の食事の後片付けは、夫の仕事になりました。

とはいえ、洗い物は大きな鍋と炊飯器の釜のみですが。

あとは、我が家には大きな食器洗い乾燥機があるので、使った食器をそこに入れるだけです。

夕食後、食器洗い乾燥機を稼動しても、そのまま寝てしまうことも多いので、次に食器洗い乾燥機を開けるのは朝が多いのです。

そして、朝は私も夫もバタバタしているので、結局食器を棚に戻すというタスクは夕食前に私がやることになり、最近までモヤモヤしておりました。

そこで、最近は朝、時間に余裕のある7歳の長女担当にしました。

家事は家族でするものだと娘に実体験で覚えてもらう(育児)という一石二鳥を深々と感じております。笑

また、時間の融通が利くトイレとお風呂場の掃除も夫がしてくれています。

毎日しなくてもいいような家事が、夫の仕事になっているような気がします。

そして、家にいる時間が長い私は、洗濯や料理といった毎日の家事担当のようです。

最近では、洗濯の分類、洗濯機に洗濯物をいれるというのは5歳の長男担当となりました。

洗濯物を干す時間がない場合は、乾燥機も使っています。

その後、洗濯物をたたむのは、夕食前に長女長男と3人で誰が一番きれいにたためるか、という競争をしながらやることもあります。

来年からは、フルタイム復帰を考えているので、もう少し分担したいところです。

長女も長男も大きくなることですから、家族で分担してもいいですよね。

まとめ

私の仕事

  • 毎日の料理
  • 日々の掃除
  • 洗濯物を干す
  • 洗濯物をたたむ

夫の仕事

  • 月一のホームパーティに出すおもてなし料理
  • 毎日の食事の後片付け
  • トイレとお風呂場の掃除

長女の仕事

  • 食洗機で洗い終わった食器を棚に戻す
  • 洗濯物をたたむ

長男の仕事

  • 洗濯の分類、洗濯機に洗濯物をいれる
  • 洗濯物をたたむ

負担を減らすために家事を自動化しよう!

食器洗い乾燥機がなければ、今よりももっともっと家事が大変だったでしょう。

食洗機は安い家電ではありませんが、我が家では必需品です。

最近さらに、ロボット掃除機や自動床拭機などを購入して、少しでも家事の負担が減らせたらと思っているところです。

パナソニック 食器洗い乾燥機

手洗いよりもきれいに洗えるのに、使う水の量は1/7で済むのでとってもエコ。

6人家族用なのでたっぷりの食器を収納できます。

東芝 トルネオ ロボ

ダストステーションが、本体が集めたゴミを回収してくれます。

自動で充電、お掃除タイマーもあり、1ヶ月間のお掃除をお任せできます。

エコバックスジャパン DEEBOT

こちらのロボット掃除機は、通常のお掃除はもちろんのこと、なんと水拭きもしてくれます。

お掃除が終わったり、バッテリーが少なくなったら、自分で充電台に戻って充電します。

あとがき:海外で有名になった動画。

「365日休みなしで働く仕事の面接」

最後に一本の動画をご紹介します。

寝る時間もなく、座る時間もないとか、新米ママだったらそのとおりですが、子供が大きくなった今の私の立場ではちょっと大げさな動画かもしれません。

でも、「現場総監督=母親」というのは納得ですね。

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