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スーパーに行くと、油のコーナーには色々な油が並んでしますね。
菜種油にひまわり油、サラダ油にゴマ油、etc、スタンダードなのは、こんな感じ。
少々変わったのになると、グレープシードオイル、エゴマオイル、アマニオイル色々ありますね。
でも、こんなに沢山あるけれど、何をどうやって使っていいのか?わからない!!
そんな人のために、今回は食用油について調べてみました。
これをみれば、あなたも油博士ですよ!!
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食用油は、大きく分けると3種類
スーパーに行くと、色んな種類の油があって、「さっぱりわからない!!」となってしまいますが、基本を知っていれば迷うことはありません。
食用油は、大きく分けると下記の3つに分類することができるのです。
脂肪を構成する物質 | 形状 | 多く含まれているオイル名 |
飽和脂肪酸 | 常温で固まっている。 | 動物性脂肪のオイル、牛脂、ラード、ココナッツ油 |
単価不飽和脂肪酸 | 常温で液体状である。 | オリーブオイル、 サフラワーオイル |
多価不飽和脂肪酸 | 常温で液体状である。 または、柔らかい。 | 大豆オイル、ひまわりオイル、 魚の油 |
飽和脂肪酸は、あまり取ると体によくなさそうな気もします。
日本人の栄養所要量では、摂取の目安を飽和脂肪酸を3、単価脂肪酸を4、多価脂肪酸を3、の割合で取ることを推奨しています。
参考資料↓
食用油を買うときに注意すること
食用油を買うときに注意することといえば、なるべく低温圧搾法で取られた物を使うことです。
低温圧搾法とはつまり、低い温度で絞った物です。
少々値段が高いものもありますが、この方法で作られた油を選べば間違いありません。
なぜか?というとですが、油にの取り方には大きく分けで2種類あります。
薬品を使った溶剤摘出法
油を薬品を使って植物から採った後に、熱などをかけて薬品を抜く方法。
多くの油を安く沢山採ることができますが、熱をかけるので酸化の恐れがあり、薬品を使うので少々の薬品が残っているという説もあります。
価格があまりに安い油は、要注意です。
低温圧搾法
油を昔ながらの製法で、科学的処理をせず、低温でじっくりと圧搾機などで絞ったものです。
熱をかけていないので酸化の恐れはありません。
また、薬品を使っていないので、植物本来の栄養素が溶け込んでいます。
価格は少々高いですが、安心です。
菜種油のように物によっては安心で安い物もあります。
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7種類の油の使い分けテクニック
〜加熱に向いている油5選〜
ごま油
太白ごま油
白ごま油は、癖がないので色々なお料理に使えます。
中華料理、天ぷら、ドレッシングなど。
髪や肌のお手入れにも使っている人もいます。
太白ごま油がお薦めです。
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焙煎ごま油
焙煎ごま油は、独特の風味がありますので、風味を活かしたい時に使います。
餃子や中華料理、キンピラなど和風の物にも。
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オリーブオイル
イタリアンといえば、オリーブオイルですね。
オリーブオイルは3種に分けることができます。
エクストラバージンオリーブオイル
エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブオイルの中でも最上級でオリーブの実を絞って濾過しただけのものです。
オリーブオイルは加熱に強いので、炒め物などにもOKですが、風味もよく、お値段が高いので、もったいないですね。
サラダにかけたり、バゲットにつけたり、生で楽しんで。
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ファインオリーブオイル
バージンオリーブオイルを採った後の物を溶剤摘出して採ったオイル。
海外では食用とされていないため、国内では出回っていません。
ピュアオリーブオイル
バージンオリーブオイルと上記のファインオリーブオイルを混ぜたもの。
国内のスーパーでよく見るオリーブオイルというのがこれです。
個人的には溶剤摘出なので、あまりお薦めしていません。
菜種油
酸化しにくく、熱に強く、癖もないので、色々な料理に向いています。
炒め物、サラダ、天ぷら、焼き物、なんでも使えますね。
また、低温圧搾のものでも、低価格で購入できるので揚げ物用に買っておくのも良いですね。(スーパーのサラダ油より高いですが、、、)
私は、生協の物を愛用してますが、自然食品で有名なオーサワジャパンの菜種油も安心ですね。
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グレープシードオイル
ぶどうの種を乾燥させて、絞ったものです。
酸化しにくく、熱に強く、癖もないので色々な料理に向いています。
炒め物、サラダ、揚げ物、焼き物、なんでも使えます。
低温圧搾の物を買いましょう。
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米油
米糠から取られる油。
熱に強く酸化しにくく、癖もないので色々な料理に使えます。
揚げ物、炒め物、サラダ、なんでもいけます。
低温圧搾の物を買いましょう。
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〜加熱に弱い油2選〜
亜麻仁(アマニ)オイル
今や、アレルギーなど色々な効能があるので有名になりましたが、加熱に弱いオイルです。
サラダなど生で使う料理やジュースに入れても。
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荏胡麻(エゴマ)オイル
またの名をしそオイルと言います。
しそのオイルなので、アレルギーなどの効能が有名ですね。
加熱に弱いオイルです。
サラダなど生で使う料理やジュースに入れても。
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まとめ
食用油については、いかがでしたでしょうか?
食用油を買うときは、なるべく低温圧搾の物を買いましょう。(別名、コールドプレス法とも言います。)
食用油は、加熱に強いものと弱いものがありますので、用途によって使い分けると良いですね。
低温圧搾の油でも、価格が高いとも限りませんので上手に使い分けましょう。
低温圧搾でも、菜種油はリーズナブルです。
あとがき
私は、ずーっとオリーブオイルは体に良いものと思っていました。
しかしながら、エクストラバージンオリーブオイルと名前のついたオリーブオイル以外は、溶剤摘出オリーブのオイルとバージンオイルを混ぜたものだったんですね。
調べてみると色々なことがわかりますね。